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「自分に価値があると思ってるの?」
この文字だけを見た時、どんな人物と背景を思い浮かべるだろう。学校でいじめっ子が理不尽な言葉をぶつけた場面? 職場で上司が放ったパワハラ? ネットの海で匿名の自称正義が張り上げている陳腐な言葉? いいや、どれも違う。
これは正真正銘、実の母親が僕に投げかけた言葉だ。ほとんどの人は驚くか、あるいはごく少数の僕と同じ境遇にいる人だけは大いに理解してくれるだろう。
“家族というものは血が繋がっているだけの他人だ”とアダルトチルドレンに関する本に書かれているのを見た時、僕は深く頷いて納得したことを今でも憶えている。だからと言って心が救われることはなく、残ったのは希望も何もない残酷な現実だけだったが。
長年一緒に過ごしてきた僕が思うに、母は人間として大事な何かを失っている。しかし一般社会の生活を送る上での支障はない。むしろ優秀な人材だと評価される部類に入るだろう。人当たりも良く社会人としての常識も持ち合わせていて、片親で僕のことを育てながら自立して生きるスキルを身に着けている。それは僕にとってあまりにも厄介だった。
あなたは一人じゃ何もできない。あなたは私が居るから生きていける。そういった母の束縛、過干渉、洗脳が僕の人格を瞬く間に形成していき、着実に人生を蝕んでいった。
実際に僕は一人では何もできない。何か普段と違うアクションを起こすとき、必ず母に訊ねて正しいか確認する。過去の経験上、それが間違いなく反対されることであっても、それによって自分の心が傷付くと分かっていても、僕は律儀に母の刃を心で受け止め、その痛みで正誤を判断する。
僕が物心付いた時から父は居なかった。あなたを置いて逃げたのよ、と母は恨むように度々口にしていたが、僕には父の行動がとても理解できたから恨むようなことはしない。唯一責める点があるとすれば、こんな母と結婚して僕という存在をこの世界に生み落としたことだけだ。
♢
「今日も雨降りさんだね」
外から漏れ聞こえてくる雨音。その心地よさに勝る優菜の優しい声が、僕の心に水玉模様の波紋を広げた。作業を止めた僕は優菜に視線を向けて、綺麗な横顔に呟く。
「さんを付けるほどありがたくないよ」
「それは私たちにとってでしょ。誰かにとっては恵みの雨なんだよ。たとえば、農家さんとか! 5月はずっと雨不足だったし、京介くんだって野菜とか食べるでしょ?」
6月に入り梅雨が到来して、じめじめとした不快感が肌を纏うようになった今日この頃。僕と優菜はほとんど一緒に学校生活を過ごすようになった。だが、他のクラスメイトがいる前では話さない。こうして二人きりになった時間に限り、会話の足跡が一つずつ刻まれていく。それがこの学校という社会を生き抜くための僕たちの協定になった。
すっかり僕たちはクラスの輪から外れてしまったが、いじめなどという低俗な行為を受けることもなく、穏やかに過ごせているのは幸運なことだろう。もっとも僕たちのどちらかが学校を休んでしまえば、一瞬にして孤独に変わってしまうが、僕は元々ずっと一人だったから慣れっこだ。優菜は進級前、どう過ごしていたのだろうと考えながら会話を繋ぎ合わせる。
「まあ食べるけど……。別になくたって構わないよ」
「そんな子供みたいなこと言って。今度私が作ってあげようか?」
冗談でも「うん」と頷ける勇気はなかったが、「いらないよ」などと変なプライドを持って否定しまうようなことも、この頃の僕はしなかった。
たぶん僕は優菜のことが好きだ。それは恋愛感情なのか、あるいは同じ人間として尊敬を抱く気持ちなのか、今はまだ言葉にできるような理由はない。一つ分かっているのは、太陽に向かって健気に花を咲かす向日葵を見て心動かされる時のような、感性のままに惹かれる純粋な想いなのだと思う。
「……何で黙ってるの? 私、結構美味しいもの作れるんだよ」
思考回路を駆け巡らせているあいだに、優菜が眉を下げて悲しそうに呟くので、僕は慌てて頭から言葉を引っ張り出す。
「じゃあ、お願いしようかな」
「うん、お願いされました! 約束だよ?」
もし僕が優菜のように小説を書くとしたら、間違いなくヒロインのモデルとして彼女を選ぶだろう。となると必然的に僕は冴えない主人公と言ったところか。よくある設定だしお似合いだな、と僕は優菜に気付かれないように苦笑した。
「それにしても、この図書室は本当に誰も来ないね。ずっと私たちだけの貸切だよ」
「今の学生は本なんて読まないのかもな」
「なにそれ。京介くんだって学生でしょ、それに私だって」
「僕たちは特殊……特別なんだよきっと」
図書委員になった僕たちは、毎週水曜日の放課後に、学校の簡易的な図書室の仕事を担当する。貸出や返却の受付から始まり、本の整理、室内の清掃、そしてお喋りも立派な業務だ。全生徒が図書室内で本を読んだり、あるいはテスト勉強などの学習をすることも認められているので、誰かが居れば僕たちがこうして話すこともなくなる。
だがこの学校には本好きがいないらしく、滅多に人は訪れない。水曜日という週の中間地点というのも影響しているだろうか。だから僕たちの会話はいつもほとんど途切れることなく続く。その時間が僕は好きだ。
「優菜の小説でも置けば、誰か借りに来るんじゃないか」
「誰が私の小説なんかに興味あるのさ」
「僕みたいなやつだろうね」
「それは自虐?」
「いいや、自慢だよ。僕は優菜の小説をいつか読めることをとても誇りに思っている」
初めて優菜が小説を書いていることを知った日から、優菜との距離も幾分か縮まった。しかし僕はまだ優菜の小説を手にしたことはない。それどころかタイトルも、ジャンルも、あらすじも──何ひとつ知らない。
「なんだかそう言われるとプレッシャーになっちゃうなあ」
「そういえば、どんな物語を書いてるんだ?」
「それは言えないよ。ネタバレになっちゃうもん」
「あらすじとかは?」
うーん……と言葉を詰まらす優菜に、僕は何かおかしなことを訊いているだろうかと首を傾げる。けれど優菜には優菜なりの考えがあるらしく、右手の人差し指を頬に当てて(どうやら優菜の癖らしい)、一つの疑問を僕に投げかけた。
「たとえば、本屋さんで気になる新刊を見つけた時、京介くんはその本のレビューを参考にして買ったりする?」
「うーん、タイトルや表紙に一目惚れしたような感覚だったら、何も調べずにすぐ買うかもしれない」
「だよね、私もそう。何も情報のない真っ新な状態で本の世界に飛び込みたい。人との出会いだって、相手のことを何も知らないから会話を重ねて、少しずつその人のことを知っていく。私と京介くんもそうだったよね。だから私はその気持ちで京介くんに自分の小説を読んでほしいの」
とても共感できた僕は納得して頷くと、優菜も満足に微笑んでくれた。
「ねえ、京介くん」
優菜の問いかけに反応した僕は、すぐに察して目を閉じる。まるでキスを待つかのような空気感の中、実際に触れたのは僕の鼓膜から伝わる優菜の甘い声だった。また僕の心は一段と優菜の色に染まっていく。
「来世は花になりたい」
いつしか優菜が視ている世界を、僕の心にも宿してみたいと思うようになった。
この文字だけを見た時、どんな人物と背景を思い浮かべるだろう。学校でいじめっ子が理不尽な言葉をぶつけた場面? 職場で上司が放ったパワハラ? ネットの海で匿名の自称正義が張り上げている陳腐な言葉? いいや、どれも違う。
これは正真正銘、実の母親が僕に投げかけた言葉だ。ほとんどの人は驚くか、あるいはごく少数の僕と同じ境遇にいる人だけは大いに理解してくれるだろう。
“家族というものは血が繋がっているだけの他人だ”とアダルトチルドレンに関する本に書かれているのを見た時、僕は深く頷いて納得したことを今でも憶えている。だからと言って心が救われることはなく、残ったのは希望も何もない残酷な現実だけだったが。
長年一緒に過ごしてきた僕が思うに、母は人間として大事な何かを失っている。しかし一般社会の生活を送る上での支障はない。むしろ優秀な人材だと評価される部類に入るだろう。人当たりも良く社会人としての常識も持ち合わせていて、片親で僕のことを育てながら自立して生きるスキルを身に着けている。それは僕にとってあまりにも厄介だった。
あなたは一人じゃ何もできない。あなたは私が居るから生きていける。そういった母の束縛、過干渉、洗脳が僕の人格を瞬く間に形成していき、着実に人生を蝕んでいった。
実際に僕は一人では何もできない。何か普段と違うアクションを起こすとき、必ず母に訊ねて正しいか確認する。過去の経験上、それが間違いなく反対されることであっても、それによって自分の心が傷付くと分かっていても、僕は律儀に母の刃を心で受け止め、その痛みで正誤を判断する。
僕が物心付いた時から父は居なかった。あなたを置いて逃げたのよ、と母は恨むように度々口にしていたが、僕には父の行動がとても理解できたから恨むようなことはしない。唯一責める点があるとすれば、こんな母と結婚して僕という存在をこの世界に生み落としたことだけだ。
♢
「今日も雨降りさんだね」
外から漏れ聞こえてくる雨音。その心地よさに勝る優菜の優しい声が、僕の心に水玉模様の波紋を広げた。作業を止めた僕は優菜に視線を向けて、綺麗な横顔に呟く。
「さんを付けるほどありがたくないよ」
「それは私たちにとってでしょ。誰かにとっては恵みの雨なんだよ。たとえば、農家さんとか! 5月はずっと雨不足だったし、京介くんだって野菜とか食べるでしょ?」
6月に入り梅雨が到来して、じめじめとした不快感が肌を纏うようになった今日この頃。僕と優菜はほとんど一緒に学校生活を過ごすようになった。だが、他のクラスメイトがいる前では話さない。こうして二人きりになった時間に限り、会話の足跡が一つずつ刻まれていく。それがこの学校という社会を生き抜くための僕たちの協定になった。
すっかり僕たちはクラスの輪から外れてしまったが、いじめなどという低俗な行為を受けることもなく、穏やかに過ごせているのは幸運なことだろう。もっとも僕たちのどちらかが学校を休んでしまえば、一瞬にして孤独に変わってしまうが、僕は元々ずっと一人だったから慣れっこだ。優菜は進級前、どう過ごしていたのだろうと考えながら会話を繋ぎ合わせる。
「まあ食べるけど……。別になくたって構わないよ」
「そんな子供みたいなこと言って。今度私が作ってあげようか?」
冗談でも「うん」と頷ける勇気はなかったが、「いらないよ」などと変なプライドを持って否定しまうようなことも、この頃の僕はしなかった。
たぶん僕は優菜のことが好きだ。それは恋愛感情なのか、あるいは同じ人間として尊敬を抱く気持ちなのか、今はまだ言葉にできるような理由はない。一つ分かっているのは、太陽に向かって健気に花を咲かす向日葵を見て心動かされる時のような、感性のままに惹かれる純粋な想いなのだと思う。
「……何で黙ってるの? 私、結構美味しいもの作れるんだよ」
思考回路を駆け巡らせているあいだに、優菜が眉を下げて悲しそうに呟くので、僕は慌てて頭から言葉を引っ張り出す。
「じゃあ、お願いしようかな」
「うん、お願いされました! 約束だよ?」
もし僕が優菜のように小説を書くとしたら、間違いなくヒロインのモデルとして彼女を選ぶだろう。となると必然的に僕は冴えない主人公と言ったところか。よくある設定だしお似合いだな、と僕は優菜に気付かれないように苦笑した。
「それにしても、この図書室は本当に誰も来ないね。ずっと私たちだけの貸切だよ」
「今の学生は本なんて読まないのかもな」
「なにそれ。京介くんだって学生でしょ、それに私だって」
「僕たちは特殊……特別なんだよきっと」
図書委員になった僕たちは、毎週水曜日の放課後に、学校の簡易的な図書室の仕事を担当する。貸出や返却の受付から始まり、本の整理、室内の清掃、そしてお喋りも立派な業務だ。全生徒が図書室内で本を読んだり、あるいはテスト勉強などの学習をすることも認められているので、誰かが居れば僕たちがこうして話すこともなくなる。
だがこの学校には本好きがいないらしく、滅多に人は訪れない。水曜日という週の中間地点というのも影響しているだろうか。だから僕たちの会話はいつもほとんど途切れることなく続く。その時間が僕は好きだ。
「優菜の小説でも置けば、誰か借りに来るんじゃないか」
「誰が私の小説なんかに興味あるのさ」
「僕みたいなやつだろうね」
「それは自虐?」
「いいや、自慢だよ。僕は優菜の小説をいつか読めることをとても誇りに思っている」
初めて優菜が小説を書いていることを知った日から、優菜との距離も幾分か縮まった。しかし僕はまだ優菜の小説を手にしたことはない。それどころかタイトルも、ジャンルも、あらすじも──何ひとつ知らない。
「なんだかそう言われるとプレッシャーになっちゃうなあ」
「そういえば、どんな物語を書いてるんだ?」
「それは言えないよ。ネタバレになっちゃうもん」
「あらすじとかは?」
うーん……と言葉を詰まらす優菜に、僕は何かおかしなことを訊いているだろうかと首を傾げる。けれど優菜には優菜なりの考えがあるらしく、右手の人差し指を頬に当てて(どうやら優菜の癖らしい)、一つの疑問を僕に投げかけた。
「たとえば、本屋さんで気になる新刊を見つけた時、京介くんはその本のレビューを参考にして買ったりする?」
「うーん、タイトルや表紙に一目惚れしたような感覚だったら、何も調べずにすぐ買うかもしれない」
「だよね、私もそう。何も情報のない真っ新な状態で本の世界に飛び込みたい。人との出会いだって、相手のことを何も知らないから会話を重ねて、少しずつその人のことを知っていく。私と京介くんもそうだったよね。だから私はその気持ちで京介くんに自分の小説を読んでほしいの」
とても共感できた僕は納得して頷くと、優菜も満足に微笑んでくれた。
「ねえ、京介くん」
優菜の問いかけに反応した僕は、すぐに察して目を閉じる。まるでキスを待つかのような空気感の中、実際に触れたのは僕の鼓膜から伝わる優菜の甘い声だった。また僕の心は一段と優菜の色に染まっていく。
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