矢野りと

矢野りと

シリアスからラブコメディまで、思いつくままに書いております( ꈍᴗꈍ)             ※無断転載・無断使用禁止
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ある日、リン(相川鈴羽)は異世界に落ちてしまった。帰りたいと泣き叫んだけど、帰る方法はないと告げられてしまう。王宮で保護されたリンは、少しづつ現実を受け入れる。 『あなた様には不死の聖女の資質がございます。どうか、この世界のためにお力をお貸しくださいませ』 たくさんの優しい人達に支えられ、リンは聖女として生きていく決心をする。 けれども、自分に向けられる優しさはすべて偽りで、利用されているだけと知ってしまう。 絶望、微かな希望、また絶望――運命に翻弄されるリン。  このまま大人しく利用される? そんな人生なんてお断りよ! 王宮から出奔したリンは、いろいろあって最強魔術師の弟子となることに……。それも白猫の口利きで!? 理不尽な世界に抗って、自分の居場所を見つけようと奮闘する女の子と、そんな彼女にだんだんと惹かれていく若き魔術師のお話です。 ※この作品の設定は架空のものです。 ※恋愛ファンタジーです。
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小説 268 位 / 183,608件 ファンタジー 66 位 / 41,768件
文字数 12,786 最終更新日 2024.03.19 登録日 2024.03.15
恋愛 連載中 短編 R15
獣人達が住むギザイン国は三つの騎士団がある。その中の一つである通称『灰騎士団』は訳あり揃いの実力者集団であった。そこに所属するリアも勿論訳ありの女の子で…。 そんなリアは運命の伴侶『番』を陰ながら幸せにしようと決心している。 ---たとえ自分の命を犠牲にすることがあっても--- 『番』の幸せの為に全力で頑張る前向きな女の子の笑いあり、ちょっぴり切ないお話です。 ※恋愛要素は遅めです。  
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小説 201 位 / 183,608件 恋愛 110 位 / 56,015件
文字数 19,468 最終更新日 2024.03.18 登録日 2020.08.27
恋愛 完結 ショートショート
貴族には珍しく恋愛を経てから、私と旦那様と結ばれた。 順風満帆な結婚生活なのだけれど悩みもある。 ――それは旦那様からの溺愛が過ぎること! 贅沢すぎる悩みまたは惚気だと思われるかもしれない。けれど、私、本気で困ってます! 今日も誰かが殺られそうなので……。 愛が激重の旦那様と私の攻防と、それに巻き込まれる周囲の人達。愛あり笑いあり訳ありの、……重く切ないお話です。 ※軽い出だしですがラブコメではありません。⚠重めのお話も入ります。 ※お話があわない時はそっと閉じてくださいませ。 ※完結後はネタバレありです。
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小説 771 位 / 183,608件 恋愛 379 位 / 56,015件
文字数 18,388 最終更新日 2024.03.08 登録日 2024.02.29
恋愛 完結 短編 R15
ある日突然、私はすべてを失った。 『もう君はいりません、アリスミ・カロック』 恋人は表情を変えることなく、別れの言葉を告げてきた。彼の隣にいた私の親友は、申し訳なさそうな顔を作ることすらせず笑っていた。 恋人も親友も一度に失った私に待っていたのは、さらなる残酷な仕打ちだった。 『八等級魔術師アリスミ・カロック。異動を命じる』 『えっ……』 任期途中での異動辞令は前例がない。最上位の魔術師である元恋人が裏で動いた結果なのは容易に察せられた。 私にそれを拒絶する力は勿論なく、一生懸命に築いてきた居場所さえも呆気なく奪われた。 それから二年が経った頃、立ち直った私の前に再び彼が現れる。 ――二度と交わらないはずだった運命の歯車が、また動き出した……。 ※このお話の設定は架空のものです。 ※お話があわない時はブラウザバックでお願いします(_ _)
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文字数 98,096 最終更新日 2024.02.22 登録日 2024.01.02
恋愛 完結 長編
旧題:一番になれなかった私が見つけた幸せ〜誰かではなく、私はあなたを選びます〜 ――『後宮に相応しい華を献上せよ』 大国ローゼンの王妃が亡くなってから半年が経ったある日、周辺国へと通達が送られてきた。つまり国王の王妃または側妃となる者を求めていると。 各国の王家は新たな繋がりを得る機会だと色めきだった。 それは我が国も同じで、選ばれたのは婚約者がいない第二王女。 『……嫌です』 ポロポロと涙を流す可憐な第二王女を、愛しそうに見つめていたのは私の婚約者。 そして『なんで彼女なんだっ、あなたが行けばいいのにっ!』と彼の目は訴えていた。 ずっと前から気づいていた、彼が私を愛していないことぐらい。 でもまさか、私の妹を愛しているとは思ってもいなかった。そんな素振りは一度だって見せたことはなかったから。 ――『……第一王女である私が参ります』 この言葉に誰よりも安堵の表情を浮かべたのは、私の婚約者だった。 ※この作品の設定は架空のものです。 ※内容があわない時はブラウザバックでお願いします。
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文字数 179,816 最終更新日 2023.12.22 登録日 2023.02.16
恋愛 完結 短編
神託によって勇者に選ばれたのは私の夫だった。妻として誇らしかった、でもそれ以上に苦しかった。勇者と言う立場は常に死と隣り合わせだから。 『ルト、おめでとう。……でも無理しないで、絶対に帰ってきて』 『ああ、約束するよ。愛している、ミワエナ』 再会を誓いあった後、私は涙を流しながら彼の背を見送った。 そして一年後。立派に務めを果たした勇者一行は明日帰還するという。 王都は勇者一行の帰還を喜ぶ声と、真実の愛で結ばれた勇者と聖女への祝福の声で満ちていた。 ――いつの間にか私との婚姻はなかったことになっていた。  明日、彼は私のところに帰ってくるかしら……。 私は彼を一人で待っている。『おかえりなさい』とただそれだけ言いたくて……。 ※作者的にはバッドエンドではありません。 ※お話が合わないと感じましたら、ブラウザバックでお願いします。 ※感想欄のネタバレ配慮はありません(_ _) ※書籍化作品『一番になれなかった身代わり王女が見つけた幸せ』(旧題『一番になれなかった私が見つけた幸せ』)の前日譚でもありますが、そちらを読んでいなくとも大丈夫です。
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文字数 21,567 最終更新日 2023.12.21 登録日 2023.12.14
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――『偽聖女を処刑しろっ!』 民衆がそう叫ぶなか、私の目の前で大切な人達の命が奪われていく。必死で神に祈ったけれど奇跡は起きなかった。……聖女ではない私は無力だった。 何がいけなかったのだろうか。ただ困っている人達を救いたい一心だっただけなのに……。 人々の歓声に包まれながら私は処刑された。 そして、私は前世の記憶を持ったまま、親の顔も知らない孤児として生まれ変わった。周囲から見れば恵まれているとは言い難いその境遇に私はほっとした。大切なものを持つことがなによりも怖かったから。 ――持たなければ、失うこともない。 だから森の奥深くでひっそりと暮らしていたのに、ある日二人の騎士が訪ねてきて……。 『黒き薬師と呼ばれている薬師はあなたでしょうか?』 基本はほのぼのですが、シリアスと切なさありのお話です。 ※この作品の設定は架空のものです。 ※一話目だけ残酷な描写がありますので苦手な方はご自衛くださいませ。 ※感想欄のネタバレ配慮はありません(._.)
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文字数 165,887 最終更新日 2023.07.29 登録日 2023.05.19
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彼がかつて愛した人は私の知っている人だった。 髪色、瞳の色、そして後ろ姿は私にとても似ている。 いいえ違う…、似ているのは彼女ではなく私だ。望まれて嫁いだから愛されているのかと思っていたけれども、それは間違いだと知ってしまった。 『私はただの身代わりだったのね…』 彼は変わらない。 いつも優しい言葉を紡いでくれる。 でも真実を知ってしまった私にはそれが嘘だと分かっているから…。
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文字数 40,947 最終更新日 2023.04.10 登録日 2021.09.09
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――まただ…、また始まってしまう……。 死んだはずなのに私は目覚め、また同じ日を繰り返す。もう何度目なのかそれすら分からなくなっている。そして、どんなに必死に足掻いても結果が変わることはない。 『…ア‥オサ…。アオ、アオッ、アオッ―――!』 愛する夫は私の体を掻き抱きながら、私の名を繰り返す。 死ぬ間際に聞くあなたの悲痛な叫びに――私の心は抉られる。 あなたを残して逝きたくないと思いながら、彼の腕の中で私はいつも死を迎えた。 いつか終わりが来るのだろうか。  もしこれが最後なら……。 変わらぬ結果を変えようと時間を費やすよりも、あなたと過ごす僅かな時間を私は心に刻みたい……。 ※この作品の設定などは架空のものです。 ※お話があわない時はそっと閉じていただけたら幸いです。 ※感想欄のネタバレ配慮はありません。
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小説 4,481 位 / 183,608件 恋愛 2,052 位 / 56,015件
文字数 22,820 最終更新日 2023.02.09 登録日 2023.02.04
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理不尽な理由を掲げて大国に攻め入った母国は、数カ月後には敗戦国となった。 王政を廃するか、それとも王妃を人質として差し出すかと大国は選択を迫ってくる。 『…本当にすまない、ジュンリヤ』 『謝らないで、覚悟はできています』 敗戦後、王位を継いだばかりの夫には私を守るだけの力はなかった。 ――たった三年間の別れ…。 三年後に帰国した私を待っていたのは国王である夫の変わらない眼差し。……とその隣で微笑む側妃だった。 『王妃様、シャンナアンナと申します』 もう私の居場所はなくなっていた…。 ※設定はゆるいです。
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文字数 126,356 最終更新日 2023.02.02 登録日 2022.06.20
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『離縁しましょう、旦那様』 『なぜいきなりそんな事を言うんだっ!今まで上手くやっていたのに、』 『違いますよ、私が我慢していただけですから』 私は愛する夫にさらりと離縁を申し出る。目を見開き固まっている夫にとっては青天の霹靂だったに違いない。 良き妻であろうとしてずっと我慢していた。急な仕事という遊びも、騎士の妻なら笑って見過ごすことも必要だと周囲から言われていたから。それに悔しいけれど愛しているからこそ……見ないふりをしていた。 でも、時代は変わりつつある。もう妻だけが耐え忍ぶ時代はいつか終わるだろう。 だから、私は未来のために動くことを決めた。 ……愛しているからこそ変わって欲しい。 妻を心から愛しているのに悪さをしてしまった夫と、ある日突然に最終通告を突きつける妻のお話です。 ※この作品の設定・世界観は架空のものです。 ※話の内容が無理だなと思ったらご自衛のほどよろしくお願い致します。 ※ネタバレ配慮は連載中のみ。
24h.ポイント 369pt
小説 3,073 位 / 183,608件 恋愛 1,455 位 / 56,015件
文字数 41,959 最終更新日 2023.01.23 登録日 2023.01.13
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旧題:贖罪〜あなたが選んだのは私ではありませんでした〜 言葉にして結婚を約束していたわけではないけれど、そうなると思っていた。 お互いに気持ちは同じだと信じていたから。 それなのに恋人は別れの言葉を私に告げてくる。 『すまない、別れて欲しい。これからは俺がサーシャを守っていこうと思っているんだ…』 サーシャとは、彼の亡くなった同僚騎士の婚約者だった人。 愛している人から捨てられる形となった私は、誰にも告げずに彼らの前から姿を消すことを選んだ。
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小説 4,368 位 / 183,608件 恋愛 2,007 位 / 56,015件
文字数 158,920 最終更新日 2022.12.23 登録日 2022.02.27
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『ほら、ご覧なさって。あそこにいるのが噂の公爵令嬢ですわよ』 『噂通りのかたで、悪役令嬢という感じですわね』 公爵令嬢であるハナミア・マーズのほうを見ながら、楽しそうに囀っている令嬢達。  悪役令嬢??どうして私が…… ハナミアは幼い頃から病弱で、静養のためにずっと領地で過ごしていた。つまり公爵家の駒として役に立たないから、両親から放置されていたのだ。 ――あっ、でもグレたりはしていませんよ。自分でも言うのもなんですが、田舎で真っ直ぐに育ちましたから。 病弱ゆえに社交界に出るのも今回が初めて。だから悪役令嬢になる機会もなかったはずなのに、なぜか悪役になっているハナミア。 立派な両親と優秀な弟妹達はハナミアを庇うことはない。 家族のこういう態度には慣れているので、全然平気である。 ただ平凡で、病弱で、時々吐血することがあるハナミアには、悪役令嬢は少しだけ荷が重い。 ――なんか天に召される気がするわ…… なのでこっそりと逃げようと思います! これは自称平凡な公爵令嬢が自分の身の丈(病弱?)に合わせて、生きようと奮闘するお話です。 もちろん周囲はそんな彼女を放ってはおきません。なぜなら平凡は自称ですから…。 ⚠ヒーローは優しいだけじゃありません、一癖も二癖もあります。 ⚠主人公は病弱を通り越し死にかけることもありますが、本人は明るく元気ですのでご安心?を。 ※設定はゆるいです。
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小説 2,679 位 / 183,608件 恋愛 1,299 位 / 56,015件
文字数 154,808 最終更新日 2022.12.16 登録日 2022.11.04
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※この作品は『贖罪〜あなたが選んだのは私ではありませんでした〜』に出てくる登場人物ミン団長のお話です。そちらを読まなくても大丈夫ですが、読んでいただいたほうがより楽しめるかと思います。 『愛されるなんて思うな。金と引き換えに自分を売るなんてなんて浅ましい女なんだ!』 初夜の前に夫が伝えてきたのは嘘偽りのない気持ちだった。それから結婚して七年経つけれども、夫婦仲は変わっていない。 ――私に興味を示さない夫。 それでも結婚生活は悲惨というほどでもなかった。それは私も早々に彼への期待を捨てたからだろう。 そんな私と夫との関係が変わり始めたのは数ヶ月前からだった。 ――体調を崩しがちになった私に薬を差し出してくる優しい夫。 でもその優しさが本物ではなかったことを私は知った。  たぶん、これが体調を崩している原因…。 そんな私の前に現れたのは、少年の頃の面影を残した年下の幼馴染みだった。 『うぁー!シン姉、久しぶり』 『大きくなったわね、ジェイ』 昔と同じで真っすぐな彼はとても眩しかった。
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文字数 37,304 最終更新日 2022.10.28 登録日 2022.09.30
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我が国の第二王子が隣国での留学を終えて数年ぶりに帰国することになった。王都では彼が帰国する前から、第二王子の婚約者の座を巡って令嬢達が水面下で激しく火花を散らしているらしい。 辺境の伯爵令嬢であるリラ・エールは王都に出向くことは滅多にないので関係のない話だ。 そんななか帰国した第二王子はなんと呪われていた。 どんな姿になったのか分からないが、令嬢達がみな逃げ出すくらいだからさぞ恐ろしい姿になってしまったのだろうと辺境の地にまで噂は流れてきた。 ――えっ、これが呪いなの?か、可愛すぎるわ! 私の目の前の現れたのは、呪いによってとても愛らしい姿になった第二王子だった。 『あの、抱きしめてもいいかしら?』 『・・・・駄目です』 私は抱きしめようと手を伸ばすが、第二王子の従者に真顔で止められてしまった。 ※設定はゆるいです。 ※5/29 タイトルを少し変更しました。
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文字数 61,834 最終更新日 2022.06.17 登録日 2022.05.28
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旧題:私の孤独に気づいてくれたのは家族でも婚約者でもなく特待生で平民の彼でした 理想的な家族と見られているスパンシ―伯爵家。 仲睦まじい両親に優秀な兄、第二王子の婚約者でもある美しい姉、天真爛漫な弟、そして聞き分けの良い子の私。 ある日、姉が第二王子から一方的に婚約解消されてしまう。 そんな姉を周囲の悪意から守るために家族も私の婚約者も動き出す。 だがその代わりに傷つく私を誰も気に留めてくれない…。 だがそんな時一人の青年が声を掛けてくる。 『ねえ君、無理していない?』 その一言が私を救ってくれた。 ※作者の他作品『すべてはあなたの為だった~狂愛~』の登場人物も出ています。 そちらも読んでいただくとより楽しめると思います。
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婚約者も恋人もいない私を憐れんで、なぜか幼馴染の騎士が恋人のふりをしてくれることになった。 でも恋人のふりをして貰ってから、私を取り巻く状況は悪くなった気がする…。 周りからは『釣り合っていない』と言われるし、彼は私を庇うこともしてくれない。 ――あれっ? 私って恋人でいる意味あるかしら…。 *設定はゆるいです。
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ある日突然『魅了』の罪で捕らえられてしまった。でも誤解はすぐに解けるはずと思っていた、だって私は魅了なんて使っていないのだから…。 それなのに真実は闇に葬り去られ、残ったのは周囲からの冷たい眼差しだけ。 もう誰も私を信じてはくれない。 昨日までは『絶対に君を信じている』と言っていた婚約者さえも憎悪を向けてくる。 まるで人が変わったかのように…。 *設定はゆるいです。
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リリミア・ムーアは正真正銘の子爵令嬢だ。 幼い頃に母を亡くし、数年後には大好きだった父も不慮の事故で呆気なくこの世を去ってしまう。 可哀想な彼女は一人残されて……とはならなかった。 父であるムーア子爵は亡くなる一ヶ月前に再婚していたのだ。だから継母と二人の義姉も一緒に残されたのである。 それから先はお決まりのパターンを辿ることになる。 まるでおとぎ話のシンデレラのように…。 気づけばリリミアは『シンデレラ令嬢』と陰で呼ばれるようになっていた。 『いつかきっと幸せになれるわ』と頑張り続ける前向きな彼女。 ちょっとおとぎ話のシンデレラよりもたくましい…。 ある日憧れの王子様を近くで見てみようと王城で開かれる舞踏会にこっそりと参加する。 だが間違って開始時刻よりもだいぶ早くに到着してしまい、王子と護衛騎士の会話を偶然耳にしてしまう。 『そこにいるのは誰だっ!』 『……誰もいませんのでお気になさらずに……』 ※この作品には『ある日愛する妻が何も告げずに家を出ていってしまった…』の登場人物が出ています。
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