59 / 69
第11章 執事VS執事
2
しおりを挟む
数日後、わたしはいつものようにパソコンを前に執筆の仕事をしていた。
「朝からお仕事ですか。主様は勤勉ですね」
そう言うハーヴェイは今日は作業服姿だ。
「今日バイトだっけ?」
「はい。行ってまいります」
「ハーヴェイ。あの。疲れてる?」
なんとなく、そんな気がしてつい、口をついて出た。
「朝ごはん。自分の分は作ってなかったみたいだし……」
「気を遣わせてしまったようですね。だいじょうぶです。昨晩少し食べ過ぎてしまっただけですから」
「……そう。気を付つけてね」
「ありがとうございます」
見送りつつ、昨日の夜のメニューが、シンプルなサラダとお豆腐だったのを思い出す。
「……」
ハーヴェイとの間の気まずさはのけられたものの、なんとなく根本解決にはなっていないような気がする。
数日こっち、彼はまだやっぱり元気がない。
ふとしたときに考え込んだりしている。
原因が自分だということがわかっているから、余計、罪悪感に胸が痛む。
「メイナードはどう思う? いったいどうしたらいいんだろう」
それは夕暮れ時、ふらりとスマホからやってきたメイナードとオレンジジュースの残りを飲みながら、ふとした瞬間に口にしたことから始まった。
「なにか、ハーヴェイにも元気になってもらう方法は――」
「そうですね」
いつもなら滑らかに助言が滑り出てくるその口元がかすかに開き、なにかを噛み締めように蠢く。
「ハーヴェイさんは、主様が心配なのですよ。その気持ちはよくわかります。わたくしもそうです。ほの様ことを思うと、この身が引き裂かれるほどに……千の針で刺されたように苦しく思いますから」
メイナードの表現は相変わらず詩的だが、なんだかいつもの大ぶりな抑揚がない。
優しい彼らにこんな顔をさせている。
主としていけない自覚はある。
「うん。ごめんね、色々心配かけて」
口にすると考え込んでしまって、わたしは立ち上がった。
ひとまず物理的にも心理的にも、空気を入れ替えよう。
ワンルームの窓に向かう。
「わたくしを――いいえ」
言いよどんだメイナードの、ふっと苦み走った吐息が聴こえた気がする。
「ハーヴェイさんを安心させる方法としては――おそらくただ一つでしょう」
「え――」
がらがらと開けた窓から、さあっと初夏の風が舞い込んでくる。
その風は六月という時季には珍しく意外と強くて、机の上に置いた書類や本類がかさっかさと音を立て、ばたんと、一冊の本が床に落ちる。
あわてて窓を閉め、本を拾い、中身を確かめる。
「あちゃー」
いくつかページが折れちゃった。残念。これ結構値段する本なんだよね。
「……」
ん?
反応が返ってこないのを不思議に思い、振り返って静止する。
メイナードの乱れた前髪が目を隠している。
いつも上げている前髪が降りただけで、だいぶ印象が変わる。
知的な彼が、なんだか野性的に見えるな。
なんて思っていると、メイナードは彼らしくもないぞんざいな手つきでくしゃっと前髪に手をかけた。
「ふっ。……そいつを俺に訊くってか」
「え?」
なんか、声色が違うような。
「ハーヴェイの奴を、どうしたら安心させられるかって……?」
なんだか胡乱な目つきでふらりふらりと近寄ってこられて、ぐっと強い力で腕をとられる。
「め、メイナード?」
「見上げた根性してんじゃねーか。主様よ」
そのまま片腕を持ち上げられ、力づくで壁に押し付けられる。
斜め上から見下ろされている……?
「ちょ。メイナード、いったいどうしちゃった……?」
「俺の答えはこうだ。よく聴いとけよ」
すっと身をかがめ、唇を耳元に近づけ――。
普段の軽やかさのかけらもない声が、すごんだ。
「死んでも教えねー」
「な……?」
上げた顔はほの暗い笑顔を浮かべている。
「それどころか、次ハーヴェイとうまくやる手立てなんか訊いてみろ」
にっと笑って口元をぬぐう仕草はまるで、飢えた獣のようだ。
「あんたのこと、めちゃめちゃにしてくれるぜ」
「……は?」
いかん。場の空気にそぐわない間抜けな声を出してしまった。
一人称、口調、声音。
どれもがいつものメイナードじゃなさすぎて、言われている内容が入ってこない。
はぁっと呆れたように息をついて、メイナードは斜めに身体をかたむけた。
「立ち直れないくらい、好きにさせてもらうっつってんだよ」
また解読が困難なことを言ったかと思うと、ぐっと身体を近づけて、頬に手を当てられた。
「なぁ、どうしてくれんだよ。毎晩すっかり腑抜けにされちまう。元マフィア族のこの俺が、あんたのせいで……」
「……ひっ……」
内容は相変わらず入ってこないが、そのぶんヴィジュアルは目に焼き付いてくる。
切なそうな瞳で流し目する様が妙に色気があって……。
「こんな気持ちにさせた責任、今からじっくりとってもらうぜ」
ようやくわたしは、今やばい状況なのだと悟った。
この目。その辺の不良よりよほどいっちゃってる目つきだ。
「メイナード。ちょっと……落ち着いて……」
ぐっと身体を押しのけようとするが、だめだ。
圧倒的な力差を前に、どうすることもできない。
「そこまでだ、メイナード」
扉が開いて、鋭い低声が響く。
「主様! こちらです」
素早く手を引かれ、抱き寄せられる。
「メイナード! 主様になんて真似を!」
「ちっ。邪魔しやがって」
「目を覚ませ、メイナード!」
先輩執事であるハーヴェイの牽制にも、メイナードは唇を舐めて笑うばかりだ。
「ふーん。俺とやりあおうってのか?」
「そうじゃない。前髪をはやくあげて、いつものお前に」
ハーヴェイの腕の中、渇いた笑い声を聞く。
まさかとは思ったが、この危険な響きの声は紛れもなく、メイナードのものだ。
「主様をこの牙からかっさろうってんなら、そっちも牙剥いてかかってきたらどうだ。ハーヴェイさんよ」
「な……んだと。メイナード、本気で言ってるのか」
「クク、まぁこの牙の餌食になるのがおちだろうがな。あんたも、それからあんたの愛しい主様もだ」
かすかに息を飲み、ハーヴェイは庇うようにわたしを後ろに配置する。
「……いいだろう。そこまで言うなら相手をしてやる。力加減なしでこい」
ふわりとメイナードが妖しく笑った。
「俺の本気を出すことが、あんたにできれば、だがな?」
「お前……!」
やばい。これは非常にやばい。
ハーヴェイまでその気になってしまった。
二人の強さを鑑みると、マジの殺し合いになる。
どうにかして止めないと。
でもどうやって……。
なすすべもなくメイナードを祈る想いで見つめていて、はっと息を呑む。
さっき、『前髪をあげて』、ってハーヴェイ、メイナードに言ってなかったか。
そうあれは、先月の終わり。梅ちゃんとボイスがいい感じになったのを見守った後。
『私の髪だけは、どうかそのままにしておいていただきたい』
そうか。
メイナードがすっかり別の人みたいになっているのは、髪型が関係しているんだ。
今は、いつもと違ってワイルドに前髪を下ろしてる、となれば……。
ハーヴェイと向き合って何度か攻撃をかわし、牽制しあってるタイミングで。
わたしはメイナードの後ろから近づき、作業用に髪をまとめていたクマちゃん柄コームをとりさり、そっとその頭に手を伸ばし――。
そのタイミングでメイナードが振り返った。
「ふん、自分からのこのこやってくるたぁ大胆だね。そういうの、嫌いじゃねーぜ」
やばい。気付かれてた?
「主様……!」
ハーヴェイの叫びも空しく、またメイナードに抱き込まれる形になってしまう。
「ハーヴェイから離れたってことは、こっち側につくってことで、いいんだな?」
にやりとメイナードが笑い、こちらに手を伸ばした瞬間。
「今だ!」
「ぐっ。な、なにしやがる――!」
ぐっと手を上に伸ばし、オレンジの前髪を掴んで、頭髪のてっぺんに留めたのだった――。
「朝からお仕事ですか。主様は勤勉ですね」
そう言うハーヴェイは今日は作業服姿だ。
「今日バイトだっけ?」
「はい。行ってまいります」
「ハーヴェイ。あの。疲れてる?」
なんとなく、そんな気がしてつい、口をついて出た。
「朝ごはん。自分の分は作ってなかったみたいだし……」
「気を遣わせてしまったようですね。だいじょうぶです。昨晩少し食べ過ぎてしまっただけですから」
「……そう。気を付つけてね」
「ありがとうございます」
見送りつつ、昨日の夜のメニューが、シンプルなサラダとお豆腐だったのを思い出す。
「……」
ハーヴェイとの間の気まずさはのけられたものの、なんとなく根本解決にはなっていないような気がする。
数日こっち、彼はまだやっぱり元気がない。
ふとしたときに考え込んだりしている。
原因が自分だということがわかっているから、余計、罪悪感に胸が痛む。
「メイナードはどう思う? いったいどうしたらいいんだろう」
それは夕暮れ時、ふらりとスマホからやってきたメイナードとオレンジジュースの残りを飲みながら、ふとした瞬間に口にしたことから始まった。
「なにか、ハーヴェイにも元気になってもらう方法は――」
「そうですね」
いつもなら滑らかに助言が滑り出てくるその口元がかすかに開き、なにかを噛み締めように蠢く。
「ハーヴェイさんは、主様が心配なのですよ。その気持ちはよくわかります。わたくしもそうです。ほの様ことを思うと、この身が引き裂かれるほどに……千の針で刺されたように苦しく思いますから」
メイナードの表現は相変わらず詩的だが、なんだかいつもの大ぶりな抑揚がない。
優しい彼らにこんな顔をさせている。
主としていけない自覚はある。
「うん。ごめんね、色々心配かけて」
口にすると考え込んでしまって、わたしは立ち上がった。
ひとまず物理的にも心理的にも、空気を入れ替えよう。
ワンルームの窓に向かう。
「わたくしを――いいえ」
言いよどんだメイナードの、ふっと苦み走った吐息が聴こえた気がする。
「ハーヴェイさんを安心させる方法としては――おそらくただ一つでしょう」
「え――」
がらがらと開けた窓から、さあっと初夏の風が舞い込んでくる。
その風は六月という時季には珍しく意外と強くて、机の上に置いた書類や本類がかさっかさと音を立て、ばたんと、一冊の本が床に落ちる。
あわてて窓を閉め、本を拾い、中身を確かめる。
「あちゃー」
いくつかページが折れちゃった。残念。これ結構値段する本なんだよね。
「……」
ん?
反応が返ってこないのを不思議に思い、振り返って静止する。
メイナードの乱れた前髪が目を隠している。
いつも上げている前髪が降りただけで、だいぶ印象が変わる。
知的な彼が、なんだか野性的に見えるな。
なんて思っていると、メイナードは彼らしくもないぞんざいな手つきでくしゃっと前髪に手をかけた。
「ふっ。……そいつを俺に訊くってか」
「え?」
なんか、声色が違うような。
「ハーヴェイの奴を、どうしたら安心させられるかって……?」
なんだか胡乱な目つきでふらりふらりと近寄ってこられて、ぐっと強い力で腕をとられる。
「め、メイナード?」
「見上げた根性してんじゃねーか。主様よ」
そのまま片腕を持ち上げられ、力づくで壁に押し付けられる。
斜め上から見下ろされている……?
「ちょ。メイナード、いったいどうしちゃった……?」
「俺の答えはこうだ。よく聴いとけよ」
すっと身をかがめ、唇を耳元に近づけ――。
普段の軽やかさのかけらもない声が、すごんだ。
「死んでも教えねー」
「な……?」
上げた顔はほの暗い笑顔を浮かべている。
「それどころか、次ハーヴェイとうまくやる手立てなんか訊いてみろ」
にっと笑って口元をぬぐう仕草はまるで、飢えた獣のようだ。
「あんたのこと、めちゃめちゃにしてくれるぜ」
「……は?」
いかん。場の空気にそぐわない間抜けな声を出してしまった。
一人称、口調、声音。
どれもがいつものメイナードじゃなさすぎて、言われている内容が入ってこない。
はぁっと呆れたように息をついて、メイナードは斜めに身体をかたむけた。
「立ち直れないくらい、好きにさせてもらうっつってんだよ」
また解読が困難なことを言ったかと思うと、ぐっと身体を近づけて、頬に手を当てられた。
「なぁ、どうしてくれんだよ。毎晩すっかり腑抜けにされちまう。元マフィア族のこの俺が、あんたのせいで……」
「……ひっ……」
内容は相変わらず入ってこないが、そのぶんヴィジュアルは目に焼き付いてくる。
切なそうな瞳で流し目する様が妙に色気があって……。
「こんな気持ちにさせた責任、今からじっくりとってもらうぜ」
ようやくわたしは、今やばい状況なのだと悟った。
この目。その辺の不良よりよほどいっちゃってる目つきだ。
「メイナード。ちょっと……落ち着いて……」
ぐっと身体を押しのけようとするが、だめだ。
圧倒的な力差を前に、どうすることもできない。
「そこまでだ、メイナード」
扉が開いて、鋭い低声が響く。
「主様! こちらです」
素早く手を引かれ、抱き寄せられる。
「メイナード! 主様になんて真似を!」
「ちっ。邪魔しやがって」
「目を覚ませ、メイナード!」
先輩執事であるハーヴェイの牽制にも、メイナードは唇を舐めて笑うばかりだ。
「ふーん。俺とやりあおうってのか?」
「そうじゃない。前髪をはやくあげて、いつものお前に」
ハーヴェイの腕の中、渇いた笑い声を聞く。
まさかとは思ったが、この危険な響きの声は紛れもなく、メイナードのものだ。
「主様をこの牙からかっさろうってんなら、そっちも牙剥いてかかってきたらどうだ。ハーヴェイさんよ」
「な……んだと。メイナード、本気で言ってるのか」
「クク、まぁこの牙の餌食になるのがおちだろうがな。あんたも、それからあんたの愛しい主様もだ」
かすかに息を飲み、ハーヴェイは庇うようにわたしを後ろに配置する。
「……いいだろう。そこまで言うなら相手をしてやる。力加減なしでこい」
ふわりとメイナードが妖しく笑った。
「俺の本気を出すことが、あんたにできれば、だがな?」
「お前……!」
やばい。これは非常にやばい。
ハーヴェイまでその気になってしまった。
二人の強さを鑑みると、マジの殺し合いになる。
どうにかして止めないと。
でもどうやって……。
なすすべもなくメイナードを祈る想いで見つめていて、はっと息を呑む。
さっき、『前髪をあげて』、ってハーヴェイ、メイナードに言ってなかったか。
そうあれは、先月の終わり。梅ちゃんとボイスがいい感じになったのを見守った後。
『私の髪だけは、どうかそのままにしておいていただきたい』
そうか。
メイナードがすっかり別の人みたいになっているのは、髪型が関係しているんだ。
今は、いつもと違ってワイルドに前髪を下ろしてる、となれば……。
ハーヴェイと向き合って何度か攻撃をかわし、牽制しあってるタイミングで。
わたしはメイナードの後ろから近づき、作業用に髪をまとめていたクマちゃん柄コームをとりさり、そっとその頭に手を伸ばし――。
そのタイミングでメイナードが振り返った。
「ふん、自分からのこのこやってくるたぁ大胆だね。そういうの、嫌いじゃねーぜ」
やばい。気付かれてた?
「主様……!」
ハーヴェイの叫びも空しく、またメイナードに抱き込まれる形になってしまう。
「ハーヴェイから離れたってことは、こっち側につくってことで、いいんだな?」
にやりとメイナードが笑い、こちらに手を伸ばした瞬間。
「今だ!」
「ぐっ。な、なにしやがる――!」
ぐっと手を上に伸ばし、オレンジの前髪を掴んで、頭髪のてっぺんに留めたのだった――。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
クラスのマドンナがなぜか俺のメイドになっていた件について
沢田美
恋愛
名家の御曹司として何不自由ない生活を送りながらも、内気で陰気な性格のせいで孤独に生きてきた裕貴真一郎(ゆうき しんいちろう)。
かつてのいじめが原因で、彼は1年間も学校から遠ざかっていた。
しかし、久しぶりに登校したその日――彼は運命の出会いを果たす。
現れたのは、まるで絵から飛び出してきたかのような美少女。
その瞳にはどこかミステリアスな輝きが宿り、真一郎の心をかき乱していく。
「今日から私、あなたのメイドになります!」
なんと彼女は、突然メイドとして彼の家で働くことに!?
謎めいた美少女と陰キャ御曹司の、予測不能な主従ラブコメが幕を開ける!
カクヨム、小説家になろうの方でも連載しています!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる