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第五章
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カール兄様がこの地区のトップ達との会合に出かけた日、僕達はお茶をしながら話し合ったんだ。因みにカール兄様の会合はいつもファリアー叔父様が出ているんだけど今は王都に行っているので代わりで行く事になったみたい。
お屋敷には何重にも魔力でシールドが張られているから大丈夫だと言ってた。カール兄様がそう言うのなら安心だよ!
なのでカール兄様は帰って来るのが遅くなるとの事だったから皆んなで夕食を頂いてその後にお茶しながらアル先生やベンノ様の詳しい生い立ちなどを聞いた。
キール様の所から帰ってくる時にコソッと「救世主の別名『紅玉の至宝』は私がルアーナに付けたのだ。その呼び名を知っているその占い師は凄いな......」って言ってたんだって。
ああ、それであんなにキール様は驚いてたんだ!確かに!!自分が付けた愛称みたいたものだから普通はそんなに浸透してないって思うよね~。でもギャバット家にもその呼び名は伝わってるからいつの間にかメジャーになってたんだね。キそして話題は僕達の『前世』になる。
だけど前世の話になると女神様の事も話さないといけなくなるし、それはいいのかな?だってギャバット家に伝わってる救世主の話で前世の事は女神様の事も触れられてないよね。って事は代々の救世主はこの事を誰にも言ってないって事でしょう?女神様には口止めされてはいないけど......。
ギャバット家以外の人達は僕と運命の相手が亡くなると記憶が無くなるからいいかもだけどさ~。うーん。アル先生もベンノ様も知りたくてうずうずしてる感じ?
「何んでしょうか?その『前世』とは?」
相変わらず僕の後ろに立って護衛をしてくれているルークが驚きの声をあげた。なんなら声が震えてるけど⁉︎怒りで⁉︎
しまった!!この場にはルークも居たんだった!!
「はぁ~、成程?ルーク殿にもこの話はしていないと。随分と仲は良く見えますがこの様な大事な事を話てはもらっていないと?」
アベル様が勝ち誇ったようにルークを見る。や、ちょっと!なんでそんな意地悪な言い方するかな!!
「ルーク!違うよ?だってこの話はギャバット家にも伝わってないでしょう?なにもルークだけに秘密にしてたわけじゃないんだよ?」
僕は慌ててルークに説明した。
「確かにギャバット一族でそんな話をしている人はいなかったですね......。と、言う事は私だけが一族でその話を知る事となるのですね?それはもう特別と言っても良いでしょうねぇ」
今度はルークがアベル様に勝ち誇った様にニッコリ笑いかける。
アベル様が「ぐぬぬ......」と悔しがってるけど、これはもう話すしかない流れになってない?
んー。まぁ、悪魔と戦うのは今の僕なのであって前世の陸斗の話をしても影響はないよね。問題は女神様の事だけど多分悪魔だって女神様の存在は知ってるはず。
だって悪魔が代々変わっても永遠のライバル同士だもんね。僕との会話もそんな重要な事は言ってなかったし。なんならその後に僕の頭に入ってきた救世主の膨大な情報の方が悪魔には知られてはいけないような気がする。
だからここで話が万が一、巡り巡って悪魔の耳に入ったとしても大丈夫だよね。うん。多分。
お屋敷には何重にも魔力でシールドが張られているから大丈夫だと言ってた。カール兄様がそう言うのなら安心だよ!
なのでカール兄様は帰って来るのが遅くなるとの事だったから皆んなで夕食を頂いてその後にお茶しながらアル先生やベンノ様の詳しい生い立ちなどを聞いた。
キール様の所から帰ってくる時にコソッと「救世主の別名『紅玉の至宝』は私がルアーナに付けたのだ。その呼び名を知っているその占い師は凄いな......」って言ってたんだって。
ああ、それであんなにキール様は驚いてたんだ!確かに!!自分が付けた愛称みたいたものだから普通はそんなに浸透してないって思うよね~。でもギャバット家にもその呼び名は伝わってるからいつの間にかメジャーになってたんだね。キそして話題は僕達の『前世』になる。
だけど前世の話になると女神様の事も話さないといけなくなるし、それはいいのかな?だってギャバット家に伝わってる救世主の話で前世の事は女神様の事も触れられてないよね。って事は代々の救世主はこの事を誰にも言ってないって事でしょう?女神様には口止めされてはいないけど......。
ギャバット家以外の人達は僕と運命の相手が亡くなると記憶が無くなるからいいかもだけどさ~。うーん。アル先生もベンノ様も知りたくてうずうずしてる感じ?
「何んでしょうか?その『前世』とは?」
相変わらず僕の後ろに立って護衛をしてくれているルークが驚きの声をあげた。なんなら声が震えてるけど⁉︎怒りで⁉︎
しまった!!この場にはルークも居たんだった!!
「はぁ~、成程?ルーク殿にもこの話はしていないと。随分と仲は良く見えますがこの様な大事な事を話てはもらっていないと?」
アベル様が勝ち誇ったようにルークを見る。や、ちょっと!なんでそんな意地悪な言い方するかな!!
「ルーク!違うよ?だってこの話はギャバット家にも伝わってないでしょう?なにもルークだけに秘密にしてたわけじゃないんだよ?」
僕は慌ててルークに説明した。
「確かにギャバット一族でそんな話をしている人はいなかったですね......。と、言う事は私だけが一族でその話を知る事となるのですね?それはもう特別と言っても良いでしょうねぇ」
今度はルークがアベル様に勝ち誇った様にニッコリ笑いかける。
アベル様が「ぐぬぬ......」と悔しがってるけど、これはもう話すしかない流れになってない?
んー。まぁ、悪魔と戦うのは今の僕なのであって前世の陸斗の話をしても影響はないよね。問題は女神様の事だけど多分悪魔だって女神様の存在は知ってるはず。
だって悪魔が代々変わっても永遠のライバル同士だもんね。僕との会話もそんな重要な事は言ってなかったし。なんならその後に僕の頭に入ってきた救世主の膨大な情報の方が悪魔には知られてはいけないような気がする。
だからここで話が万が一、巡り巡って悪魔の耳に入ったとしても大丈夫だよね。うん。多分。
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