11 / 12
Ⅱ 身の回りに平穏を
11 こんなに寂しい部屋で
しおりを挟む
「姫様。ソル王子は、自室にお戻りになりましたよ」
「そうなの? じゃあ、もう一度出てくるわ。オドマンとラグナも来てちょうだい」
「私共も? よろしいのですか?」
ラグナが不安そうに聞き返してくる。
さっきまで待機していたから、立ち歩いていいのか心配なのだろう。
「大丈夫。さっきは王妃殿下が兵士を何人も手配してくれたから、ラグナたちには待っていてもらっただけ。普段はついて来てもらうわ」
「そうだ、案ずるな。我らはただ、皇女殿下のご命令に従えばよい」
オドマンが厳かに呟く。
忠犬のような言葉に、私は口を尖らせた。
「オドマン……盲目的に従うのはやめてちょうだい。私が間違っていると思ったら、意見を言って?」
「御意にございます」
「ラグナもよろしくね」
「ギョ、ギョイにございます」
お辞儀は綺麗だが、言い慣れないのか口が回っていない。
私とリサは、笑いを噛み殺した。
「じゃあ、ソルのところに行ってくるわね」
「いってらっしゃいませ」
シェリルとリサの礼に送られて、私は部屋を出た。
さっそく、廊下を見回る近衛兵に声をかける。
「少しいいかしら。お願いがあるのだけど」
「ハッ、伺います」
「ソル王子の自室に行きたいの。案内してくれる?」
そう言った途端、近衛兵の顔に作り笑いが張りついた。
「本日はお疲れでしょう。お部屋でお休みください」
……なるほど。
この兵も、王妃の息がかかっているのか。
「疲れていないわ。ソル殿下の部屋へ案内して?」
「しかし、その……持ち場が決まっておりまして」
「必要があれば離れても許されるのでしょう? さっきの兵士は、私を部屋まで案内してくれたもの」
「ですが……」
「どうしたの? 婚約者に会うことが、そんなにいけないかしら。皇帝陛下の許可を賜っているのに」
この先も妨害されては面倒だ。
かわいそうだが、少し脅かしておこう。
「それとも、皇后陛下の許可書も必要なの? 大使に会ったら伝えておくわね」
そんなことをしたら、「ベリアは皇帝を軽んじている」と思われる。
兵士は急いで敬礼をして、ようやく歩き出したのだった。
廊下を進むごとに、かがり火が減っていく。
壁際には埃が積もっている。
突き当りの薄暗がりに、ようやくドアが見えた。
「皇女殿下、こちらでございます」
兵士は気まずそうに言うと、ソルの部屋のドアをノックした。
「……はい」
答えたソルの声は強張り、まるで怪物を迎えるようだ。
兵士は癖がついているのか、皇女の前だというのに投げやりに言った。
「あー、皇女殿下が訪ねてくださいましたけど」
室内で、ドサッと何かが落ちる音がした。
バタバタと慌ただしい足音が続き、ドアが開かれる。
現れたソルは、妖精でも見つけたかのように、私を凝視した。
「皇女……殿下?」
「突然の訪問、失礼いたします。どうしてもソル殿下のお顔が見たくて」
「えっ!?」
ソルは、こぼれそうなほど目を見開いた。
「ご、ご訪問ありがとうございます。ですが、皇女殿下をお迎えできる部屋ではありませんので……」
耳を真っ赤にして、しどろもどろになっている。
腕を広げて駆け寄りたいところだが、今は我慢しなくては。
「結構ですわ。お話もありますから、入れていただけませんか?」
「しかし、皇女殿下。みっともない部屋だそうですよ?」
近衛兵は、ヘラヘラしながら私とソルの間に入った。
私は即座に真顔を作った。
「なぜ、あなたが意見をするの?」
声を低めてやると、兵士の口が怯えにひきつる。
「私はソル殿下に聞いているのです。なぜ、あなたが答えるのですか?」
「さ……差し出がましい真似をいたしました。申し訳ございません!」
近衛兵は飛びすさるように、廊下の隅に移った。
その後、私の後ろをチラチラと見ている。
背後に控えるオドマンとラグナが、睨みを利かせているのだろう。
「では、改めて。ソル殿下、お部屋に入れていただけませんか? お話があるのです」
「……わかりました。実は、僕からもお話したいことがあります。見苦しい部屋ですが、お入り下さい」
「ありがとうございます。オドマンとラグナは外で待っていて。あなたもね」
私は近衛兵に微笑んだ。
「ですが……」
「皇女殿下がおっしゃったことを、もう忘れたようだな」
私の後ろでオドマンがうなった。
「それとも、貴殿は皇女殿下の上官か?」
近衛兵の額に冷や汗が浮かぶ。
彼の口が、膠を塗られたようにつぐまれた。
その口がまた開く前に、私は一歩踏み出した。
「殿下、失礼いたします」
「はい……お入りください」
ソルがドアを大きく開く。
室内が見えた瞬間、私の胸を冷たい衝撃がよぎった。
石畳の床に、絨毯はない。
家具には黒カビが生えている。
ベッドのそばには、ソルが落としたらしい本が一冊。
暖かみを感じるのは、その表紙の赤だけ。
こんなに寂しい場所で、彼は何年も過ごしてきたのか。
私は、彼の寂しさを踏みにじらないよう、そっと部屋に入った。
後から入ってきたソルは、ドアを閉め、床の本を拾い上げた。
それをベッドに置くと、私に背を向けたまま、硬い声で言った。
「皇女殿下。お話とは何でしょう?」
「何もありません。ただ、話したかったのです」
「僕と?」
ソルが不思議そうに振り返る。
「はい、あなたと過ごしたかったのです。いけませんでしたか?」
私は彼に笑いかけた。
ソルは眉尻を下げ、きゅっと唇を噛んだ。
「では、次は僕の話をお聞きください」
彼は私の問いには答えず、そう言った。
なぜか、声をやや張り上げている。
「あなたは、弟のカディスと結婚すべきです」
「……はい?」
思わず聞き返してしまったが、すぐに私は自分の口を押さえた。
ソルは、不自然に大きな声で話した。
ドアの向こうの近衛兵に聞かせるためだろう。
「突然、そのようなことを言われましても。考える時間を頂けませんか」
私はドアに向かってそう言った。
それからソルに近づき、「耳を貸して」と囁いた。
彼はわずかに後ずさったあと、躊躇いがちに上体を屈めてきた。
「そうなの? じゃあ、もう一度出てくるわ。オドマンとラグナも来てちょうだい」
「私共も? よろしいのですか?」
ラグナが不安そうに聞き返してくる。
さっきまで待機していたから、立ち歩いていいのか心配なのだろう。
「大丈夫。さっきは王妃殿下が兵士を何人も手配してくれたから、ラグナたちには待っていてもらっただけ。普段はついて来てもらうわ」
「そうだ、案ずるな。我らはただ、皇女殿下のご命令に従えばよい」
オドマンが厳かに呟く。
忠犬のような言葉に、私は口を尖らせた。
「オドマン……盲目的に従うのはやめてちょうだい。私が間違っていると思ったら、意見を言って?」
「御意にございます」
「ラグナもよろしくね」
「ギョ、ギョイにございます」
お辞儀は綺麗だが、言い慣れないのか口が回っていない。
私とリサは、笑いを噛み殺した。
「じゃあ、ソルのところに行ってくるわね」
「いってらっしゃいませ」
シェリルとリサの礼に送られて、私は部屋を出た。
さっそく、廊下を見回る近衛兵に声をかける。
「少しいいかしら。お願いがあるのだけど」
「ハッ、伺います」
「ソル王子の自室に行きたいの。案内してくれる?」
そう言った途端、近衛兵の顔に作り笑いが張りついた。
「本日はお疲れでしょう。お部屋でお休みください」
……なるほど。
この兵も、王妃の息がかかっているのか。
「疲れていないわ。ソル殿下の部屋へ案内して?」
「しかし、その……持ち場が決まっておりまして」
「必要があれば離れても許されるのでしょう? さっきの兵士は、私を部屋まで案内してくれたもの」
「ですが……」
「どうしたの? 婚約者に会うことが、そんなにいけないかしら。皇帝陛下の許可を賜っているのに」
この先も妨害されては面倒だ。
かわいそうだが、少し脅かしておこう。
「それとも、皇后陛下の許可書も必要なの? 大使に会ったら伝えておくわね」
そんなことをしたら、「ベリアは皇帝を軽んじている」と思われる。
兵士は急いで敬礼をして、ようやく歩き出したのだった。
廊下を進むごとに、かがり火が減っていく。
壁際には埃が積もっている。
突き当りの薄暗がりに、ようやくドアが見えた。
「皇女殿下、こちらでございます」
兵士は気まずそうに言うと、ソルの部屋のドアをノックした。
「……はい」
答えたソルの声は強張り、まるで怪物を迎えるようだ。
兵士は癖がついているのか、皇女の前だというのに投げやりに言った。
「あー、皇女殿下が訪ねてくださいましたけど」
室内で、ドサッと何かが落ちる音がした。
バタバタと慌ただしい足音が続き、ドアが開かれる。
現れたソルは、妖精でも見つけたかのように、私を凝視した。
「皇女……殿下?」
「突然の訪問、失礼いたします。どうしてもソル殿下のお顔が見たくて」
「えっ!?」
ソルは、こぼれそうなほど目を見開いた。
「ご、ご訪問ありがとうございます。ですが、皇女殿下をお迎えできる部屋ではありませんので……」
耳を真っ赤にして、しどろもどろになっている。
腕を広げて駆け寄りたいところだが、今は我慢しなくては。
「結構ですわ。お話もありますから、入れていただけませんか?」
「しかし、皇女殿下。みっともない部屋だそうですよ?」
近衛兵は、ヘラヘラしながら私とソルの間に入った。
私は即座に真顔を作った。
「なぜ、あなたが意見をするの?」
声を低めてやると、兵士の口が怯えにひきつる。
「私はソル殿下に聞いているのです。なぜ、あなたが答えるのですか?」
「さ……差し出がましい真似をいたしました。申し訳ございません!」
近衛兵は飛びすさるように、廊下の隅に移った。
その後、私の後ろをチラチラと見ている。
背後に控えるオドマンとラグナが、睨みを利かせているのだろう。
「では、改めて。ソル殿下、お部屋に入れていただけませんか? お話があるのです」
「……わかりました。実は、僕からもお話したいことがあります。見苦しい部屋ですが、お入り下さい」
「ありがとうございます。オドマンとラグナは外で待っていて。あなたもね」
私は近衛兵に微笑んだ。
「ですが……」
「皇女殿下がおっしゃったことを、もう忘れたようだな」
私の後ろでオドマンがうなった。
「それとも、貴殿は皇女殿下の上官か?」
近衛兵の額に冷や汗が浮かぶ。
彼の口が、膠を塗られたようにつぐまれた。
その口がまた開く前に、私は一歩踏み出した。
「殿下、失礼いたします」
「はい……お入りください」
ソルがドアを大きく開く。
室内が見えた瞬間、私の胸を冷たい衝撃がよぎった。
石畳の床に、絨毯はない。
家具には黒カビが生えている。
ベッドのそばには、ソルが落としたらしい本が一冊。
暖かみを感じるのは、その表紙の赤だけ。
こんなに寂しい場所で、彼は何年も過ごしてきたのか。
私は、彼の寂しさを踏みにじらないよう、そっと部屋に入った。
後から入ってきたソルは、ドアを閉め、床の本を拾い上げた。
それをベッドに置くと、私に背を向けたまま、硬い声で言った。
「皇女殿下。お話とは何でしょう?」
「何もありません。ただ、話したかったのです」
「僕と?」
ソルが不思議そうに振り返る。
「はい、あなたと過ごしたかったのです。いけませんでしたか?」
私は彼に笑いかけた。
ソルは眉尻を下げ、きゅっと唇を噛んだ。
「では、次は僕の話をお聞きください」
彼は私の問いには答えず、そう言った。
なぜか、声をやや張り上げている。
「あなたは、弟のカディスと結婚すべきです」
「……はい?」
思わず聞き返してしまったが、すぐに私は自分の口を押さえた。
ソルは、不自然に大きな声で話した。
ドアの向こうの近衛兵に聞かせるためだろう。
「突然、そのようなことを言われましても。考える時間を頂けませんか」
私はドアに向かってそう言った。
それからソルに近づき、「耳を貸して」と囁いた。
彼はわずかに後ずさったあと、躊躇いがちに上体を屈めてきた。
0
あなたにおすすめの小説
さようなら、私の初恋
しょくぱん
恋愛
「さよなら、私の初恋。……もう、全部お返しします」
物心ついた時から、彼だけが世界のすべてだった。 幼馴染の騎士団長・レオンに捧げた、十数年の純粋な初恋。 彼が「無敵」でいられたのは、アリアが無自覚に与え続けた『治癒の加護』があったから。
だが婚約直前、アリアは知ってしまう。 彼にとって自分は、仲間内で競い合う「賭けの対象」でしかなかったことを。
「あんな女、落とすまでのゲームだよ」
婚約者が他の令嬢に微笑む時、私は惚れ薬を使った
葵 すみれ
恋愛
ポリーヌはある日、婚約者が見知らぬ令嬢と二人きりでいるところを見てしまう。
しかも、彼は見たことがないような微笑みを令嬢に向けていた。
いつも自分には冷たい彼の柔らかい態度に、ポリーヌは愕然とする。
そして、親が決めた婚約ではあったが、いつの間にか彼に恋心を抱いていたことに気づく。
落ち込むポリーヌに、妹がこれを使えと惚れ薬を渡してきた。
迷ったあげく、婚約者に惚れ薬を使うと、彼の態度は一転して溺愛してくるように。
偽りの愛とは知りながらも、ポリーヌは幸福に酔う。
しかし幸せの狭間で、惚れ薬で彼の心を縛っているのだと罪悪感を抱くポリーヌ。
悩んだ末に、惚れ薬の効果を打ち消す薬をもらうことを決意するが……。
※小説家になろうにも掲載しています
愛しの第一王子殿下
みつまめ つぼみ
恋愛
公爵令嬢アリシアは15歳。三年前に魔王討伐に出かけたゴルテンファル王国の第一王子クラウス一行の帰りを待ちわびていた。
そして帰ってきたクラウス王子は、仲間の訃報を口にし、それと同時に同行していた聖女との婚姻を告げる。
クラウスとの婚約を破棄されたアリシアは、言い寄ってくる第二王子マティアスの手から逃れようと、国外脱出を図るのだった。
そんなアリシアを手助けするフードを目深に被った旅の戦士エドガー。彼とアリシアの逃避行が、今始まる。
とある伯爵の憂鬱
如月圭
恋愛
マリアはスチュワート伯爵家の一人娘で、今年、十八才の王立高等学校三年生である。マリアの婚約者は、近衛騎士団の副団長のジル=コーナー伯爵で金髪碧眼の美丈夫で二十五才の大人だった。そんなジルは、国王の第二王女のアイリーン王女殿下に気に入られて、王女の護衛騎士の任務をしてた。そのせいで、婚約者のマリアにそのしわ寄せが来て……。
【完結】貴方が見えない
なか
恋愛
––––愛し合っていると思っていたのは、私だけでした。
不慮の事故により傷を負い、ある後遺症を抱えたアイラ。
彼女は愛し合い、支え続けた夫には傷を受け入れてもらえると信じていた。
しかし彼の言葉は彼女の期待するものではなかった。
罵倒され、絶望に追い込まれたアイラ。
夫を支えてきた人生を否定された彼女だが、夜になるとある人物がメッセージを残していく。
それは非難する夫との離婚を促すメッセージだった。
昼間は彼女を罵倒する夫と、夜になると彼女を労わるメッセージを残す人物。
不可解な謎に困惑しながらも、アイラは離婚に向けて夫を断罪すると決めた。
考えが読めず、もう見えなくなった夫を捨てて……
彼女は新たな人生を歩み出すために進み始めた。
◇◇◇◇◇◇
設定は甘め。
読んでくださると嬉しいです!
不機嫌な侯爵様に、その献身は届かない
翠月 瑠々奈
恋愛
サルコベリア侯爵夫人は、夫の言動に違和感を覚え始める。
始めは夜会での振る舞いからだった。
それがさらに明らかになっていく。
機嫌が悪ければ、それを周りに隠さず察して動いてもらおうとし、愚痴を言ったら同調してもらおうとするのは、まるで子どものよう。
おまけに自分より格下だと思えば強気に出る。
そんな夫から、とある仕事を押し付けられたところ──?
美人な姉を溺愛する彼へ、最大の罰を! 倍返しで婚約破棄して差し上げます
佐藤 美奈
恋愛
伯爵令嬢マリアは、若き大神官フレッドとの結婚を控え、浮かれる日々を送っていた。しかし、神殿での多忙を理由になかなか会えないフレッドへの小さな不安と、結婚式の準備に追われる慌ただしさが、心に影を落とし始める。
海外で外交官の夫ヒューゴと暮らしていた姉カミーユが、久しぶりに実家へ帰省する。再会を喜びつつも、マリアは、どこか寂しい気持ちが心に残っていた。
カミーユとの再会の日、フレッドも伯爵家を訪れる。だが、その態度は、マリアの心に冷たい水を浴びせるような衝撃をもたらした。フレッドはカミーユに対し、まるで夢中になったかのように賛辞を惜しまず、その異常な執着ぶりにマリアは違和感を覚える。ヒューゴも同席しているにもかかわらず、フレッドの態度は度を越していた。
フレッドの言動はエスカレートし、「お姉様みたいに、もっとおしゃれしろよ」とマリアにまで、とげのある言葉を言い放つ。清廉潔白そうに見えた大神官の仮面の下に隠された、権力志向で偽善的な本性が垣間見え、マリアはフレッドへの信頼を揺るがし始める。カミーユとヒューゴもさすがにフレッドを注意するが、彼は反省の色を一切見せない。
「貴女じゃ彼に不釣りあいだから別れて」と言われたので別れたのですが、呪われた上に子供まで出来てて一大事です!?
綾織季蝶
恋愛
「貴女じゃ彼に不釣りあいだから別れて」そう告げられたのは孤児から魔法省の自然管理科の大臣にまで上り詰めたカナリア・スタインベック。
相手はとある貴族のご令嬢。
確かに公爵の彼とは釣り合うだろう、そう諦めきった心で承諾してしまう。
別れる際に大臣も辞め、実家の誰も寄り付かない禁断の森に身を潜めたが…。
何故か呪われた上に子供まで出来てしまった事が発覚して…!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる