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悠馬君1

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こんこんこん
「はい」
「よろしく、君が悠馬君?」
「はい、悠馬です」
「可愛いね。お兄さんのことはご主人様って呼んでね。歯向かったらお仕置きだからね」
お仕置き…その言葉に欲情する。
「じゃあ始めよっか。浣腸はしてきた?」
「はい…してきました」
「ちゃんとできてるかわからないから、確認しよっか」
「確認、ですか?」
「うん、お湯入れて出してそのお湯が綺麗かどうか確認しようねー」
行こっかと導かれてお風呂場へと向かう。
「お尻を突き出すような姿勢にしてくれるかな」
「はい、ご主人様」
僕は少し恥ずかしがりながらお尻を突き出す。
「綺麗なお尻、ああ、叩いて真っ赤にしたくなる…」
ぺろりとご主人様が舌なめずりをする。
「でも何も悪いことしてないから今は叩かないであげる。あー、けど悠馬君にとってはご褒美なのかな?」
ふふっと笑うご主人様。
「じゃあ始めよっか」
お湯がどんどん入ってくる。
「そろそろいいかな。我慢して出さないようにしてね。出したらお仕置きだからね?」
ウィンクをするご主人様。出すなって無理に決まってんだろ…。そして
「もう無理…」
一気に綺麗なお湯が出る。
「あーあー、だめじゃんか。綺麗なお湯だったのはいいことだけど、僕がいいって言うまで待たなきゃダメじゃん。お仕置きが必要だね」
「お願いします…」
僕はご主人様の膝の上にお尻をのせる。
ぱん、ぱんっと音がしてお尻を叩かれる。
「気持ちいい?ねぇ、あーあー、お口からよだれたらしちゃって可愛いねえ」
「気持ちいいです゛」
「よーしよし、いいねぇ、真っ赤になってきたよ?」
ぱん、ぱん。お尻が赤くなってもやめないご主人様。
「気持ちよさそうだね。でもそれじゃあお仕置きにならないよね」
「ごめんなざい、ごめんなざいぃ゛」
「悪い子だ。謝る気なんてない癖に。この淫乱が」
ばしんっと今度は本気で叩かれたようだ。かなり痛いが気持ちがいい。
「違うお仕置きをしてあげないとだめみたいだね」
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