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紀伊2
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「俺のご主人様にならない?」
「俺と君は初対面だよね?」
「え?そうだけど…」
「君はいつも初対面の人にそういうことを言っているの?」
「そういうことって?」
「不特定多数の人に自分とセックスしようって」
「セックスセックス言うなよ」
「一回しか言っていない」
「別にご主人様になったからって別にセックス以外にも…あー…しないかも」
確かにセックスしかしないかも。
「じゃあセックスしよ。相性いいと思うんだよね。それにお兄さんかっこいいし」
「お兄さんはやめてくれるかな。悠希って名前があるんだ」
「じゃあ悠希さん。俺のご主人様にならない?」
「おいおい待てよ!俺は!?」
手錠を持った男が話しかけてくる。
「うるさいなー。あんたはやめた。この人の方が好みだからね」
「悠希ー!ごめん遅れちゃって…って、この人たちは?あれ、手錠持ってるってことは同僚?」
「同僚?」
「俺達は警察官なんだ。ここら辺で殺人事件が起きたって聞いて聞き込みをしているんだ」
ちぇっ、ゲイバーにいるからゲイかと思ったけどノンケかよ。
「俺、用事できたから帰るわ」
「ちょっと待て」
「なんか用?悠希さん」
「こんなことはやめなさい。自分の身を削るようなことをすべきじゃない。まだ若いんだから」
「若い?俺30歳超えてるけど」
「「「まじで?」」」
「俺と君は初対面だよね?」
「え?そうだけど…」
「君はいつも初対面の人にそういうことを言っているの?」
「そういうことって?」
「不特定多数の人に自分とセックスしようって」
「セックスセックス言うなよ」
「一回しか言っていない」
「別にご主人様になったからって別にセックス以外にも…あー…しないかも」
確かにセックスしかしないかも。
「じゃあセックスしよ。相性いいと思うんだよね。それにお兄さんかっこいいし」
「お兄さんはやめてくれるかな。悠希って名前があるんだ」
「じゃあ悠希さん。俺のご主人様にならない?」
「おいおい待てよ!俺は!?」
手錠を持った男が話しかけてくる。
「うるさいなー。あんたはやめた。この人の方が好みだからね」
「悠希ー!ごめん遅れちゃって…って、この人たちは?あれ、手錠持ってるってことは同僚?」
「同僚?」
「俺達は警察官なんだ。ここら辺で殺人事件が起きたって聞いて聞き込みをしているんだ」
ちぇっ、ゲイバーにいるからゲイかと思ったけどノンケかよ。
「俺、用事できたから帰るわ」
「ちょっと待て」
「なんか用?悠希さん」
「こんなことはやめなさい。自分の身を削るようなことをすべきじゃない。まだ若いんだから」
「若い?俺30歳超えてるけど」
「「「まじで?」」」
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