産卵プレイなど(色々あります)

雫@不定期更新

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遥君、案内される

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「遥君こっちこっちー」
ついて行くとそこはステージのバックサイドだった。そこにいたのは…
「陸ー、海ー」
「はい、何でしょうか」
「何オーナー」
2人がやってくる。そしてその後ろには泣きはらした顔の太陽がいた。
「あ、さっきの…」
「え、見てたの!?」
海がオーバーリアクションをする。
「オーナー、見ていたなら言ってくださいよ。この子がスカウトしてきた子ですよね」
値踏みするように僕は見られた。
「ふーん。顔は可愛いじゃん」
「そうですね、喘がせたい、とは思いますね」
すると太陽が
「この浮気者ー!」
ギラッと僕を睨むとそのままいなくなった。
「えっと、あの、お二人のどちらかとお付き合いされているんですか?」
「え、ああ、あいつと?いいや?」
ん?海さんじゃないってことは陸さんか?
「私でもないですよ」
「ん?僕でもないよ?」
オーナーも否定する。
「え、えっと…じゃあどういう意味ですか?浮気者って」
「ああー、えっと話が複雑なんだけど…」
ようはこうだ。陸と海が調教を担当していたら勝手に二人のことを好きになってしまったらしい。
「は、はぁ…それは迷惑ですね…」
「んー?そんなことないよな?なぁ、陸」
「ええ、可愛らしくて好きですよ」
ふーん、そういうもんか。
「でも私は…」
じーっと見つめられる。
「あなたのような人の方が好みです」
「僕も遥、だっけ。遥の方が好みだなー」
何だかこれから修羅場になりそうだなあと思ったオーナーであった。僕こと遥の容姿はまぁ傍から見たら可愛らしい容姿をしているらしい。要は童顔だ。だから…
「というかお前今何歳?未成年は出れねえぞ?」
「…25」
「「「は?」」」
皆が驚く。だから言いたくないんだ。
「25歳です」
「へーこりゃ童顔が過ぎるだろ…」
「何歳ぐらいに見えたんですか?ちなみに」
「んーまぁ成人してるかしてないか微妙なラインかなって僕は思ったけど」
ここで説明しておこう。海の髪は、金髪、ピアスは空いてる、どこに開いてるかは秘密です。パーカーが好き。
陸は長髪でプレイの時は髪を結んでいる。色は黒色、かっこいいというより美人系。
「それでどうですか?あなた2人がオッケーサインを出してくだされば一旦交渉の時間に入りますが」
「何、こんな逸材逃すかもしれないの!?じゃあ僕も交渉に参加しよっかな」
「あなたはこの後第二部のショータイムでしょう?」
第二部もあるのか。
「ああ、そうだった。僕って売れっ子だもんなー、あー、めんどい」
「終わったら遥君の味見をさせてあげますから頑張ってください」
「え、」
わーい、と言っていなくなった。いや、味見って何?
「さてと、遥君。交渉に移ろうか」
「僕そんな軽い男じゃないですよ」
「君は頷くよ」
何でそんなことがわか…その時気づいた。何か紙の資料を持っていると。まさか…。
「君のこと少し調べさせてもらったよ」
「は?何勝手なことしてんだよ!」
「すまないね。これが僕の仕事、みたいなものだから」
僕はちぇっと舌打ちをする。
「さてと、君には借金があるね」
「だから何ですか?まさか…金を要求するつもりか!?」
僕はわけあって結構よくないところからお金を借りてしまっている。そこと繋がってまさか脅しをかける気か!?僕が構えていると
「そんなに怯えなくていいよ」
「怯えてなんか…」
嘘だ…手が震えていた。
「大丈夫、君の借金は全部返したよ」
「は?」
僕は意味がわからないという顔をした。
「僕の借金は1000万はありますよ!?」
「うん。ここの経営はかなり儲けるんだ」
「まさか、働いて返せって言うんですか!?」
やっぱり皆悪だ…!こんなところにいたら僕まで悪に染まってしまう!
「帰ります!」
「そうはさせない。言っただろう?首を突っ込んだからには帰すわけにはいかないって」
「じゃあどうしろと!?」
僕は困惑していた。どうして借金を肩代わりしてくれたのか不明すぎる。
「そうだな、ほんとはキャストになって欲しいけど、それが無理なら…」
「事務とかどうですか?」
陸が提案する。
「いいね!それは名案だ!裏方もやってもらおうかな」
「え」
「どうかした?」
「いや、無理やりにでもキャストにされるのかと思って…」
僕のこの発言がよくなかったらしい。
「表舞台に出るのも悪くないと思うけどなあ」
「そうですよ、意外と楽しいものです」
「ただ、まずあなたに適性があるかどうか調べなければ」
表舞台…か…。
「あなたにはその顔という武器がある。とても可愛らしい顔ですよ」
顔が近づいてくる!?
「ちゅっ」
キスをされた。頬に…。
「な、何すんだてめえ!」
「はははっ、そんな顔をするんですね」
僕が真っ赤になっていると
「わかった。研修を受けてそれでも表舞台に立ちたくないなら事務として雇おう。君のことを。約束するよ」
この場から逃げ出すことはきっと可能だった。でもしなかった。何故かって?あの舞台に出ていた太陽君がとても輝いて見えたからだ。
「僕、舞台とか出たことないんです。必要とされたこともなくて…」
「大丈夫さ、僕達が必要とするよ、これからは」
「オーナーかっこいい!」
海が戻ってきたようだ。
「味見って何していいの!」
あ、そのこと忘れてた。
「キスしていいよ。ああ、唇はだめだよ。きっとファーストキスだからね」
な、何でばれてんだ!?
「んーちゅっ」
陸にされた方ではなく反対の方に海からキスをされた。また真っ赤になっていると
「かーわいい。研修は僕達二人が担当するのでいい?」
「ん、オケ」
その4人をじっと見つめている人がいた。太陽だ。
「あいつ…絶対許さない…僕達の邪魔しやがって…」
ぎりっと歯ぎしりをする。絶対に後悔させてやる。
「さてと、じゃあ施設案内から始めますか。僕、いや、俺が案内するわ」
「お、やっと一人称が俺に戻りましたね」
「ネコ被るの疲れんだよー」
あれ、僕じゃないんだ。俺なのか。
「あー、疲れた疲れた」
「舞台でも俺にしたらどうですか?」
一応先輩になるので敬語にする。
「そうしよっかな、愛しの遥が言うなら」
ふふっと笑う海。
「ぼ、僕をからかって楽しいですか!?」
もーっと怒っていると宿舎に着いた。
「えっとー、研修中の人が2人1組で部屋に入るんだけど今遥しかいないから1人部屋な」
「え、いいんですか?」
「うん、いいってオーナーから許可来た。これで1人でオナニーできるな?はーるか」
え、もしかしてキスでちょっとたったのばれてた!?
「ばれてんぞー、俺達そういうの経験上わかるんだよ」
「と、トイレ行ってきます…!」
「あははは、可愛いなー…食べちゃいたいぐらいだ」
「ダメですよ、海。研修以外で食べるならこっそりと、ね」
何やら二人が雲行きが怪しいことを話している。
「さてと、遥も帰ってきましたし、次はお風呂場ですね。お風呂は個室になっています」
「個室なのか、すごいですね」
「ローションがこの棚で、玩具はこっちな」
「え、ええっと…」
どういう反応をすればいいかわからず慌てていると
「大丈夫大丈夫。皆最初はそうですから」
ううう…経験がなさすぎる…こんなんでやっていけるのかな…。
「次行こうか、ここは食堂」
そしてどんどん行き
「あー、後は…」
「ここは何ですか?」
「んー少し見させてもらうか」
海がノックをする。
「いいぞ、入って」
そこには太陽と知らない男の人がたっていた。
「よっ」
「ぁ、ぁああ゛!」
あ、喘いでる!?
「今何中?」
「お仕置き中」
「え、太陽何かしたの?」
「んー?えっとねー」
言おうとすると太陽が
「だ、ダメぁ、はっ、はぁ…」
何がだめなのだろうか。
「まぁいっか、とにかくお仕置き中だ」
「ふーん」
のちに僕は思い知る。太陽が何をしでかしたのか。
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