セックスが注文できるお店

雫@不定期更新

文字の大きさ
26 / 64

悠君

しおりを挟む
「悠君。俺の名前は海。海さんでいいよ。それで、童貞捨てたいって言ってたけど、まさかこのお店が男専門の風俗店だってこと知らないわけないよね?」
「もちろん知ってます。童貞捨てたいって言うか…、男の人とセックスしたいんです!」
「へー、じゃあアナルほぐしたことある?フェラは?尿道は?玩具は?」
「え、えっと…、したことないです…」
「え?全部?」
「はい…」
「そっかー、これからさーここで働くってなったら色々しなきゃいけないと思うんだよね」
「う…」
「じゃあ今日から調教始めようか」
「調教ですか?」
何故か頬を赤面させる悠。
「あのさー、もしかして君Mだったりする?」
「え?何でわかったんですか?」
「いや、なんとなく」
「だめですか…、Mな僕は使い物になりませんかね…」
「そんなことないよ。お客さんの中にはSな人はいっぱいいるし、俺も実はSなんだ」
「!?」
「そんなに驚くかい?」
「あの、、」
「何?」
「僕のこと買ってくれませんか!」
「君お金に困ってるの?」
「いえ、困ってません。なのでただで大丈夫です。その代わり僕のことお家においてくれませんか?それで結婚を前提にお付き合いしてください!」
「はぁ!?」
「驚きますよね…ごめんなさい」
涙が今にも流れそうな悠に心を動かされて
「結婚を前提に付き合うかはちょっと考えさせてほしい。セフレならいいよ」
「嬉しいです!」
飛びついてくる悠。何だか可愛く見えてきた。
「さてと、じゃあ俺のセフレに似合うように調教始めますか」
「お願いします!海さん」
「あ、セフレだからって接待はしてもらうからね。もちろんエッチな」
「もちろんです!」
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

完成した犬は新たな地獄が待つ飼育部屋へと連れ戻される

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

カテーテルの使い方

真城詩
BL
短編読みきりです。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

少年探偵は恥部を徹底的に調べあげられる

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

機械に吊るされ男は容赦無く弄ばれる

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

処理中です...