【完結】貴方が見えない

––––愛し合っていると思っていたのは、私だけでした。

不慮の事故により傷を負い、ある後遺症を抱えたアイラ。
彼女は愛し合い、支え続けた夫には傷を受け入れてもらえると信じていた。
しかし彼の言葉は彼女の期待するものではなかった。

罵倒され、絶望に追い込まれたアイラ。
夫を支えてきた人生を否定された彼女だが、夜になるとある人物がメッセージを残していく。
それは非難する夫との離婚を促すメッセージだった。

昼間は彼女を罵倒する夫と、夜になると彼女を労わるメッセージを残す人物。
不可解な謎に困惑しながらも、アイラは離婚に向けて夫を断罪すると決めた。

考えが読めず、もう見えなくなった夫を捨てて……
彼女は新たな人生を歩み出すために進み始めた。



   ◇◇◇◇◇◇

 設定は甘め。
 読んでくださると嬉しいです!


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