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第4章 王都 学園高等部生活編
第85話 ボス戦…の最中の休憩
全くもって先が見えない暗闇に足を踏み入れると、扉がまたしてもひとりでにガチャンッという音を立てて閉まり、一瞬完璧に真っ暗になる。
実はここまでランタンとかを使ってない。ダンジョンの壁自体が光るようになってたからね。だからここまで真っ暗になることは無くて、ちょっと不安になる。
だけど、そんなに時間が経たない内にポワッと部屋自体が明るくなった。
「おぉ…」
明るくなり、部屋の全貌が明らかになる。そこは石畳の床に、ドーム状の天井という造りをしていて、どれもほのかに明かりを発している。だけど、所々が崩れかかり、とても不安定、という印象を受けた。
「ここも変わってるわね…」
マリアがそう言うならそうなのだろう。本来はどんな部屋なのか、私は知らないけど。
「くるぞ」
ドノバンさんが大盾を構える。その目線の先には…赤い光を放つ魔法陣があった。だけど…なんか、禍々しい。これは……あの校外学習のとき、男が持っていた魔剣に近い?
そんなことを思っていると、突然魔法陣から何かがせり出してきた。
「…っ!まさか、地龍だとは…」
誰が言ったのかは分からなかった。でも、地龍か…魔法陣から現れた魔物のことなんだろう…けど、龍というより……
「トカゲ?」
「あぁ…まぁ似たようなものね」
なるほど。似たようなものなのか。例えるなら…あれだ。コモドドラゴン。それをかなりでかくしたかんじ。
『大雑把…』
えー、そう?うーん…家くらいって言えばいいかな?まぁとにかくでかい。
「フィリアは……後ろで結界張って、生徒守って」
「あ、うん」
とりあえず言われた通りに後ろに下がって、結界を張る。
「フィリアちゃん?だっけ」
「あぁ、そう言えばちゃんと言って無かったですね。そうですよ」
「そうなんだね…あぁ、俺の名前は"ロイ"。それでこっちが"ガイ"、あっちで六大英雄を見てるのが、"サム"だよ」
そう紹介してくれたのは、1番最初に起きて話した人。黒髪で、黒目だから、魔法は得意じゃないらしく、剣を持っていた。
ガイと呼ばれた人は、茶髪に茶色の目。この人も剣を持っている。
…で、私の結界に張り付くようにして戦いを見てるのがサムさんらしい。1人だけ瞳が青色で、杖を持っている。多分魔法使いなのかな。
「サムはあぁいうやつなんだ。すまない」
「いえ、気にしてません。それより、お腹は空いてませんか?」
もしかしたら飲まず食わずだったんじゃないかと思ったんだけど……図星だったらしく、元気よく腹の虫がないた。ロイさんだ。あらら、顔が赤くなってる。
「ふふっ。じゃあ何か食べましょうか」
そう言って私はアイテムボックスからパンやら干し肉、スープなどを取り出した。
「え?!収納!?」
「ええ、そうですよ」
本当はアイテムボックスだけどね。流石に地べたに座るのはどうなんだって思ったから、大きめの敷物も取り出した。
「どうぞ」
「あ…すまない。おい、サムも来いよ」
ガイさんはもう既に食べ始めた。サムさんは外の光景に夢中らしく、聞こえていない。
……うん。今思ったけど、この結界の外でかなり激しめの戦闘してるのよね。のんびりし過ぎ?まぁ結界が破られることはないだろうけどね。
「おーい、サム?」
ロイさんがいくら問いかけても一向に来ないので、仕方なく結界を外が見えないようにする。
……ついでに外からも見えないようにしとこ。なんかこの光景を見たマリアに、後で怒られそうだから。
「うぉ!なんだ!」
いきなり見えなくなったから、驚いたらしい。
「おい!こっち来いよ!」
「え?うぉ!なんだよその食事!?」
「フィリアちゃんが出してくれたんだよ」
男の人からちゃん付けはやめて欲しい。ものすごく恥ずかしい。
「そうなのか?」
「はい。見て勉強するのもいいですけど、ひとまず食事は摂ってくださいね」
「あ、あぁ…すまない。ありがとう」
やっとこさ座ってくれたよ。で、その間にガイさんはパンを5つ平らげていた。ひとつで1斤くらいの大きさなんだけど?!
「そう言えば、フィリアちゃんがこの結界を?」
「ええ、そうですよ?」
「そうなんだ…凄いね。僕が張る結界より断然厚い」
そうなのかな?まぁ頑丈な結界をイメージはしたけどさ。そこまで変わる?
「この結界といい、無詠唱の治癒魔法といい、君は凄いね」
なんか面と向かって褒められると照れるな…
自分の顔が少し赤くなるのが分かる。
「六大英雄と一緒にいることが最初は不思議だったけど、納得だよ」
ほ、なんとか作戦は功を奏したようだね。
「でもいくら優秀だからって少し気になる」
あー、うん。やっぱりそうだよね。実力があるからと言って、それだけが同行する理由にはなり得ないよね。
「あー…実は私の友人が行方不明で…」
「このダンジョンでかい?」
「はい。ロイさん達は知りませんか?」
「俺たちがこのダンジョンに潜ったのは…いつだ?」
ロイさんが2人に尋ねる。
「確か…記憶してるとこからだったら、5日くらいか?」
サムさんが言うには、元々先生に許可を貰って長くもぐっていたらしい。それなら知らなくても不思議はない、か。
「実は昨日くらいからこのダンジョンで行方不明者が相次いでいるんです」
「昨日から……あ!」
サムさんがちょっと考え込んでから、いきなり叫んだ。
「どうかしましたか?」
コテンと首を傾げながら尋ねる。すると、サムさんは私の顔をボーッと見つめだした。な、なに?
「え、えぇっと…」
「は!いやすまない…少し…」
うん?顔が少し赤いような…熱でもあるのかな?
『主…はぁ…』
なに?!なんで翡翠ため息?!
『ちょっとど…いや、何でもない』
ちょっと!そこで切らないでよ!
「それで、どうしたんだ?」
私が翡翠と話していると、ロイさんがサムさんに続きを促した。
「あ、あぁ…ちょうどその時って、このダンジョンの構造が変わったときじゃないか?」
「あぁ…そうかもしれないな。記憶が曖昧だからあんまり確証はないが」
やっぱり構造が変わった時からなんだ。
「それでフィリアちゃんの友達が行方不明に?」
「はい。そうなんです」
「そうなのか…それで心配になってついてきた、と?」
「そんなとこです」
なんとかこれで納得してくれた。まぁ嘘ではないしね。
「それじゃあフィリアちゃんはこのままついて行くのかい?」
「はい。そのつもりです」
「そうか…本当は後輩の君を守るのが先輩の役目なんだろうが、俺たちでは到底実力が及ばないしな…ついて行っても、ただの足手まといにしかならないか…すまないな。気を付けてとしか言えなくて」
自分の評価が辛辣だな。まぁ驕り高ぶるよりはマシか。
「大丈夫です。心配してくれてありがとうございます」
そうこうしているうちに、戦闘が終わっていたらしいく、外からコンコンと結界を叩く音が聞こえた。
「終わったみたいですね」
「そうみたいだな。ありがとう。食事まで貰って」
「僕からもありがとう」
「いえ、これは私の勝手ですから」
とりあえず結界を解除する前に食事を片付ける。絶対見られたらなんか言われるもん。
「ほれ、もういいだろ」
……そしてガイさんは、私が結界を解除するまでずっとパンを食べていた。どんだけ食べたの!?
実はここまでランタンとかを使ってない。ダンジョンの壁自体が光るようになってたからね。だからここまで真っ暗になることは無くて、ちょっと不安になる。
だけど、そんなに時間が経たない内にポワッと部屋自体が明るくなった。
「おぉ…」
明るくなり、部屋の全貌が明らかになる。そこは石畳の床に、ドーム状の天井という造りをしていて、どれもほのかに明かりを発している。だけど、所々が崩れかかり、とても不安定、という印象を受けた。
「ここも変わってるわね…」
マリアがそう言うならそうなのだろう。本来はどんな部屋なのか、私は知らないけど。
「くるぞ」
ドノバンさんが大盾を構える。その目線の先には…赤い光を放つ魔法陣があった。だけど…なんか、禍々しい。これは……あの校外学習のとき、男が持っていた魔剣に近い?
そんなことを思っていると、突然魔法陣から何かがせり出してきた。
「…っ!まさか、地龍だとは…」
誰が言ったのかは分からなかった。でも、地龍か…魔法陣から現れた魔物のことなんだろう…けど、龍というより……
「トカゲ?」
「あぁ…まぁ似たようなものね」
なるほど。似たようなものなのか。例えるなら…あれだ。コモドドラゴン。それをかなりでかくしたかんじ。
『大雑把…』
えー、そう?うーん…家くらいって言えばいいかな?まぁとにかくでかい。
「フィリアは……後ろで結界張って、生徒守って」
「あ、うん」
とりあえず言われた通りに後ろに下がって、結界を張る。
「フィリアちゃん?だっけ」
「あぁ、そう言えばちゃんと言って無かったですね。そうですよ」
「そうなんだね…あぁ、俺の名前は"ロイ"。それでこっちが"ガイ"、あっちで六大英雄を見てるのが、"サム"だよ」
そう紹介してくれたのは、1番最初に起きて話した人。黒髪で、黒目だから、魔法は得意じゃないらしく、剣を持っていた。
ガイと呼ばれた人は、茶髪に茶色の目。この人も剣を持っている。
…で、私の結界に張り付くようにして戦いを見てるのがサムさんらしい。1人だけ瞳が青色で、杖を持っている。多分魔法使いなのかな。
「サムはあぁいうやつなんだ。すまない」
「いえ、気にしてません。それより、お腹は空いてませんか?」
もしかしたら飲まず食わずだったんじゃないかと思ったんだけど……図星だったらしく、元気よく腹の虫がないた。ロイさんだ。あらら、顔が赤くなってる。
「ふふっ。じゃあ何か食べましょうか」
そう言って私はアイテムボックスからパンやら干し肉、スープなどを取り出した。
「え?!収納!?」
「ええ、そうですよ」
本当はアイテムボックスだけどね。流石に地べたに座るのはどうなんだって思ったから、大きめの敷物も取り出した。
「どうぞ」
「あ…すまない。おい、サムも来いよ」
ガイさんはもう既に食べ始めた。サムさんは外の光景に夢中らしく、聞こえていない。
……うん。今思ったけど、この結界の外でかなり激しめの戦闘してるのよね。のんびりし過ぎ?まぁ結界が破られることはないだろうけどね。
「おーい、サム?」
ロイさんがいくら問いかけても一向に来ないので、仕方なく結界を外が見えないようにする。
……ついでに外からも見えないようにしとこ。なんかこの光景を見たマリアに、後で怒られそうだから。
「うぉ!なんだ!」
いきなり見えなくなったから、驚いたらしい。
「おい!こっち来いよ!」
「え?うぉ!なんだよその食事!?」
「フィリアちゃんが出してくれたんだよ」
男の人からちゃん付けはやめて欲しい。ものすごく恥ずかしい。
「そうなのか?」
「はい。見て勉強するのもいいですけど、ひとまず食事は摂ってくださいね」
「あ、あぁ…すまない。ありがとう」
やっとこさ座ってくれたよ。で、その間にガイさんはパンを5つ平らげていた。ひとつで1斤くらいの大きさなんだけど?!
「そう言えば、フィリアちゃんがこの結界を?」
「ええ、そうですよ?」
「そうなんだ…凄いね。僕が張る結界より断然厚い」
そうなのかな?まぁ頑丈な結界をイメージはしたけどさ。そこまで変わる?
「この結界といい、無詠唱の治癒魔法といい、君は凄いね」
なんか面と向かって褒められると照れるな…
自分の顔が少し赤くなるのが分かる。
「六大英雄と一緒にいることが最初は不思議だったけど、納得だよ」
ほ、なんとか作戦は功を奏したようだね。
「でもいくら優秀だからって少し気になる」
あー、うん。やっぱりそうだよね。実力があるからと言って、それだけが同行する理由にはなり得ないよね。
「あー…実は私の友人が行方不明で…」
「このダンジョンでかい?」
「はい。ロイさん達は知りませんか?」
「俺たちがこのダンジョンに潜ったのは…いつだ?」
ロイさんが2人に尋ねる。
「確か…記憶してるとこからだったら、5日くらいか?」
サムさんが言うには、元々先生に許可を貰って長くもぐっていたらしい。それなら知らなくても不思議はない、か。
「実は昨日くらいからこのダンジョンで行方不明者が相次いでいるんです」
「昨日から……あ!」
サムさんがちょっと考え込んでから、いきなり叫んだ。
「どうかしましたか?」
コテンと首を傾げながら尋ねる。すると、サムさんは私の顔をボーッと見つめだした。な、なに?
「え、えぇっと…」
「は!いやすまない…少し…」
うん?顔が少し赤いような…熱でもあるのかな?
『主…はぁ…』
なに?!なんで翡翠ため息?!
『ちょっとど…いや、何でもない』
ちょっと!そこで切らないでよ!
「それで、どうしたんだ?」
私が翡翠と話していると、ロイさんがサムさんに続きを促した。
「あ、あぁ…ちょうどその時って、このダンジョンの構造が変わったときじゃないか?」
「あぁ…そうかもしれないな。記憶が曖昧だからあんまり確証はないが」
やっぱり構造が変わった時からなんだ。
「それでフィリアちゃんの友達が行方不明に?」
「はい。そうなんです」
「そうなのか…それで心配になってついてきた、と?」
「そんなとこです」
なんとかこれで納得してくれた。まぁ嘘ではないしね。
「それじゃあフィリアちゃんはこのままついて行くのかい?」
「はい。そのつもりです」
「そうか…本当は後輩の君を守るのが先輩の役目なんだろうが、俺たちでは到底実力が及ばないしな…ついて行っても、ただの足手まといにしかならないか…すまないな。気を付けてとしか言えなくて」
自分の評価が辛辣だな。まぁ驕り高ぶるよりはマシか。
「大丈夫です。心配してくれてありがとうございます」
そうこうしているうちに、戦闘が終わっていたらしいく、外からコンコンと結界を叩く音が聞こえた。
「終わったみたいですね」
「そうみたいだな。ありがとう。食事まで貰って」
「僕からもありがとう」
「いえ、これは私の勝手ですから」
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(追記2018.07.24)
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