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緑と悠
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冷たい対応をしても毎日緑先輩は現れた。
「名前、悠って言うんだな」
「あんたには関係ない」
「あんたって言うのはやめてくれないか?」
「じゃあ何?」
「緑先輩」
「わかりました、緑先輩」
「何?」
「帰ってください」
「どこへって、別にどこへでもいいです。生徒会室でもいいし、僕以外がいるところへ帰ってください」
「何で?」
「何でって!僕と一緒にいたら…めいわく…かけるから…」
「迷惑ねー」
「ごめんなさい。先輩僕のせいで僕と付き合ってるって…噂流れてますよね…」
「流れてるねえ」
「だから…」
「謝らなくていいよ」
「え?」
何でかわからなかった僕は顔をあげる。すると誰もいない教室で僕は…
「ちゅっ」
とキスをされた。舌を入れられるのじゃなくて、唇につけるだけの軽いキス。
「な、何するんですか!」
「何って?」
「僕のこと、好きなんですか?」
「んー、嫌いか好きかと言われたら好きかな」
「そうじゃなくて…」
「ん?」
「せっくす、とか、できるぐらい好きなのかって聞いてるんです!」
「悠は?」
「…好き、ですよ」
「好きだよ」
僕は照れ隠しでばんっと緑先輩を叩いた。
「そう、ですか…嬉しいな」
その顔を見た時、緑先輩はにっこりと笑って
「これからよろしくね」
と言った。これから恋人の上を行くご主人様との関係になるのは、まだ先のお話。
「名前、悠って言うんだな」
「あんたには関係ない」
「あんたって言うのはやめてくれないか?」
「じゃあ何?」
「緑先輩」
「わかりました、緑先輩」
「何?」
「帰ってください」
「どこへって、別にどこへでもいいです。生徒会室でもいいし、僕以外がいるところへ帰ってください」
「何で?」
「何でって!僕と一緒にいたら…めいわく…かけるから…」
「迷惑ねー」
「ごめんなさい。先輩僕のせいで僕と付き合ってるって…噂流れてますよね…」
「流れてるねえ」
「だから…」
「謝らなくていいよ」
「え?」
何でかわからなかった僕は顔をあげる。すると誰もいない教室で僕は…
「ちゅっ」
とキスをされた。舌を入れられるのじゃなくて、唇につけるだけの軽いキス。
「な、何するんですか!」
「何って?」
「僕のこと、好きなんですか?」
「んー、嫌いか好きかと言われたら好きかな」
「そうじゃなくて…」
「ん?」
「せっくす、とか、できるぐらい好きなのかって聞いてるんです!」
「悠は?」
「…好き、ですよ」
「好きだよ」
僕は照れ隠しでばんっと緑先輩を叩いた。
「そう、ですか…嬉しいな」
その顔を見た時、緑先輩はにっこりと笑って
「これからよろしくね」
と言った。これから恋人の上を行くご主人様との関係になるのは、まだ先のお話。
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