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1章 「魔女」が辺境伯の「聖女」になるまで
11 この手を斬りますか?
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──10年前、祖母が死んだ。
私はショックを受けた。
自分を可愛がってくれた人が亡くなったから、というだけではない。
祖母が死ぬ前、彼女の胸部に強い違和感を覚えていたのだ。
祖母は1人で農場を見回れるほど元気だった。
なのに、「病気じゃないか」などと言っては失礼だ。
そう思い、口をつぐんだ翌朝。
祖母はベッドの中で冷たくなっていた。
私が違和感を訴えていれば、両親が気をつけて見ていたかもしれない。
祖母は長生きできたかもしれない。
私の躊躇が祖母を殺した──
それ以来、二度と不調を見逃すまいと神経を尖らせた。
すると黒い霧が見えるようになり、治療法が頭へ浮かんできた。
驚きつつも、安心した。
後悔するのは祖母の件で終わりにしたいと、ますます願った。
だから、アルヴィン様にまとわりつく黒霧も見過ごせない。
もし彼が急死したら、私が殺したも同然だ。
(それに母様が言ってた。『今は戦争こそ起きていないけど、ドラフィナ帝国とは睨み合いが続いてる』って……シャーウッド辺境伯が倒れたら、きっと帝国が攻めてくる!)
私は奥歯をグッと噛みしめ、眉間に皺を寄せるアルヴィン様を見すえた。
とはいえ正攻法では駄目だ。
まずは本心を隠し、深々とお辞儀をする。
「申し訳ありません。私の見立て違いだったようです」
「自分は元気だ」と言う患者は、否定しない方がいい。
ますます意固地になってしまう。
一旦折れるのが得策だ。
頭を上げると、狙い通りアルヴィン様の警戒は戸惑いに替わっていた。
その隙を逃さず、きっぱりと告げる。
「ですが、やはり子どもたちの治療は私が行います」
「だから、その必要は──」
「癒しの祝福があれば、効果絶大な薬ができるのでしょう? 私が薬を調合しなければ、治療が長引くかもしれませんよ」
アルヴィン様を睨みつけながら、手のひらを突き出す。
「それとも……祝福を持つこの手を、敵の首のように斬って、薬液に漬け込んでみますか?」
我ながら過激だと思う。
しかし、ここまで言わなくては、きっと私の思いは伝わらない。
アルヴィン様にすり寄る令嬢は、星の数ほどいるのだろう。
私もその一人だと思われているはず。
そうではないと、わかってほしい。
私を信じてほしかった。
かたく拳を握りしめ、手の震えを精一杯こらえる。
その代わり、膝がカタカタと笑っている。
ばれないかと冷や汗をかいたけれど、アルヴィン様は「本気か」と言いたげに目を見開き、私の顔を見つめるだけだ。
挑むようにその目を見つめ返すと、アルヴィン様は困惑の表情で視線をそらした。
「……君の言うことは、もっともだ。癒しの祝福に頼るのが正解なんだろう」
「! では、薬を作らせていただけますか?」
「ああ。ただし1ヶ月だ。それで解決しなければ、あとはこちらで対処する」
「1ヶ月……」
充分な期間だ。
10の村を回り、治療をほどこすだけなら。
しかし、アルヴィン様も治療するとなると話は別。
1ヶ月で間に合うだろうか。
彼の信頼を得て、薬を作り、飲んでもらう──
「不服か?」
アルヴィン様が眉をひそめる。
私は急いで首を横に振った。
「いいえ、やってみせます」
「わかった……それなら1ヶ月間、俺の城に泊まるといい」
「閣下のお城ですか?」
驚いて聞き返すと、さらに眉をひそめられた。
「そうするしかないだろう。君を村に泊めて問題が起きれば、責任を取るのは村人だ」
「あ……そうですね、考えが至りませんでした。申し訳ありません」
「考えていなかった? 俺の城に泊まることも?」
「はい……私はどこでも休めますので。私がお邪魔でしたら、おっしゃってください。馬小屋へ行きます」
「……は?」
アルヴィン様が唖然とする。
驚きのあまり、警戒や疑念はどこかへ吹き飛んだようだ。
「実家にいた時は領内を見回り、牛たちを診察しておりました。時には牛舎で寝泊まりを。ですから、家畜の匂いにも藁のベッドにも慣れています」
「しかし、それは……眠れるのか?」
「遠出して疲れていますから、ぐっすりです。寝ている間、牛に顔を舐められた時は飛び起きましたが。あの時はもう、目の周りがベトベトで……」
そこまで言って、「話しすぎた」と恥ずかしくなった。
牛舎で眠り込んで、牛に顔を舐められる。
令嬢の振る舞いとは思えない。
恥ずかしくて肩を縮こめると、上から「フフッ」という小さな笑い声が降ってきた。
そうっと顔を上げる。
アルヴィン様は、笑ってはいなかった。
ただ、眉間の皺が消えていた。
「君は、よくわからない人だな」
「わからない?」
「ビクビクしていたかと思えば、急に肝が座る」
肝が座るというのは「手を斬って薬液に漬け込むか」と迫ったことだろうか。
思い出すと、急に気まずくなってくる。
「それは、その……図々しい真似をいたしました」
「いや、構わない。図々しく俺の城に泊まればいい。牛舎よりは寝心地がいいだろう」
冗談めかした言い方に、私は肩の力を抜いた──が、すぐにまた体を強張らせることになった。
「ただし、地下室には入るな」
地の底から響くような重い声に、肌が粟立つ。
「どうして……ですか?」
「理由は言えない。だが、地下室に入れば二度と城から出られなくなると思え」
「……」
気圧されて押し黙ると、アルヴィン様は小さく鼻を鳴らした。
「怖くなったか?」
「い、いえ、大丈夫です。約束は守ります。1ヶ月、よろしくお願いいたします」
私は頭を下げた。その上に、また声が降ってくる。
「そういえば、もう一つ確認することがあった」
「はい?」
「馬の二人乗りをしたことは?」
私はショックを受けた。
自分を可愛がってくれた人が亡くなったから、というだけではない。
祖母が死ぬ前、彼女の胸部に強い違和感を覚えていたのだ。
祖母は1人で農場を見回れるほど元気だった。
なのに、「病気じゃないか」などと言っては失礼だ。
そう思い、口をつぐんだ翌朝。
祖母はベッドの中で冷たくなっていた。
私が違和感を訴えていれば、両親が気をつけて見ていたかもしれない。
祖母は長生きできたかもしれない。
私の躊躇が祖母を殺した──
それ以来、二度と不調を見逃すまいと神経を尖らせた。
すると黒い霧が見えるようになり、治療法が頭へ浮かんできた。
驚きつつも、安心した。
後悔するのは祖母の件で終わりにしたいと、ますます願った。
だから、アルヴィン様にまとわりつく黒霧も見過ごせない。
もし彼が急死したら、私が殺したも同然だ。
(それに母様が言ってた。『今は戦争こそ起きていないけど、ドラフィナ帝国とは睨み合いが続いてる』って……シャーウッド辺境伯が倒れたら、きっと帝国が攻めてくる!)
私は奥歯をグッと噛みしめ、眉間に皺を寄せるアルヴィン様を見すえた。
とはいえ正攻法では駄目だ。
まずは本心を隠し、深々とお辞儀をする。
「申し訳ありません。私の見立て違いだったようです」
「自分は元気だ」と言う患者は、否定しない方がいい。
ますます意固地になってしまう。
一旦折れるのが得策だ。
頭を上げると、狙い通りアルヴィン様の警戒は戸惑いに替わっていた。
その隙を逃さず、きっぱりと告げる。
「ですが、やはり子どもたちの治療は私が行います」
「だから、その必要は──」
「癒しの祝福があれば、効果絶大な薬ができるのでしょう? 私が薬を調合しなければ、治療が長引くかもしれませんよ」
アルヴィン様を睨みつけながら、手のひらを突き出す。
「それとも……祝福を持つこの手を、敵の首のように斬って、薬液に漬け込んでみますか?」
我ながら過激だと思う。
しかし、ここまで言わなくては、きっと私の思いは伝わらない。
アルヴィン様にすり寄る令嬢は、星の数ほどいるのだろう。
私もその一人だと思われているはず。
そうではないと、わかってほしい。
私を信じてほしかった。
かたく拳を握りしめ、手の震えを精一杯こらえる。
その代わり、膝がカタカタと笑っている。
ばれないかと冷や汗をかいたけれど、アルヴィン様は「本気か」と言いたげに目を見開き、私の顔を見つめるだけだ。
挑むようにその目を見つめ返すと、アルヴィン様は困惑の表情で視線をそらした。
「……君の言うことは、もっともだ。癒しの祝福に頼るのが正解なんだろう」
「! では、薬を作らせていただけますか?」
「ああ。ただし1ヶ月だ。それで解決しなければ、あとはこちらで対処する」
「1ヶ月……」
充分な期間だ。
10の村を回り、治療をほどこすだけなら。
しかし、アルヴィン様も治療するとなると話は別。
1ヶ月で間に合うだろうか。
彼の信頼を得て、薬を作り、飲んでもらう──
「不服か?」
アルヴィン様が眉をひそめる。
私は急いで首を横に振った。
「いいえ、やってみせます」
「わかった……それなら1ヶ月間、俺の城に泊まるといい」
「閣下のお城ですか?」
驚いて聞き返すと、さらに眉をひそめられた。
「そうするしかないだろう。君を村に泊めて問題が起きれば、責任を取るのは村人だ」
「あ……そうですね、考えが至りませんでした。申し訳ありません」
「考えていなかった? 俺の城に泊まることも?」
「はい……私はどこでも休めますので。私がお邪魔でしたら、おっしゃってください。馬小屋へ行きます」
「……は?」
アルヴィン様が唖然とする。
驚きのあまり、警戒や疑念はどこかへ吹き飛んだようだ。
「実家にいた時は領内を見回り、牛たちを診察しておりました。時には牛舎で寝泊まりを。ですから、家畜の匂いにも藁のベッドにも慣れています」
「しかし、それは……眠れるのか?」
「遠出して疲れていますから、ぐっすりです。寝ている間、牛に顔を舐められた時は飛び起きましたが。あの時はもう、目の周りがベトベトで……」
そこまで言って、「話しすぎた」と恥ずかしくなった。
牛舎で眠り込んで、牛に顔を舐められる。
令嬢の振る舞いとは思えない。
恥ずかしくて肩を縮こめると、上から「フフッ」という小さな笑い声が降ってきた。
そうっと顔を上げる。
アルヴィン様は、笑ってはいなかった。
ただ、眉間の皺が消えていた。
「君は、よくわからない人だな」
「わからない?」
「ビクビクしていたかと思えば、急に肝が座る」
肝が座るというのは「手を斬って薬液に漬け込むか」と迫ったことだろうか。
思い出すと、急に気まずくなってくる。
「それは、その……図々しい真似をいたしました」
「いや、構わない。図々しく俺の城に泊まればいい。牛舎よりは寝心地がいいだろう」
冗談めかした言い方に、私は肩の力を抜いた──が、すぐにまた体を強張らせることになった。
「ただし、地下室には入るな」
地の底から響くような重い声に、肌が粟立つ。
「どうして……ですか?」
「理由は言えない。だが、地下室に入れば二度と城から出られなくなると思え」
「……」
気圧されて押し黙ると、アルヴィン様は小さく鼻を鳴らした。
「怖くなったか?」
「い、いえ、大丈夫です。約束は守ります。1ヶ月、よろしくお願いいたします」
私は頭を下げた。その上に、また声が降ってくる。
「そういえば、もう一つ確認することがあった」
「はい?」
「馬の二人乗りをしたことは?」
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