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親衛隊持ちが全員惚れるまで後わずか
転校生毬藻と生徒会役員ゴミのお話し
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ーーー嫌いだ。
楓は目の前に居る毬藻に嫌悪感を抱いた。自分にもこんな感情があるのか…と思いながら目の前の毬藻を見る。自己紹介すると同時にホスト教師のお気に入りと発表され休み時間には副会長が会いに来る。
何でこんな奴好きなんだ?金持ちの考えは判らねぇ……
毬藻は俺がボッチだからと勝手に思って「俺が友達になってやるからな!」と大声で言い友達にさせられた。と言うか無視してたら「何で無視するんだよ!」と毬藻が怒鳴りホスト教師にも副会長にも怒られたから構っていたら周りからも友達と認定された。
「おい!聞いてるのか楓!」
毬藻が俺を怒鳴る。聞きたくなくてもテメェのでかい声で聞こえるっつーの!
「聞いてるよ。会長にキスされたんでしょ?会長は愛が好きなんじゃないの?」
毬藻はそれでも怒っているらしい…でも良く周りを見て欲しい。お前がキスされただけでも会長の信者は怒っているのにその後お前が会長を殴ったから殺しそうな勢いで此方を睨んでいることを……お前より信者の方が怒ってる。これは断言できる。
俺は思った。廊下側の一番後の席になった自分を呪いたいと、って言うか助言したい。その席の前には毬藻転校生が座って休み時間の度に副会長が会いに来て此方を睨んでいることを、そして信者共に毬藻の分まで制裁を食らっていることを……
「はは、勝手に決めつけちゃ駄目だよ佐藤くん?」
失言だった……副会長が転校生に抱きついて此方を笑いながら睨む。後で呼び出されるかもな……
「務!来たのか!」
毬藻は副会長を呼び捨てで読んでいる。でも誰も突っ込まない突っ込むと副会長が怒るからだ。前に突っ込んだ副会長親衛隊隊長が副会長にいじめられ怒る精神も亡くなりそれを見た周りは突っ込まない、突っ込んではいけない、と纏まったからだ。
「俺も来てやったぞ」
教室が騒がしいと思ったら生徒会役員が全員揃っていた。
ま・じ・か
馬鹿かこいつら?馬鹿なのか。いや、馬と鹿に失礼か…それならゴミだな。うんゴミだ。
「はぁ!?近寄るなよ!気持ち悪いんだよお前!」
ザワ
クラスや廊下にいた奴が一斉に毬藻を睨む…が本人も生徒会役員も気づかない。
「ふっ、俺に口答えできるとは…本当に面白い…」
会長は笑うと毬藻にキスをする。自分の行動に責任も感じてないんだろうなと俺は呑気にそれを見る。
ーーーーそれでどれだけの人が苦しい思いをしてるかも知らずに……
楓は目の前に居る毬藻に嫌悪感を抱いた。自分にもこんな感情があるのか…と思いながら目の前の毬藻を見る。自己紹介すると同時にホスト教師のお気に入りと発表され休み時間には副会長が会いに来る。
何でこんな奴好きなんだ?金持ちの考えは判らねぇ……
毬藻は俺がボッチだからと勝手に思って「俺が友達になってやるからな!」と大声で言い友達にさせられた。と言うか無視してたら「何で無視するんだよ!」と毬藻が怒鳴りホスト教師にも副会長にも怒られたから構っていたら周りからも友達と認定された。
「おい!聞いてるのか楓!」
毬藻が俺を怒鳴る。聞きたくなくてもテメェのでかい声で聞こえるっつーの!
「聞いてるよ。会長にキスされたんでしょ?会長は愛が好きなんじゃないの?」
毬藻はそれでも怒っているらしい…でも良く周りを見て欲しい。お前がキスされただけでも会長の信者は怒っているのにその後お前が会長を殴ったから殺しそうな勢いで此方を睨んでいることを……お前より信者の方が怒ってる。これは断言できる。
俺は思った。廊下側の一番後の席になった自分を呪いたいと、って言うか助言したい。その席の前には毬藻転校生が座って休み時間の度に副会長が会いに来て此方を睨んでいることを、そして信者共に毬藻の分まで制裁を食らっていることを……
「はは、勝手に決めつけちゃ駄目だよ佐藤くん?」
失言だった……副会長が転校生に抱きついて此方を笑いながら睨む。後で呼び出されるかもな……
「務!来たのか!」
毬藻は副会長を呼び捨てで読んでいる。でも誰も突っ込まない突っ込むと副会長が怒るからだ。前に突っ込んだ副会長親衛隊隊長が副会長にいじめられ怒る精神も亡くなりそれを見た周りは突っ込まない、突っ込んではいけない、と纏まったからだ。
「俺も来てやったぞ」
教室が騒がしいと思ったら生徒会役員が全員揃っていた。
ま・じ・か
馬鹿かこいつら?馬鹿なのか。いや、馬と鹿に失礼か…それならゴミだな。うんゴミだ。
「はぁ!?近寄るなよ!気持ち悪いんだよお前!」
ザワ
クラスや廊下にいた奴が一斉に毬藻を睨む…が本人も生徒会役員も気づかない。
「ふっ、俺に口答えできるとは…本当に面白い…」
会長は笑うと毬藻にキスをする。自分の行動に責任も感じてないんだろうなと俺は呑気にそれを見る。
ーーーーそれでどれだけの人が苦しい思いをしてるかも知らずに……
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