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最終章
それは駄目ですわ
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私が目を覚ましたという事で最初に家族と医師が部屋にやって来ましたわ。
もの凄い勢いで私に近づくお兄様をアクアが聖力で押さえつけています。
医師にひと通り体を診てもらい大丈夫だとお墨付きをいただいて改めて家族との再会ですわ。
「アイラ!アイラ!」
お母様が泣きながら私に抱きついてきましたわ。私はベッドの中で上半身だけ起き上がり背中にクッションを入れて寄りかかっている状態ですの。
まだ寝間着ですがそこは病み上がりなので許してもらいますわ。
ぎゅーと抱きついてきたお母様を見て安心しました。
「お母様も無事で良かったですわ!」
私もぎゅーとお母様を抱きしめ返しました。
「アイラがバルトカピになってしまった時はもう駄目だと思ったがまさか神子様が、あ、ルカくんの方だが、『命の契約』をかけていたとは......。しかし2人揃って生き返るとは思っていなかったのだがね」
と、お父様は嬉しそうに目を細めていますわ。
「ふふふ。驚いたでしょう?ルカさんにはお世話になってしまいましたがお兄様もですわ。あの時、バルの私を抱きしめてくれましたわよね。それでバルに隙ができたのですわ。その隙に私は入れ替わりを試みたのですの」
アクアに羽交締めにされているお兄様に私は微笑みました。
「離せ!エセ神子!」
お兄様がアクアを振り切って私にかけよって来ましたわ。
お母様を押し退けて私の手を握りました。
「当たり前だろう?アイラがどんな姿になっていても私の愛は変わらぬのだ。これで私がどれだけ真剣にアイラを愛しているのか分かってもらえたかい?」
お兄様は私の手を掴んだまま自分の頬にスリスリし始めましたわ。
お父様とお母様をチラ見しましたが止めてくれる素振りはないのですわ。
何故⁈前なら直ぐにこの変態行動を止めてくれていたではないですか!
「あ、いや、確かにルネのアイラに対する行動は兄妹としてはいき過ぎている事もあるのだが今回の事で私は見直したのだよ。あの様な化け物になったアイラをしっかりと抱きしめ更に一緒に死のうだなんて中々言える事ではないからね」
お父様が感動していますわ。
確かにあの時のお兄様の行動は凄い事ですわ。しかしです、私達は兄妹なので明らかな変態的スキンシップは注意して下さらないと駄目ですわ!
お父様もお母様もニコニコとお似合いよ~的な雰囲気を出してますがそれは駄目ですわ!
「はい、はい。確かにお前のおかげで危機を乗り切ったがそれとこれは別だ。手を離せ。変態1号め」
アクアがお兄様の手を捻ってもちあげました。
「いでででーーー!!」
お兄様が涙目になりながら後退ります。
「やるなら外に出ろ!お前が悪魔だろうが神子様だろうがもう許せん!」
お兄様がキレました。
「次がつかえてるからね。私達は家族だからまた後でゆっくり会えるから」
と、お父様がにっこり笑いながらお兄様の首根っこを掴みズルズル引きずってお母様と一緒にお部屋を出て行きましたわ。
次に入って来たのはルカさんでした。
「アイラ!良かった!もう6ヶ月にもなるのに目を覚まさないから......」
ルカさんがチラリとアクアを見ながらその先は私の耳元で囁きました。
「ミカエルさんが何か間違った事をしちゃったのかと焦ったよ。あ、ミカエルさん何故だか自分の事は2人だけの秘密にしろって生き返る寸前に言われたんだけど......。2人だけの秘密を持ってると他のライバルに優越感持てるだろう?って」
ちょっと照れながらそう言うルカさんは本当に美青年ですわね。
というか、何なのでしょう、ミカエル様は。ライバル?優越感?意味が分かりませんわ。でもミカエル様は自分の命を犠牲にするぐらいのルカさんの心意気を認めたのかもしれませんね。
「ふふふ。そうですのね。では2人だけの秘密ですわ」
「そ、そうだね」
「おい。なんでそんなラブラブな雰囲気が出てるんだ?死んでる間に何があった⁇教えろ」
あ~、成程ですわ。こうなるわけですのね。
「何もない。な?アイラ?」
「ふふふ」
「おい、チビ笑ってないで答えろ。さっきも誤魔化してたな?神に会ってきたんだろう?そうじゃないと2人とも生き返らない。普通でいけばコイツは死んでる筈だ」
ルカさんをビシッと指差してアクアはイライラしていますわ。
面白いです。
「さあ?どうかしら?ね?ルカさん」
私とルカさんはクスクス笑いながら誤魔化しましたわ。
「ルカさん、改めて今回、本当にありがとうございました。私、島にいた時からルカさんにはお世話になりっぱなしですわね」
「そんな事ないよ?でもお礼をしたいと言うなら王都が落ち着いたらデートしてよ」
あらら。ルカさんがその様な事を言うだなんて予想してませんでしたわ。
「分かりましたわ」
「約束な!」
嬉しそうに笑うルカさんはアクアに頭を鷲掴みにされましたわ。そしてズルズルと先程のお兄様の様に引きずられお部屋から出されてしまいました。
「ちょっと、アクア?貴方は何様でこの場を仕切っているのですの?勝手に終わらせないでもらえますか?」
「あ⁉︎何様って俺様だ。仕切るのは当然だが?」
もう意味が分かりませんわ......。
もの凄い勢いで私に近づくお兄様をアクアが聖力で押さえつけています。
医師にひと通り体を診てもらい大丈夫だとお墨付きをいただいて改めて家族との再会ですわ。
「アイラ!アイラ!」
お母様が泣きながら私に抱きついてきましたわ。私はベッドの中で上半身だけ起き上がり背中にクッションを入れて寄りかかっている状態ですの。
まだ寝間着ですがそこは病み上がりなので許してもらいますわ。
ぎゅーと抱きついてきたお母様を見て安心しました。
「お母様も無事で良かったですわ!」
私もぎゅーとお母様を抱きしめ返しました。
「アイラがバルトカピになってしまった時はもう駄目だと思ったがまさか神子様が、あ、ルカくんの方だが、『命の契約』をかけていたとは......。しかし2人揃って生き返るとは思っていなかったのだがね」
と、お父様は嬉しそうに目を細めていますわ。
「ふふふ。驚いたでしょう?ルカさんにはお世話になってしまいましたがお兄様もですわ。あの時、バルの私を抱きしめてくれましたわよね。それでバルに隙ができたのですわ。その隙に私は入れ替わりを試みたのですの」
アクアに羽交締めにされているお兄様に私は微笑みました。
「離せ!エセ神子!」
お兄様がアクアを振り切って私にかけよって来ましたわ。
お母様を押し退けて私の手を握りました。
「当たり前だろう?アイラがどんな姿になっていても私の愛は変わらぬのだ。これで私がどれだけ真剣にアイラを愛しているのか分かってもらえたかい?」
お兄様は私の手を掴んだまま自分の頬にスリスリし始めましたわ。
お父様とお母様をチラ見しましたが止めてくれる素振りはないのですわ。
何故⁈前なら直ぐにこの変態行動を止めてくれていたではないですか!
「あ、いや、確かにルネのアイラに対する行動は兄妹としてはいき過ぎている事もあるのだが今回の事で私は見直したのだよ。あの様な化け物になったアイラをしっかりと抱きしめ更に一緒に死のうだなんて中々言える事ではないからね」
お父様が感動していますわ。
確かにあの時のお兄様の行動は凄い事ですわ。しかしです、私達は兄妹なので明らかな変態的スキンシップは注意して下さらないと駄目ですわ!
お父様もお母様もニコニコとお似合いよ~的な雰囲気を出してますがそれは駄目ですわ!
「はい、はい。確かにお前のおかげで危機を乗り切ったがそれとこれは別だ。手を離せ。変態1号め」
アクアがお兄様の手を捻ってもちあげました。
「いでででーーー!!」
お兄様が涙目になりながら後退ります。
「やるなら外に出ろ!お前が悪魔だろうが神子様だろうがもう許せん!」
お兄様がキレました。
「次がつかえてるからね。私達は家族だからまた後でゆっくり会えるから」
と、お父様がにっこり笑いながらお兄様の首根っこを掴みズルズル引きずってお母様と一緒にお部屋を出て行きましたわ。
次に入って来たのはルカさんでした。
「アイラ!良かった!もう6ヶ月にもなるのに目を覚まさないから......」
ルカさんがチラリとアクアを見ながらその先は私の耳元で囁きました。
「ミカエルさんが何か間違った事をしちゃったのかと焦ったよ。あ、ミカエルさん何故だか自分の事は2人だけの秘密にしろって生き返る寸前に言われたんだけど......。2人だけの秘密を持ってると他のライバルに優越感持てるだろう?って」
ちょっと照れながらそう言うルカさんは本当に美青年ですわね。
というか、何なのでしょう、ミカエル様は。ライバル?優越感?意味が分かりませんわ。でもミカエル様は自分の命を犠牲にするぐらいのルカさんの心意気を認めたのかもしれませんね。
「ふふふ。そうですのね。では2人だけの秘密ですわ」
「そ、そうだね」
「おい。なんでそんなラブラブな雰囲気が出てるんだ?死んでる間に何があった⁇教えろ」
あ~、成程ですわ。こうなるわけですのね。
「何もない。な?アイラ?」
「ふふふ」
「おい、チビ笑ってないで答えろ。さっきも誤魔化してたな?神に会ってきたんだろう?そうじゃないと2人とも生き返らない。普通でいけばコイツは死んでる筈だ」
ルカさんをビシッと指差してアクアはイライラしていますわ。
面白いです。
「さあ?どうかしら?ね?ルカさん」
私とルカさんはクスクス笑いながら誤魔化しましたわ。
「ルカさん、改めて今回、本当にありがとうございました。私、島にいた時からルカさんにはお世話になりっぱなしですわね」
「そんな事ないよ?でもお礼をしたいと言うなら王都が落ち着いたらデートしてよ」
あらら。ルカさんがその様な事を言うだなんて予想してませんでしたわ。
「分かりましたわ」
「約束な!」
嬉しそうに笑うルカさんはアクアに頭を鷲掴みにされましたわ。そしてズルズルと先程のお兄様の様に引きずられお部屋から出されてしまいました。
「ちょっと、アクア?貴方は何様でこの場を仕切っているのですの?勝手に終わらせないでもらえますか?」
「あ⁉︎何様って俺様だ。仕切るのは当然だが?」
もう意味が分かりませんわ......。
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