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3章 春乃
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食べ終わり互いに食器を下げると、水を飲みながら他愛のない話をする。そんな時、龍太郎がふと目を丸くした。
「春乃ちゃん!」
どうしたの、と亜希が問いかける前に、龍太郎がテーブルの横を通り過ぎようとした女の子に声をかけた。振り返る彼女も、驚いた顔をしている。
「あれ、水無瀬先輩!」
「久しぶりー」
立ち上がった龍太郎と、足を止めた女の子は会話を始める。まだ大学生には見えないが、どうやら彼とは先輩後輩の関係らしい。
「どうしたの、遊びに来てたの」
「いえ、私、三階の喫茶店でバイトしてるんです。さっき終わったから、その帰りです」
にこやかに笑う女の子が不思議そうに亜希に視線をやり、龍太郎が振り向いた。
「ああ、俺の妹だよ」
腰を上げ、亜希は軽く頭を下げた。「水無瀬亜希です」と挨拶をする。
「妹さん?」彼女は目を丸くして驚いた表情をする。「そういえば、時々お話してましたね。確か、四歳下でしたっけ」
「そうそう。よく覚えてるね」
龍太郎が頷くと、彼女はにっこりと笑った。
「飯田春乃です。二年前、水無瀬先輩と同じ図書委員だったの」
「高校生ですか」
亜希の質問に、「そう。高三です」と春乃は答えた。
少しくせのある黒髪が軽く肩に垂れている。初夏らしい水色のワンピースに白いカーディガンを羽織ってる小柄な彼女は、にこにこしていて可愛らしい。穏やかな立ち居振る舞いは、のんびり屋の龍太郎とは相性が良さそうだ。手に紙コップを持っている彼女は、どうやら空席を探している最中だったらしい。
「時間あったら、少し話そうよ」
龍太郎の提案に、春乃は少し迷う仕草を見せた。「兄妹水入らずなのに、いいんですか」
「亜希、いいか、少しだけ」
「私は、構わないけど」久々の再会なら、少しぐらい大目に見るべきだろう。
かくして、三人は同じテーブルについた。
「バイトって、三階のどの店でやってるの」
「コーヒーを出してる個人のお店なんですけど……」春乃は龍太郎の質問に、店名を告げる。「美味しいって、結構評判ですよ」
「龍兄い、よかったじゃない。そこに彼女さん連れてったら」
「えっ、先輩、彼女できたんですか?」春乃が大きな瞳を丸くする。
「まだ一か月ちょっとだけど……」
言い淀む龍太郎は、しかしまんざらでもなさそうだ。おめでとうと春乃は我が事のように喜ぶ。「先輩、図書委員の時から言ってましたもんね。彼女欲しいなあって」
「二年前から言ってたの?」春乃の言葉に、亜希は嘆息した。
「いいだろ。言うだけなら自由なんだから」
口を尖らせる龍太郎に、春乃は楽しそうに笑う。
「大学で会ったんですか?」
「そうそう。学部が同じなんだよ」
「確か、法学部でしたっけ」
「春乃ちゃん、よく覚えてるね」龍太郎が感心し、コップを口元に運ぶ春乃は楽しそうだ。
「大学生活、どうですか。やっぱり、高校とは違いますか」
「全然違うなあ。決まった教室なんてないし。ああ、高校よりだいぶサボりやすいかな」
「不真面目だなあ、もったいないですよ」くすくすと笑う仕草は、同性の亜希から見ても可愛らしい。「部活とか、サークル、入ってるんでしたっけ」
「一応ね。読書会っぽいサークル」
「ぽいって、どういう意味ですか」
「定期的に読書会して、その後で食べに行ったりしてるんだ。むしろそっちが目的のやつばっかだよ」
「自分もそうなんじゃないの」
亜希がじとりと見やると、「まあそうだな」と龍太郎はのんびり言う。
春乃は更に、活動内容や講義等といった龍太郎の大学生活を知りたがった。そこに憧れのような感情が隠れていることに、亜希も気が付いた。
「春乃ちゃんは、どこ受験するの」
そんな春乃は龍太郎の質問に苦笑した。
「私、進学しないんです」
「……ていうことは、就職?」龍太郎は目を丸くする。彼の通っていた高校の進学率を鑑みれば、てっきり彼女も受験するものだと兄妹は予想していた。
「そのつもりです」
二人が疑問に思っていることを彼女は先読みする。
「家にあまりお金がないので」
しかしそれが彼女の本意でないことは明らかだった。だから自分の望む進路を選んだ龍太郎の大学生活に興味を持っているのだ。
「でも、バイトしてるんでしょ。俺てっきり、進学の資金かと思ってたんだけど」
「いえ、これは高校の授業料と、あとは生活費なんです。私、お母さんと二人暮らしなので」
「奨学金とか、貰えないんですか」
亜希はいい手をひらめいたと思ったが、春乃はやんわりと否定した。
「私も考えたんだけどね。奨学金って、つまりは借金だって、お母さんがすごく否定的なの。昔、借金で失敗したことがあるんだって」困ったようにはにかむ。「十八になってお母さんが、なんてちょっと恥ずかしいけど」
「でも、春乃ちゃん成績よかったよね。本当は行きたいって言うなら、諦めるのはもったいないよ」龍太郎はいたって真剣だ。
「取り合えず合格して入学して、お母さんの方を説得して認めさせることはできないかな」
うーん、と彼女は首を傾げた。
「そうなったら嬉しいんですけど……。でも今のままだと、入学金すら自力で出せないんです」
「バイトしてるのになあ。そっから貯められない? 生活費ってどれくらい入れてるの」
「授業料以外、入れてます。それでもあんまり多くはないけど……少しずつ抜いて貯めても、バレそうで」
「なにそれ、ひどいなあ」龍太郎は憤慨する。「春乃ちゃんが出来る子だからって、頼り過ぎだろ。お母さんは働いてないの」
「パートには、行ってるんですけど」
「それなら、お母さん一人ならなんとかなるよね。将来のことなんだし、ちょっとぐらい反抗した方がいいよ。その調子じゃあ、いつまでたってもよりかかられるよ」
「ちょっと、龍兄い」
無理矢理、亜希は口を挟んだ。人の悩みに真剣になれるのは彼の良いところだが、流石に限度がある。
「言い過ぎだよ」
亜希の台詞に口をつぐんだ彼は、ばつの悪い顔をみせた。「ああ、ごめん、言い過ぎた」
「いえ、こんなに考えてくれて、嬉しいです」春乃は柔らかく笑う。「仲良しですね、二人とも」
思わぬ台詞に「とんでもない!」と亜希は口走る。しかし龍太郎は「そう?」と何故か得意げだ。
「だって、こうして二人でデートしてるんだし」
「でっ、デートって」彼女のからかいの台詞に、亜希は過敏に反応する。「私は付き合ってあげてるだけです!」
「そこまで否定しなくてもいいだろー」
「否定してよ。私は手伝いに来てるだけなんだから」
「手伝いって?」
不思議そうな春乃に、亜希はかくかくしかじかと、今日の目的を説明した。彼女との夏休みデートの予行演習に呼び出されただけだと言う端で、「可愛くないなあ」と龍太郎が愚痴を漏らす。
「春乃ちゃん!」
どうしたの、と亜希が問いかける前に、龍太郎がテーブルの横を通り過ぎようとした女の子に声をかけた。振り返る彼女も、驚いた顔をしている。
「あれ、水無瀬先輩!」
「久しぶりー」
立ち上がった龍太郎と、足を止めた女の子は会話を始める。まだ大学生には見えないが、どうやら彼とは先輩後輩の関係らしい。
「どうしたの、遊びに来てたの」
「いえ、私、三階の喫茶店でバイトしてるんです。さっき終わったから、その帰りです」
にこやかに笑う女の子が不思議そうに亜希に視線をやり、龍太郎が振り向いた。
「ああ、俺の妹だよ」
腰を上げ、亜希は軽く頭を下げた。「水無瀬亜希です」と挨拶をする。
「妹さん?」彼女は目を丸くして驚いた表情をする。「そういえば、時々お話してましたね。確か、四歳下でしたっけ」
「そうそう。よく覚えてるね」
龍太郎が頷くと、彼女はにっこりと笑った。
「飯田春乃です。二年前、水無瀬先輩と同じ図書委員だったの」
「高校生ですか」
亜希の質問に、「そう。高三です」と春乃は答えた。
少しくせのある黒髪が軽く肩に垂れている。初夏らしい水色のワンピースに白いカーディガンを羽織ってる小柄な彼女は、にこにこしていて可愛らしい。穏やかな立ち居振る舞いは、のんびり屋の龍太郎とは相性が良さそうだ。手に紙コップを持っている彼女は、どうやら空席を探している最中だったらしい。
「時間あったら、少し話そうよ」
龍太郎の提案に、春乃は少し迷う仕草を見せた。「兄妹水入らずなのに、いいんですか」
「亜希、いいか、少しだけ」
「私は、構わないけど」久々の再会なら、少しぐらい大目に見るべきだろう。
かくして、三人は同じテーブルについた。
「バイトって、三階のどの店でやってるの」
「コーヒーを出してる個人のお店なんですけど……」春乃は龍太郎の質問に、店名を告げる。「美味しいって、結構評判ですよ」
「龍兄い、よかったじゃない。そこに彼女さん連れてったら」
「えっ、先輩、彼女できたんですか?」春乃が大きな瞳を丸くする。
「まだ一か月ちょっとだけど……」
言い淀む龍太郎は、しかしまんざらでもなさそうだ。おめでとうと春乃は我が事のように喜ぶ。「先輩、図書委員の時から言ってましたもんね。彼女欲しいなあって」
「二年前から言ってたの?」春乃の言葉に、亜希は嘆息した。
「いいだろ。言うだけなら自由なんだから」
口を尖らせる龍太郎に、春乃は楽しそうに笑う。
「大学で会ったんですか?」
「そうそう。学部が同じなんだよ」
「確か、法学部でしたっけ」
「春乃ちゃん、よく覚えてるね」龍太郎が感心し、コップを口元に運ぶ春乃は楽しそうだ。
「大学生活、どうですか。やっぱり、高校とは違いますか」
「全然違うなあ。決まった教室なんてないし。ああ、高校よりだいぶサボりやすいかな」
「不真面目だなあ、もったいないですよ」くすくすと笑う仕草は、同性の亜希から見ても可愛らしい。「部活とか、サークル、入ってるんでしたっけ」
「一応ね。読書会っぽいサークル」
「ぽいって、どういう意味ですか」
「定期的に読書会して、その後で食べに行ったりしてるんだ。むしろそっちが目的のやつばっかだよ」
「自分もそうなんじゃないの」
亜希がじとりと見やると、「まあそうだな」と龍太郎はのんびり言う。
春乃は更に、活動内容や講義等といった龍太郎の大学生活を知りたがった。そこに憧れのような感情が隠れていることに、亜希も気が付いた。
「春乃ちゃんは、どこ受験するの」
そんな春乃は龍太郎の質問に苦笑した。
「私、進学しないんです」
「……ていうことは、就職?」龍太郎は目を丸くする。彼の通っていた高校の進学率を鑑みれば、てっきり彼女も受験するものだと兄妹は予想していた。
「そのつもりです」
二人が疑問に思っていることを彼女は先読みする。
「家にあまりお金がないので」
しかしそれが彼女の本意でないことは明らかだった。だから自分の望む進路を選んだ龍太郎の大学生活に興味を持っているのだ。
「でも、バイトしてるんでしょ。俺てっきり、進学の資金かと思ってたんだけど」
「いえ、これは高校の授業料と、あとは生活費なんです。私、お母さんと二人暮らしなので」
「奨学金とか、貰えないんですか」
亜希はいい手をひらめいたと思ったが、春乃はやんわりと否定した。
「私も考えたんだけどね。奨学金って、つまりは借金だって、お母さんがすごく否定的なの。昔、借金で失敗したことがあるんだって」困ったようにはにかむ。「十八になってお母さんが、なんてちょっと恥ずかしいけど」
「でも、春乃ちゃん成績よかったよね。本当は行きたいって言うなら、諦めるのはもったいないよ」龍太郎はいたって真剣だ。
「取り合えず合格して入学して、お母さんの方を説得して認めさせることはできないかな」
うーん、と彼女は首を傾げた。
「そうなったら嬉しいんですけど……。でも今のままだと、入学金すら自力で出せないんです」
「バイトしてるのになあ。そっから貯められない? 生活費ってどれくらい入れてるの」
「授業料以外、入れてます。それでもあんまり多くはないけど……少しずつ抜いて貯めても、バレそうで」
「なにそれ、ひどいなあ」龍太郎は憤慨する。「春乃ちゃんが出来る子だからって、頼り過ぎだろ。お母さんは働いてないの」
「パートには、行ってるんですけど」
「それなら、お母さん一人ならなんとかなるよね。将来のことなんだし、ちょっとぐらい反抗した方がいいよ。その調子じゃあ、いつまでたってもよりかかられるよ」
「ちょっと、龍兄い」
無理矢理、亜希は口を挟んだ。人の悩みに真剣になれるのは彼の良いところだが、流石に限度がある。
「言い過ぎだよ」
亜希の台詞に口をつぐんだ彼は、ばつの悪い顔をみせた。「ああ、ごめん、言い過ぎた」
「いえ、こんなに考えてくれて、嬉しいです」春乃は柔らかく笑う。「仲良しですね、二人とも」
思わぬ台詞に「とんでもない!」と亜希は口走る。しかし龍太郎は「そう?」と何故か得意げだ。
「だって、こうして二人でデートしてるんだし」
「でっ、デートって」彼女のからかいの台詞に、亜希は過敏に反応する。「私は付き合ってあげてるだけです!」
「そこまで否定しなくてもいいだろー」
「否定してよ。私は手伝いに来てるだけなんだから」
「手伝いって?」
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