40 / 52
第一章 駆け出し冒険者は博物学者
#36
しおりを挟む
「ようこそ、ハティスの商人ギルドへ。ご用件をお伺いします」
商人ギルドに到着し、そこの受付窓口で早速用件を口にした。
「商売を始める為、ギルドに登録しに伺いました」
「かしこまりました。まず主たる事業の内容を教えてください」
「え? そんなことも言わなきゃならないのか?」
「そりゃそうですよアリシアさん。事業の内容次第で当局の扱いが変わるのは当然です」
「どうしてなの? 商売なんて皆同じじゃないの?」
「それはですねセラさん、むしろ普通の商店なら仕入れて売れば良いけれど、料理の腕もない男がいきなり料理屋をやりたい、なんて言ったらどうです? 料理屋と言いながら給仕の女の子に春を売らせて上前を撥ねるとか、単純に悪事に使う為にギルドカードを手に入れて店も出さないとか、そういうことになってしまうかもしれないんです。
或いは基礎知識もなく薬草屋をやると言い出して、そこらの雑草を病気によく効く薬と偽って高く売りつけるとか。
商人ギルドのギルドカードは、冒険者ギルドのギルドカードなどと比べて高額な登録料を請求されますが、その分第三者に対する信用は高いんです。『こんな高額の登録料を支払ってまで悪事に加担する筈はない』と。
一方で魔術師ギルドや鍛冶師ギルド、大工ギルドのように特定の技術を要求される訳でもありませんが、登録すれば出来ることが多くなります。
悪事に利用したいと思う連中は、だから商人ギルドを選ぶんです。
商人ギルドも、それを踏まえてその事業を営むに値する知識や技術、或いは経験があるかどうかを確認する必要があるんです」
「昨日まで商人ギルドを知らなかったくせに、どうしてそんなに詳しいんだ?」
「知識としてはありました。ただ、何処まで厳密に対応するのかは知りませんでした。
質の悪いギルドだと、相手の素性も確かめずにギルドカードを発行することもある筈ですから、こちらの窓口の方の最初の一言で、このギルドは厳正に商人たちを管理していることがわかったんです」
「お褒め戴き光栄の至り。
私としても、説明の手間が省けて助かります」
「いえこちらこそ。こちらの知識は書物から得た知識に過ぎません。間違っていたら正してくださると助かります。
で、ギルドからの確認事項についてですが、
商会名:『セラの孤児院』
店舗所在地:ハティスの街南区画『セラの孤児院』内
事業内容:1.服飾事業の下請け・卸、2.食肉加工の下請け・卸、3.動物由来素材の卸、4.魔獣由来素材の卸、5.薬草・香草の卸・小売り、6.特定燃料等の製造・販売、7.学校事業、8.その他前各号に附帯する一切の事業
役員:セラ、アリシア、アレク
代表役員:セラ
出資者:アレク
事業内容一覧の裏書きは、服飾事業に関しては【ミラの店】、食肉加工に関しては【テッドの食肉店】、動物由来素材・魔獣由来素材に関しては冒険者ギルド、薬草・香草等に関しては【ナラク婆の薬草店】、特定燃料等に関しては鍛冶師ギルド、がそれぞれ行ってくれる筈。学校事業に関しては裏書を頼める相手がいないから、事業を本格的に開始する際は監査の対象になることを承諾する。
会計報告は年一回。年が明けて、月が二巡りした後。最初の会計報告はカナン暦698年春の二の月末。
役員の解選任等は役員会で決議の後ギルドに登録することを以て効力を発する。
……こんなところですか?」
「……色々と聞きたいことが出てきましたが、取り敢えずこちらから確認しなければならないことは全部入ってますね。
実際役員の解選任等の規定を報告する商人などいませんし、事業内容の裏書なども特殊な場合しか求めませんよ。
あ、でも冒険者ギルドと鍛冶師ギルドの両方を裏書人に指名するってことは、それらのギルドにも登録なさっているんですか?」
「あ、そうでした失礼しました。こちらが冒険者ギルドのギルドカード、こちらが紹介状です。鍛冶師ギルドは純粋な取引相手であってギルドメンバーではありません。ギルドマスターにアレクの名で問い合わせれば確認が取れると思います。またここで挙げている特定燃料等は鍛冶師ギルドの秘匿事項に関わってきますので、詳細は鍛冶師ギルドに問い合わせ願います」
「ギルドカードと紹介状を預かります。おや、銅札ですか。
事業形態は……基本的に卸売りですね。市場に店舗を持ちますか?」
「今日昇格したばかりですけどね。いえ店舗は必要ありません。薬草等の小売りに関しても、冒険者相手を想定していますから」
「わかりました。
それから、会計報告が春の二の月となっていますが、当ギルドでは春の三の月までとなっていますので、それほど急がなくて大丈夫です。
それから、会計士――会計帳簿作成担当者――をギルドから派遣することになりますが、指名はありますか?」
「必要ありません。これが予測最初事業年度収支報告書、これが事業開始時点財産内容報告書、これが開業準備期間仕訳帳でこちらが同期間総勘定元帳です」
「……確かに、ギルドの様式に似ています。確認させていただいても宜しいですか?」
「はい、提出用に持参したものです」
「ですが貴方自身についても確認する必要がありますね。アレクさん、貴方はどの商人からこれを学びましたか?」
「誰からも」
「そんな筈はないでしょう? だってこれは……」
「商人ギルドの秘儀、ですか?」
「そうです。門外不出の秘術です。それを知っている貴方は一体」
「先程事業内容の説明で、鍛冶師ギルドの秘匿事項を扱う、と私は申し上げました。
その件も同様に鍛冶師ギルドで問題になりました。だから鍛冶師ギルドと同様のやり方で返事をしましょう。
先程、私の作った帳簿書類をギルドで確認する、とおっしゃいましたね。
存分に精査してください。おそらく、貴方がたの知らない単語や用語、知らない計算方法や概念が出てくる筈です。
知識というモノは、それを教えた誰かより多く蓄えることは出来ません。
商人ギルドが知らない知識は、即ちギルド以外の場所で生まれた知識ということです。
帳簿の書き方が商人の秘匿事項だというのなら、商人が知らない帳簿の書き方について『知的所有権』を主張したいですね。
はっきり申し上げまして、商人ギルドと喧嘩するつもりはありません。寧ろ、私の帳簿の書き方で気になることがありましたら聞きに来てください。吸収したいことがあったら学び取ってください。
私もまた、ギルドの商人たちのやり方を学びたいと思っています。
お互いに知識を交換しながら、より優れたものを生み出すべきではありませんか?」
「わかりました。ではこれらの書類は預からせていただきます。
それから、『セラの孤児院』に対するギルドカードの発行は、これら書類の確認が終わるまで留保させていただくことになりますが、ご理解願います」
「当然ですね。では知識に関する裏書人として、【リックの武具店】のシンディさんを指定します」
「かしこまりました」
そして、冒険者ギルドのギルドカードは返却され、三日後の来訪を予約して商人ギルドを退去することになった。
商人ギルドに到着し、そこの受付窓口で早速用件を口にした。
「商売を始める為、ギルドに登録しに伺いました」
「かしこまりました。まず主たる事業の内容を教えてください」
「え? そんなことも言わなきゃならないのか?」
「そりゃそうですよアリシアさん。事業の内容次第で当局の扱いが変わるのは当然です」
「どうしてなの? 商売なんて皆同じじゃないの?」
「それはですねセラさん、むしろ普通の商店なら仕入れて売れば良いけれど、料理の腕もない男がいきなり料理屋をやりたい、なんて言ったらどうです? 料理屋と言いながら給仕の女の子に春を売らせて上前を撥ねるとか、単純に悪事に使う為にギルドカードを手に入れて店も出さないとか、そういうことになってしまうかもしれないんです。
或いは基礎知識もなく薬草屋をやると言い出して、そこらの雑草を病気によく効く薬と偽って高く売りつけるとか。
商人ギルドのギルドカードは、冒険者ギルドのギルドカードなどと比べて高額な登録料を請求されますが、その分第三者に対する信用は高いんです。『こんな高額の登録料を支払ってまで悪事に加担する筈はない』と。
一方で魔術師ギルドや鍛冶師ギルド、大工ギルドのように特定の技術を要求される訳でもありませんが、登録すれば出来ることが多くなります。
悪事に利用したいと思う連中は、だから商人ギルドを選ぶんです。
商人ギルドも、それを踏まえてその事業を営むに値する知識や技術、或いは経験があるかどうかを確認する必要があるんです」
「昨日まで商人ギルドを知らなかったくせに、どうしてそんなに詳しいんだ?」
「知識としてはありました。ただ、何処まで厳密に対応するのかは知りませんでした。
質の悪いギルドだと、相手の素性も確かめずにギルドカードを発行することもある筈ですから、こちらの窓口の方の最初の一言で、このギルドは厳正に商人たちを管理していることがわかったんです」
「お褒め戴き光栄の至り。
私としても、説明の手間が省けて助かります」
「いえこちらこそ。こちらの知識は書物から得た知識に過ぎません。間違っていたら正してくださると助かります。
で、ギルドからの確認事項についてですが、
商会名:『セラの孤児院』
店舗所在地:ハティスの街南区画『セラの孤児院』内
事業内容:1.服飾事業の下請け・卸、2.食肉加工の下請け・卸、3.動物由来素材の卸、4.魔獣由来素材の卸、5.薬草・香草の卸・小売り、6.特定燃料等の製造・販売、7.学校事業、8.その他前各号に附帯する一切の事業
役員:セラ、アリシア、アレク
代表役員:セラ
出資者:アレク
事業内容一覧の裏書きは、服飾事業に関しては【ミラの店】、食肉加工に関しては【テッドの食肉店】、動物由来素材・魔獣由来素材に関しては冒険者ギルド、薬草・香草等に関しては【ナラク婆の薬草店】、特定燃料等に関しては鍛冶師ギルド、がそれぞれ行ってくれる筈。学校事業に関しては裏書を頼める相手がいないから、事業を本格的に開始する際は監査の対象になることを承諾する。
会計報告は年一回。年が明けて、月が二巡りした後。最初の会計報告はカナン暦698年春の二の月末。
役員の解選任等は役員会で決議の後ギルドに登録することを以て効力を発する。
……こんなところですか?」
「……色々と聞きたいことが出てきましたが、取り敢えずこちらから確認しなければならないことは全部入ってますね。
実際役員の解選任等の規定を報告する商人などいませんし、事業内容の裏書なども特殊な場合しか求めませんよ。
あ、でも冒険者ギルドと鍛冶師ギルドの両方を裏書人に指名するってことは、それらのギルドにも登録なさっているんですか?」
「あ、そうでした失礼しました。こちらが冒険者ギルドのギルドカード、こちらが紹介状です。鍛冶師ギルドは純粋な取引相手であってギルドメンバーではありません。ギルドマスターにアレクの名で問い合わせれば確認が取れると思います。またここで挙げている特定燃料等は鍛冶師ギルドの秘匿事項に関わってきますので、詳細は鍛冶師ギルドに問い合わせ願います」
「ギルドカードと紹介状を預かります。おや、銅札ですか。
事業形態は……基本的に卸売りですね。市場に店舗を持ちますか?」
「今日昇格したばかりですけどね。いえ店舗は必要ありません。薬草等の小売りに関しても、冒険者相手を想定していますから」
「わかりました。
それから、会計報告が春の二の月となっていますが、当ギルドでは春の三の月までとなっていますので、それほど急がなくて大丈夫です。
それから、会計士――会計帳簿作成担当者――をギルドから派遣することになりますが、指名はありますか?」
「必要ありません。これが予測最初事業年度収支報告書、これが事業開始時点財産内容報告書、これが開業準備期間仕訳帳でこちらが同期間総勘定元帳です」
「……確かに、ギルドの様式に似ています。確認させていただいても宜しいですか?」
「はい、提出用に持参したものです」
「ですが貴方自身についても確認する必要がありますね。アレクさん、貴方はどの商人からこれを学びましたか?」
「誰からも」
「そんな筈はないでしょう? だってこれは……」
「商人ギルドの秘儀、ですか?」
「そうです。門外不出の秘術です。それを知っている貴方は一体」
「先程事業内容の説明で、鍛冶師ギルドの秘匿事項を扱う、と私は申し上げました。
その件も同様に鍛冶師ギルドで問題になりました。だから鍛冶師ギルドと同様のやり方で返事をしましょう。
先程、私の作った帳簿書類をギルドで確認する、とおっしゃいましたね。
存分に精査してください。おそらく、貴方がたの知らない単語や用語、知らない計算方法や概念が出てくる筈です。
知識というモノは、それを教えた誰かより多く蓄えることは出来ません。
商人ギルドが知らない知識は、即ちギルド以外の場所で生まれた知識ということです。
帳簿の書き方が商人の秘匿事項だというのなら、商人が知らない帳簿の書き方について『知的所有権』を主張したいですね。
はっきり申し上げまして、商人ギルドと喧嘩するつもりはありません。寧ろ、私の帳簿の書き方で気になることがありましたら聞きに来てください。吸収したいことがあったら学び取ってください。
私もまた、ギルドの商人たちのやり方を学びたいと思っています。
お互いに知識を交換しながら、より優れたものを生み出すべきではありませんか?」
「わかりました。ではこれらの書類は預からせていただきます。
それから、『セラの孤児院』に対するギルドカードの発行は、これら書類の確認が終わるまで留保させていただくことになりますが、ご理解願います」
「当然ですね。では知識に関する裏書人として、【リックの武具店】のシンディさんを指定します」
「かしこまりました」
そして、冒険者ギルドのギルドカードは返却され、三日後の来訪を予約して商人ギルドを退去することになった。
41
あなたにおすすめの小説
「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~
あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。
彼は気づいたら異世界にいた。
その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。
科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
スライムすら倒せない底辺冒険者の俺、レベルアップしてハーレムを築く(予定)〜ユニークスキル[レベルアップ]を手に入れた俺は最弱魔法で無双する
カツラノエース
ファンタジー
ろくでもない人生を送っていた俺、海乃 哲也は、
23歳にして交通事故で死に、異世界転生をする。
急に異世界に飛ばされた俺、もちろん金は無い。何とか超初級クエストで金を集め武器を買ったが、俺に戦いの才能は無かったらしく、スライムすら倒せずに返り討ちにあってしまう。
完全に戦うということを諦めた俺は危険の無い薬草集めで、何とか金を稼ぎ、ひもじい思いをしながらも生き繋いでいた。
そんな日々を過ごしていると、突然ユニークスキル[レベルアップ]とやらを獲得する。
最初はこの胡散臭過ぎるユニークスキルを疑ったが、薬草集めでレベルが2に上がった俺は、好奇心に負け、ダメ元で再びスライムと戦う。
すると、前までは歯が立たなかったスライムをすんなり倒せてしまう。
どうやら本当にレベルアップしている模様。
「ちょっと待てよ?これなら最強になれるんじゃね?」
最弱魔法しか使う事の出来ない底辺冒険者である俺が、レベルアップで高みを目指す物語。
他サイトにも掲載しています。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
扱いの悪い勇者パーティを啖呵切って離脱した俺、辺境で美女たちと国を作ったらいつの間にか国もハーレムも大陸最強になっていた。
みにぶた🐽
ファンタジー
いいねありがとうございます!反応あるも励みになります。
勇者パーティから“手柄横取り”でパーティ離脱した俺に残ったのは、地球の本を召喚し、読み終えた物語を魔法として再現できるチートスキル《幻想書庫》だけ。
辺境の獣人少女を助けた俺は、物語魔法で水を引き、結界を張り、知恵と技術で開拓村を発展させていく。やがてエルフや元貴族も加わり、村は多種族共和国へ――そして、旧王国と勇者が再び迫る。
だが俺には『三国志』も『孫子』も『トロイの木馬』もある。折伏し、仲間に変える――物語で世界をひっくり返す成り上がり建国譚、開幕!
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
高身長お姉さん達に囲まれてると思ったらここは貞操逆転世界でした。〜どうやら元の世界には帰れないので、今を謳歌しようと思います〜
水国 水
恋愛
ある日、阿宮 海(あみや かい)はバイト先から自転車で家へ帰っていた。
その時、快晴で雲一つ無い空が急変し、突如、周囲に濃い霧に包まれる。
危険を感じた阿宮は自転車を押して帰ることにした。そして徒歩で歩き、喉も乾いてきた時、運良く喫茶店の看板を発見する。
彼は霧が晴れるまでそこで休憩しようと思い、扉を開く。そこには女性の店員が一人居るだけだった。
初めは男装だと考えていた女性の店員、阿宮と会話していくうちに彼が男性だということに気がついた。そして同時に阿宮も世界の常識がおかしいことに気がつく。
そして話していくうちに貞操逆転世界へ転移してしまったことを知る。
警察へ連れて行かれ、戸籍がないことも発覚し、家もない状況。先が不安ではあるが、戻れないだろうと考え新たな世界で生きていくことを決意した。
これはひょんなことから貞操逆転世界に転移してしまった阿宮が高身長女子と関わり、関係を深めながら貞操逆転世界を謳歌する話。
『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』
チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。
気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。
「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」
「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」
最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク!
本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった!
「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」
そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく!
神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ!
◆ガチャ転生×最強×スローライフ!
無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる