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鹿狩り2日目だ。狩りの決着を付けたいので、今日は採取依頼を受けなかった。
なので成果を出さねば赤字になってしまう。かと言って気負い過ぎても獲物に悟られるだけなので焦りは禁物。
ちなみに採取した薬草は昨日の間に届けてある。
薬屋の店主さんは出来れば加工の手伝いを、今日の依頼にしたかったみたいだけど、僕は狩りを優先した。
だって宿のおじさんとの約束の方を先にこなさねば、大食い冒険者さんが食事に困る。勿論宿のおじさんも。
いや買えば良いだけの話だろうけど、折角なので良いお肉を持って行ってあげたい。
食の神の信者と言うのはかなり珍しい存在だ。中立神の一柱だけど、奥さんの大地の女神の方が圧倒的にメジャーである。
僕が信仰するのは大地の女神の妹でもある、森の女神。
そんなに熱心な信者ではないけれど、以前に見た神像はとても美人だったのでお気に入りだ。
どうせ信仰するなら美人の神様の方がなんだか嬉しいから、丁度良かった。
食の神は森の女神の姉婿だ。つまりその信者さんなら親戚の様なものだろうか。
『シャー』
くだらない事を考えてたらぺチぺチと尻尾で腕を叩かれ、ヨルムに真面目にやれと叱られた。
ヨルムは人の言葉を理解するし、僕となら頭の中に、念話とやらで直接話を出来る。
でも本当に必要な時以外はあまり喋りたがらない。
僕よりずっと知識があって、困っていたら色々な事を教えてくれたりもしたけれど、言葉は真意を違えて伝える事があるからあまり好きじゃないんだそうだ。
そんな難しい事を言われても良く判らないが、この判らないって事こそがヨルムの言う真意を違えてって部分なのかなとは思う。
実際言葉にされなくても何を考えてるかは大体判るし、別に寂しくも無い。
昨日子連れの鹿を見つけた付近へとやって来た。静かにゆっくりと気配を殺しながら地面を探す。
ころんころんとした糞を見つける。一際小さい糞とそうで無い物がセットになっているのは、昨日の親子連れだろう。
近くに残った細長い蹄の痕も大小と2種類ある。
しかし更に注意深く地を探れば、先程の2種類よりも更に大きな糞と蹄の痕を見つけた。
鹿の蹄の痕は猪と似ており見分けが付き難い。
余程柔らかい地面なら細かな違いもはっきり出るので問題ないが、この森の地面だとそこまでの区別は出来なかった。
だけど糞は全然違うので今回は鹿と断定出来る。しかも大きさ的に多分オスだろう。
足跡は、恐らく然程古い物じゃない。丁度都合の良い獲物だった。
僕はこの足跡を追う事に決め、けれども先に大分早目の昼食を取る事にする。
だって一度追いかけ始めたら途中で中断する事は無いだろうし、今食べないともう食べる機会が無さそうだもの。
とは言え森の中で食べれる物なんて、そんなに大した物じゃない。
僕は水筒の水で手を清めると、ナイフで干し肉を薄く裂く。一つ削いではヨルムの口に、も一つ削いでは自分の口に。
ヨルムはがばっと飲み込むし、僕は干し肉をじっくりと噛む。
宿のおじさん特製の干し肉だ。別段飛び上がるほど美味しいって訳じゃないけれど、旅用の干し肉に比べたら随分と柔らかい。
塩漬け肉みたいに塩辛くも無いし、ゆっくりと噛んで居ると唾液に脂の旨味が溶け出して来た。まあその分日持ちはそんなにしないけど。
肉を飲み込んでから、水筒に口を付ける。ぬるい水だが、それでも美味しい。
削いだ肉をもう一口食べる前に、大丈夫、判ってる。ヨルムの口元にも差し出す。それから僕がもう一口。
決して豪勢な食事では無いけれど、僕には充分嬉しい贅沢である。
10歳か11歳かの時に村を出て、一番驚いたのは昼食だ。村では朝と夕しか食べないのが当たり前だったから。
狩人である父に連れられて森に入る時だけは、手軽に食べれる軽食を持ち込んでいたけれど、でもそれは貴重な肉を持ち帰る狩人の特権みたいな物なのだ。
だから普通に皆が昼時になると食事をするのが、僕にはとても贅沢な事に感じられた。
今では僕もすっかりその贅沢に慣れてしまったが、それでも昼は軽くてもそんなに気にならない。
食べる事自体は生を実感出来てとても好きなので、食べれる機会は出来るだけ逃したくも無いけれど。
腹を6分ほど満たし、充分な休息を取った僕は足跡の追跡を開始する。
焦る必要はそんなに無い。急がなくても追い続けて居ればそのうちに相手には出くわすだろう。
変に急いでヘマをして獲物に見つかりでもすれば、それこそ全てが台無しになる。
大事なのは慎重に確実に追いかけて仕留める事。
僕は相手に気づいており、相手は僕をまだ知らない。アドバンテージは追う側にこそ存在するのだ。
あと一つ、ちょっとこれは威張れた話じゃないのだけれど、ヨルムなら確実に獲物に気づかれる前に向こうの気配に気づいてくれるだろう。
此れが僕一人だと相手に先に気付かれてしまう可能性は充分にあるけど、ヨルムが居るなら確実だ。
正直こう、少し悔しいけど、今は確実に成果を上げる事が大事である。
それに努力を諦めなければ、ちゃんと生きて居れば何時かは追い付と思うから。
ゆっくり、ゆっくり、少しずつ、僕は獲物を追いかけて行く。
思ったよりもずっと早くに獲物の雄鹿に追い付いた。
ヨルムの合図に周囲を探れば、……確かに其処にソイツは居る。しかも妙に悠々と。
のんびりした性格の個体なのだろうか、前足で地面を掘り返しては何かを食べて、そしてまた別の場所でも同じ事を繰り返していた。
ただしサイズはとても大きい。この大きさは僕にとっては少しばかり困った事だ。
先ずあのサイズだと、可食部位と角のみを持ち帰るにしてもそれなりの大荷物だろう。
幸い見つけるまでの時間が早かったので、荷物が多くなってもまだ何とかはなる。仮に日暮れが近ければ今日此奴を狩るのは諦めていたかも知れない。
大荷物を抱えて、血の匂いを付けたまま日の暮れた森で過ごすのは、今の僕には危険過ぎた。
そしてもう一つ、サイズが大きいと言う事は生命力に富むって事だ。
具体的には筋肉の量が増えるから急所に矢が届き難く、つまりはタフになる。
一度矢を当てた獲物は逃げられても出来る限り追いかけて仕留めねばならない。
草食の獲物を逃がしたならば、見知らぬ遠くで苦痛に塗れて死ぬだろう。それは食せもしないのに無為に苦しめて森の命を奪った事になる。
肉食の獲物を逃がしたならば、手負いの獣は人に復讐の牙をむくだろう。それは自分の不手際で、自分以外の誰かを危険にさらす事になる。
僕は二本の矢を矢筒から抜くと、一本を口に咥え、もう一本を弓に番えた。
喉を狙って一発で仕留めるか、或いは後ろ足を射って機動力を殺してもう一本の矢で仕留めるか……。
迷い、悩み、そして躊躇う。どうするのが最善だろうか。
すると胸元からヨルムがするすると上がって来て、僕の耳元でシュルシュルと舌を鳴らした。
それは言葉じゃ無かったけど、ヨルムの意思はしっかり伝わる。
頑張れだったり、しっかりしろだったり、自分を信じろだったり、全部が混じり合った励ましだ。
心を決めた。狙いを雄鹿の喉に定める。
呼吸を細く、長く、整えて行く。吸って、吐く、吸って、吐く。
その度に、呼吸と一緒に心も細く、獲物を貫き通せる様に細く、鋭く。
繰り返し、集中が最大限に高まったと感じた時、僕の心が一本の矢になった瞬間、呼吸を止めて、そして放つ。
放たれた矢は、宙を切り裂き、狙い違わず雄鹿の喉に吸い込まれた。
雄鹿は驚いたように顔を上げて辺りを見回し、逃げ去ろうとくるりと回って、バタリと倒れ伏す。
僕は咥えた矢を離して矢筒に戻す。酷く汗をかいている。
けれど会心の一撃の感触に、獲物を仕留めた喜びに、僕は拳を握りしめた。
なので成果を出さねば赤字になってしまう。かと言って気負い過ぎても獲物に悟られるだけなので焦りは禁物。
ちなみに採取した薬草は昨日の間に届けてある。
薬屋の店主さんは出来れば加工の手伝いを、今日の依頼にしたかったみたいだけど、僕は狩りを優先した。
だって宿のおじさんとの約束の方を先にこなさねば、大食い冒険者さんが食事に困る。勿論宿のおじさんも。
いや買えば良いだけの話だろうけど、折角なので良いお肉を持って行ってあげたい。
食の神の信者と言うのはかなり珍しい存在だ。中立神の一柱だけど、奥さんの大地の女神の方が圧倒的にメジャーである。
僕が信仰するのは大地の女神の妹でもある、森の女神。
そんなに熱心な信者ではないけれど、以前に見た神像はとても美人だったのでお気に入りだ。
どうせ信仰するなら美人の神様の方がなんだか嬉しいから、丁度良かった。
食の神は森の女神の姉婿だ。つまりその信者さんなら親戚の様なものだろうか。
『シャー』
くだらない事を考えてたらぺチぺチと尻尾で腕を叩かれ、ヨルムに真面目にやれと叱られた。
ヨルムは人の言葉を理解するし、僕となら頭の中に、念話とやらで直接話を出来る。
でも本当に必要な時以外はあまり喋りたがらない。
僕よりずっと知識があって、困っていたら色々な事を教えてくれたりもしたけれど、言葉は真意を違えて伝える事があるからあまり好きじゃないんだそうだ。
そんな難しい事を言われても良く判らないが、この判らないって事こそがヨルムの言う真意を違えてって部分なのかなとは思う。
実際言葉にされなくても何を考えてるかは大体判るし、別に寂しくも無い。
昨日子連れの鹿を見つけた付近へとやって来た。静かにゆっくりと気配を殺しながら地面を探す。
ころんころんとした糞を見つける。一際小さい糞とそうで無い物がセットになっているのは、昨日の親子連れだろう。
近くに残った細長い蹄の痕も大小と2種類ある。
しかし更に注意深く地を探れば、先程の2種類よりも更に大きな糞と蹄の痕を見つけた。
鹿の蹄の痕は猪と似ており見分けが付き難い。
余程柔らかい地面なら細かな違いもはっきり出るので問題ないが、この森の地面だとそこまでの区別は出来なかった。
だけど糞は全然違うので今回は鹿と断定出来る。しかも大きさ的に多分オスだろう。
足跡は、恐らく然程古い物じゃない。丁度都合の良い獲物だった。
僕はこの足跡を追う事に決め、けれども先に大分早目の昼食を取る事にする。
だって一度追いかけ始めたら途中で中断する事は無いだろうし、今食べないともう食べる機会が無さそうだもの。
とは言え森の中で食べれる物なんて、そんなに大した物じゃない。
僕は水筒の水で手を清めると、ナイフで干し肉を薄く裂く。一つ削いではヨルムの口に、も一つ削いでは自分の口に。
ヨルムはがばっと飲み込むし、僕は干し肉をじっくりと噛む。
宿のおじさん特製の干し肉だ。別段飛び上がるほど美味しいって訳じゃないけれど、旅用の干し肉に比べたら随分と柔らかい。
塩漬け肉みたいに塩辛くも無いし、ゆっくりと噛んで居ると唾液に脂の旨味が溶け出して来た。まあその分日持ちはそんなにしないけど。
肉を飲み込んでから、水筒に口を付ける。ぬるい水だが、それでも美味しい。
削いだ肉をもう一口食べる前に、大丈夫、判ってる。ヨルムの口元にも差し出す。それから僕がもう一口。
決して豪勢な食事では無いけれど、僕には充分嬉しい贅沢である。
10歳か11歳かの時に村を出て、一番驚いたのは昼食だ。村では朝と夕しか食べないのが当たり前だったから。
狩人である父に連れられて森に入る時だけは、手軽に食べれる軽食を持ち込んでいたけれど、でもそれは貴重な肉を持ち帰る狩人の特権みたいな物なのだ。
だから普通に皆が昼時になると食事をするのが、僕にはとても贅沢な事に感じられた。
今では僕もすっかりその贅沢に慣れてしまったが、それでも昼は軽くてもそんなに気にならない。
食べる事自体は生を実感出来てとても好きなので、食べれる機会は出来るだけ逃したくも無いけれど。
腹を6分ほど満たし、充分な休息を取った僕は足跡の追跡を開始する。
焦る必要はそんなに無い。急がなくても追い続けて居ればそのうちに相手には出くわすだろう。
変に急いでヘマをして獲物に見つかりでもすれば、それこそ全てが台無しになる。
大事なのは慎重に確実に追いかけて仕留める事。
僕は相手に気づいており、相手は僕をまだ知らない。アドバンテージは追う側にこそ存在するのだ。
あと一つ、ちょっとこれは威張れた話じゃないのだけれど、ヨルムなら確実に獲物に気づかれる前に向こうの気配に気づいてくれるだろう。
此れが僕一人だと相手に先に気付かれてしまう可能性は充分にあるけど、ヨルムが居るなら確実だ。
正直こう、少し悔しいけど、今は確実に成果を上げる事が大事である。
それに努力を諦めなければ、ちゃんと生きて居れば何時かは追い付と思うから。
ゆっくり、ゆっくり、少しずつ、僕は獲物を追いかけて行く。
思ったよりもずっと早くに獲物の雄鹿に追い付いた。
ヨルムの合図に周囲を探れば、……確かに其処にソイツは居る。しかも妙に悠々と。
のんびりした性格の個体なのだろうか、前足で地面を掘り返しては何かを食べて、そしてまた別の場所でも同じ事を繰り返していた。
ただしサイズはとても大きい。この大きさは僕にとっては少しばかり困った事だ。
先ずあのサイズだと、可食部位と角のみを持ち帰るにしてもそれなりの大荷物だろう。
幸い見つけるまでの時間が早かったので、荷物が多くなってもまだ何とかはなる。仮に日暮れが近ければ今日此奴を狩るのは諦めていたかも知れない。
大荷物を抱えて、血の匂いを付けたまま日の暮れた森で過ごすのは、今の僕には危険過ぎた。
そしてもう一つ、サイズが大きいと言う事は生命力に富むって事だ。
具体的には筋肉の量が増えるから急所に矢が届き難く、つまりはタフになる。
一度矢を当てた獲物は逃げられても出来る限り追いかけて仕留めねばならない。
草食の獲物を逃がしたならば、見知らぬ遠くで苦痛に塗れて死ぬだろう。それは食せもしないのに無為に苦しめて森の命を奪った事になる。
肉食の獲物を逃がしたならば、手負いの獣は人に復讐の牙をむくだろう。それは自分の不手際で、自分以外の誰かを危険にさらす事になる。
僕は二本の矢を矢筒から抜くと、一本を口に咥え、もう一本を弓に番えた。
喉を狙って一発で仕留めるか、或いは後ろ足を射って機動力を殺してもう一本の矢で仕留めるか……。
迷い、悩み、そして躊躇う。どうするのが最善だろうか。
すると胸元からヨルムがするすると上がって来て、僕の耳元でシュルシュルと舌を鳴らした。
それは言葉じゃ無かったけど、ヨルムの意思はしっかり伝わる。
頑張れだったり、しっかりしろだったり、自分を信じろだったり、全部が混じり合った励ましだ。
心を決めた。狙いを雄鹿の喉に定める。
呼吸を細く、長く、整えて行く。吸って、吐く、吸って、吐く。
その度に、呼吸と一緒に心も細く、獲物を貫き通せる様に細く、鋭く。
繰り返し、集中が最大限に高まったと感じた時、僕の心が一本の矢になった瞬間、呼吸を止めて、そして放つ。
放たれた矢は、宙を切り裂き、狙い違わず雄鹿の喉に吸い込まれた。
雄鹿は驚いたように顔を上げて辺りを見回し、逃げ去ろうとくるりと回って、バタリと倒れ伏す。
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