無垢な少年

雫@不定期更新

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嘘エイプリルフール

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「やだ、やだぁ…!お母さん!お母さん助けて!お願い!」
意識がうつろの中母親を呼ぶがもちろん声は届かない。
「抜き差ししてやるからな」
抜いて挿してを繰り返す。
「やだ゛…!なんがぎもち゛いいよぉ…助けて…お母さん…!」
言った直後抜き差しが止まった。
「お前はなぁ、売られちまったんだよ」
うられた?
「誰が…?僕…?そんなわけ、そんなわけない!お母さんは僕の子と売るような人じゃない!そんなわけ…」
涙が止まらなくなっていた。気持ちいいのも悲しいのもすべてがごちゃまぜになってしまって、僕は辛かった。
「大丈夫だ。これからは俺の下にいればいい。俺はお前を捨てたり売ったりしない。ずっとかわいがってやる。未だって気持ちいいだろ?酷いことはする。だがご褒美をやる。飴と鞭ってやつだ」
「きもちいい…はずないのに気持ちいい…」
「この尿道はな?太い棒でずぼずぼすると痛みがあるけどお前はドMだから気持ちよく感じるんだ。細いほうは慣れていくと気持ちよくなるから頑張ろうな」
ドM?って何?痛いのが好きってこと?
「僕信じないぞ!痛いのも好きじゃないし、お母さんだって捨ててなんかない!きっと今頃探してるに違いない!」
「じゃあ見てみるかい?この映像を見てみなさい。その間おじさんは君の泣き顔で抜くから」
映像の内容はお母さんはお金が無くなって僕を売る選択をしたということだった。それにこのおじさんに育ててもらうようにと言っていた。
「ぁあ…っ…いいねぇ、泣き顔で俺いっちゃ…っ…た」
「きもちわるいやつ!俺はお前の世話なんかにならねえ!」
「はぁ…わかったよ。君がもしこの一週間で俺におちなかったらその時はお金も払うし、今後一切手出しはしない。ただしもし俺におちた時は、奴隷として俺のもとに使えろ。犬としてな」
わかったというとご主人様はいなくなった。
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