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第35章
異世界の神託はハチャメチャです(1)
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「ちょ、ちょっと、待ってくれ!」
「少しだけなら待ちますケド、一週間もわたしは待たされましたから、早くしてくださいね」
なにを早急に求められているのかはわからないけど、オレは慌てて自分のステータスを……スキルをチェックする。
大量に羅列されているスキル項目の中から、オレはお目当てのスキルを素早く見つけだすと、その詳細を表示させる。
ステータス画面はオレだけにしか見えない。聖女様の目には見えていない……はずだ。たぶん。そんなことを確かめる余裕は、今のオレにはない。
確かに、アノ肉食女神が言ったように、空欄だった場所に、文字が埋まっていた。
ハラミバラ(孕み腹)
男性体であっても、子を宿すことができる。と同時に、望めば男女問わず相手に子を宿せることができる。このスキルの持ち主には聖女を名乗る資格が与えられる。なお、相手とする人数には制限がなく……
読み進めていくうちに、血の気がざざ――っと音を立てて引いていくのを感じた。
これはスキルと呼んでよいものなのか?
内容を読む限り、歴代勇者たちが美味しそうに食べていた『焼いた肉』とは違うようだ。
一応、とんでもないオチと罠があってはいけない、と、己自身を奮い立たせて最後までしっかり目を通したが、そのあまりな内容に、オレの顔が真っ赤に染まる。頭から湯気がでていたかもしれない。
あの肉食女神は、なんてものをオレに与えたのか……ふつふつと怒りがわいてきた。
っていうか、説明文に『聖女を名乗る資格が与えられる』って記載されているんですが?
勇者の次は聖女ですか?
やめてください。
オレは魔王だから!
もう、そのくだりはスルーでいいだろう。
隠匿隠蔽だ!
オレが受胎可能なんて、決して、絶対に、万が一にも知られてはならない。
聖女様にも口止めを強制いや、オネガイしないとな!
目の前に立派……な、聖女様がいらっしゃるんだ。
その人数が増えると、なんかまたそれはそれで色々とありそうでヤダ。
頼むからもう、これ以上、話をややこしくしないでくれっ!
「ねえ……ゆうしゃサマ。まだぁ?」
ぴとっと、甘えるように身体をくっつけ、すりすりしてくる聖女様。「もう、我慢のゲンカイなんですケド」と甘い声で強請られて、オレは反射的に聖女様の背中と腰にあった腕を動かして、スベスベな褐色の肌の感触を愉しむ……いや、愉しんでいる場合じゃない!
いや、だって、聖女様の肌って、めちゃくちゃ滑らかですいつくような肌で……ってちが――うっ!
オレは必死に理性を総動員して、膝上の聖女様をどかそうとするが、聖女様も首に手を回し、両足はオレの腰にからめて、離れまいと懸命に抵抗する。
あきらかにオレの方が不利……非力というか、抵抗すればするほど、力がどんどん抜けていく。
なのに、下半身は信じられないくらいに漲ってきている。
お互いのものが触れ合い、聖女様は大人の艶っぽい笑みを浮かべながら、嬉しそうに腰と身体を擦り寄せてくる。
「や、や、やめ、やめよう……」
「なぜ? なぜ、やめないといけないのですか? わたしたちは、女神様公認の仲ですよ?」
「う、嘘だ……」
「聖女はゆうしゃサマには嘘はつきません。アナスティミア様より、神託をいただきました」
「……どんな神託だ?」
どうせ、ろくなものじゃないんだろう。
「遠慮無用! 煽って、煽って、やりまくれ! そしてアタイを満足させろ! ……です」
アノ肉食女神、純真な聖女様になんてことを吹き込んだんだ! と思ったのだが、と同時に、疑問が浮かぶ。
女神の神託がそれだけってことは、ないよね。
もっとなにかあったはずだよ。
「それだけ?」
「はい」
「少しだけなら待ちますケド、一週間もわたしは待たされましたから、早くしてくださいね」
なにを早急に求められているのかはわからないけど、オレは慌てて自分のステータスを……スキルをチェックする。
大量に羅列されているスキル項目の中から、オレはお目当てのスキルを素早く見つけだすと、その詳細を表示させる。
ステータス画面はオレだけにしか見えない。聖女様の目には見えていない……はずだ。たぶん。そんなことを確かめる余裕は、今のオレにはない。
確かに、アノ肉食女神が言ったように、空欄だった場所に、文字が埋まっていた。
ハラミバラ(孕み腹)
男性体であっても、子を宿すことができる。と同時に、望めば男女問わず相手に子を宿せることができる。このスキルの持ち主には聖女を名乗る資格が与えられる。なお、相手とする人数には制限がなく……
読み進めていくうちに、血の気がざざ――っと音を立てて引いていくのを感じた。
これはスキルと呼んでよいものなのか?
内容を読む限り、歴代勇者たちが美味しそうに食べていた『焼いた肉』とは違うようだ。
一応、とんでもないオチと罠があってはいけない、と、己自身を奮い立たせて最後までしっかり目を通したが、そのあまりな内容に、オレの顔が真っ赤に染まる。頭から湯気がでていたかもしれない。
あの肉食女神は、なんてものをオレに与えたのか……ふつふつと怒りがわいてきた。
っていうか、説明文に『聖女を名乗る資格が与えられる』って記載されているんですが?
勇者の次は聖女ですか?
やめてください。
オレは魔王だから!
もう、そのくだりはスルーでいいだろう。
隠匿隠蔽だ!
オレが受胎可能なんて、決して、絶対に、万が一にも知られてはならない。
聖女様にも口止めを強制いや、オネガイしないとな!
目の前に立派……な、聖女様がいらっしゃるんだ。
その人数が増えると、なんかまたそれはそれで色々とありそうでヤダ。
頼むからもう、これ以上、話をややこしくしないでくれっ!
「ねえ……ゆうしゃサマ。まだぁ?」
ぴとっと、甘えるように身体をくっつけ、すりすりしてくる聖女様。「もう、我慢のゲンカイなんですケド」と甘い声で強請られて、オレは反射的に聖女様の背中と腰にあった腕を動かして、スベスベな褐色の肌の感触を愉しむ……いや、愉しんでいる場合じゃない!
いや、だって、聖女様の肌って、めちゃくちゃ滑らかですいつくような肌で……ってちが――うっ!
オレは必死に理性を総動員して、膝上の聖女様をどかそうとするが、聖女様も首に手を回し、両足はオレの腰にからめて、離れまいと懸命に抵抗する。
あきらかにオレの方が不利……非力というか、抵抗すればするほど、力がどんどん抜けていく。
なのに、下半身は信じられないくらいに漲ってきている。
お互いのものが触れ合い、聖女様は大人の艶っぽい笑みを浮かべながら、嬉しそうに腰と身体を擦り寄せてくる。
「や、や、やめ、やめよう……」
「なぜ? なぜ、やめないといけないのですか? わたしたちは、女神様公認の仲ですよ?」
「う、嘘だ……」
「聖女はゆうしゃサマには嘘はつきません。アナスティミア様より、神託をいただきました」
「……どんな神託だ?」
どうせ、ろくなものじゃないんだろう。
「遠慮無用! 煽って、煽って、やりまくれ! そしてアタイを満足させろ! ……です」
アノ肉食女神、純真な聖女様になんてことを吹き込んだんだ! と思ったのだが、と同時に、疑問が浮かぶ。
女神の神託がそれだけってことは、ないよね。
もっとなにかあったはずだよ。
「それだけ?」
「はい」
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