44 / 197
44話
しおりを挟む
配信のオープニングもそこそこに、遂にダンジョンの攻略を始める。
「じゃあ美影! 出て来て!」
奏がそう呼びかけると、するりと影から美影が飛び出して奏の胸元へと飛び込んだ。
「わっ! えへへ~」
「ワウッ!」
:美影ちゃん!
:可愛い。
:最早犬じゃんwww
:懐いてるなぁ。
「美影との連携はまだ練習しておらんかったのう。最初はそれをしてみるかえ?」
「そだね。美影頑張ろ!」
「ワウッ」
:渋谷ダンジョンの一階層って何出るん?
:ウルフだな。
Fランクダンジョンでは最下層に居るモンスターが、ここでは最初のモンスターとなっているのだ。
「今の奏ならば苦戦はせんじゃろう」
「瑠華ちゃんからの期待が重い…」
「嫌かえ?」
「まさか」
腰に佩いた刀を撫でる。憧れであり目標の瑠華から期待されて、嬉しくないはずがないのだ。
「じゃあ早速行ってみよー!」
「…む。奏、そこに罠があ―――」
―――――カチッ。
「へっ!?」
:あっ。
:あwww
:瑠華ちゃんが気付いたのにwww
何かを踏んだ音が聞こえたと思えば、その瞬間奏の足元に青白い光を放つ魔法陣が展開された。
「瑠華ちゃぁん!」
「はぁ…」
溜息を吐きながらカメラを手繰り寄せて腕に抱え、共に魔法陣へと飛び乗る。解除自体は出来なくは無いが、ただの転移の罠である事が分かったのでそのまま共に飛ぶ事を選択した。
そして魔法陣が一際光を放つと、瑠華達の視界がぐにゃりと歪む。一瞬の浮遊感の後に辿り着いたのは、何処かの森の中だった。
「ここは…?」
「渋谷ダンジョンの十一階層かのぅ」
渋谷ダンジョンは洞窟型のダンジョンだが、途中からその姿を変える。その境目となっているのが十一階層であり、そこからは一つの階層が丸々森林フロアとなっている。
:一気にここまで飛ばされたかぁ。
:初心者なら撤退しかないけど…
:瑠華ちゃんが居るから安心感が凄い。
「…瑠華ちゃん。ここ私でも攻略出来る?」
「……美影との連携が出来るのであれば、善戦は可能じゃろう」
「ここは何が出るの?」
「通常種のゴブリンと、ゴブリンライダーのはずじゃ」
通常種のゴブリンとは、第三ダンジョンに居たリトルゴブリンの上位種である。単純に体格が大きくなっているだけではなく知能も比較的向上しており、武器を持つ個体がほぼになる。それに加えて耐久性も増しており、ウルフと同等かそれ以上だと言われている。
「…頑張る。美影、先行してくれる?」
「ガウッ」
美影が前を引き受け、瑠華は後ろを警戒しながら先へと進む。森林型フロアに関しては詳しい地図が存在せず、まして今回は何処に飛ばされたのかも不明の為手探りで進むしかない。
そして森林型フロアは、ダンジョン内部でありながら陽の光があり風が吹く。まるで外とほぼ同じ環境となっているのが最大の特徴だ。
「ピクニック出来そう」
その朗らかな空気感にそんな事を思うが、呑気にそんな事を出来るような場所では無いと言うように敵が現れ行く手を阻んだ。
「美影は側面から仕掛けて! 瑠華ちゃんは援護。氷で出来る?」
「愚問じゃ」
「なら奥の弓持ちをお願い。前衛は私がやる!」
テキパキと判断を下し、瑠華が放った氷の矢と共にゴブリンへと突っ込む。
現れたのは、武器持ちのゴブリンが四体。そのうち一体が弓持ちだったが、正確な狙いで放たれた氷の矢が眉間を貫いた。これで残りは三体。
:奏ちゃんが成長してる!
:にしても瑠華ちゃん必中過ぎるwww
:氷の矢って物理的に存在するから空気抵抗モロに受けるんだけど…
:瑠華ちゃんだもの。
「はぁぁっ!」
身に付けた魔力タンクであるネックレスから魔力を引き出し、[身体強化]を腕に掛けつつ抜刀。その速度に対応出来なかったゴブリンの胴体が、二つに分かれた。
「硬っ…!」
切れたはいいが、その刃から伝わる重さに顔を顰める。
「ギュゲェッ!」
汚らしい鳴き声を上げて、ゴブリンが手にした短剣を振りかぶる。
「瑠華ちゃんっ」
「っ!」
刀を構えるには時間が足りないと判断した奏が瑠華へと呼び掛ければ、次の瞬間飛んできた半月状の水の刃がゴブリンの腕を切り飛ばした。
:さす瑠華。
:水も当然使えるわな。
:発動速ぇ…
:氷より発動早いからね。
腕が切られた事で怯んだゴブリンの喉元へと、側面から接近していた美影が喰らい付く。
その隙に奏が残る一体へと意識を向けるが、その姿が確認出来なかった。
何処に行ったのかと視線を彷徨わせると、木の上からこちらへと飛び掛ってくる姿を捉えた。
咄嗟に左腕でガードしようとするが、ゴブリンの短剣が届く前にその身体が縦に裂かれる。
「敵の位置は常に把握しておかねばならぬぞ」
「うん…ありがと」
振り抜いた薙刀を戻しつつ瑠華が忠告する。もし瑠華が居なければ、致命傷とはいかずとも多少の怪我はしていただろう。装備があるとはいえ、刺突に対してはそこまでの防御力は期待出来ないのだから。
まだ奏は、瑠華の隣りには立てそうにないなと実感する。
「ガウッ!」
「あ、美影もお疲れ様。頑張ったね」
「クゥン」
尻尾を振りながら近付いてきた美影を労る。その撫でる手に甘える姿は、最早犬である。
:可愛い。
:可愛い…
:犬じゃんwww
:この絵だけ切り取ればすっごい平和な光景なんだけどなぁ……
:それな。瑠華ちゃんが護衛みたいに見える。
「まぁ実際瑠華ちゃんに護られてるからねぇ」
「妾の役目じゃからの」
「感謝してます、ほんと」
「……奏から感謝されると違和感があるのう」
「酷!?」
:草。
:身近な存在ほど感謝伝えるの忘れがちだからねぇ。
:些細な事でも感謝すると円満に過ごせるよね。
「私いつも感謝伝えてるつもりだけど…」
「有難うなどは聞くが、改まって聞くと…のぅ?」
「酷いよぉ…」
ちょっと落ち込んだ様子の奏にクスクスと笑いを零すと、ポンポンと頭を撫でた。
「冗談じゃ。感謝の気持ちはしかと伝わっておるよ。……それに、妾は奏が笑ってくれるだけで報われるからの」
「……バカ」
:てぇてぇ…
:照れ隠しのバカ可愛い。
:奏ちゃんって攻められると弱いよねwww
「じゃあ美影! 出て来て!」
奏がそう呼びかけると、するりと影から美影が飛び出して奏の胸元へと飛び込んだ。
「わっ! えへへ~」
「ワウッ!」
:美影ちゃん!
:可愛い。
:最早犬じゃんwww
:懐いてるなぁ。
「美影との連携はまだ練習しておらんかったのう。最初はそれをしてみるかえ?」
「そだね。美影頑張ろ!」
「ワウッ」
:渋谷ダンジョンの一階層って何出るん?
:ウルフだな。
Fランクダンジョンでは最下層に居るモンスターが、ここでは最初のモンスターとなっているのだ。
「今の奏ならば苦戦はせんじゃろう」
「瑠華ちゃんからの期待が重い…」
「嫌かえ?」
「まさか」
腰に佩いた刀を撫でる。憧れであり目標の瑠華から期待されて、嬉しくないはずがないのだ。
「じゃあ早速行ってみよー!」
「…む。奏、そこに罠があ―――」
―――――カチッ。
「へっ!?」
:あっ。
:あwww
:瑠華ちゃんが気付いたのにwww
何かを踏んだ音が聞こえたと思えば、その瞬間奏の足元に青白い光を放つ魔法陣が展開された。
「瑠華ちゃぁん!」
「はぁ…」
溜息を吐きながらカメラを手繰り寄せて腕に抱え、共に魔法陣へと飛び乗る。解除自体は出来なくは無いが、ただの転移の罠である事が分かったのでそのまま共に飛ぶ事を選択した。
そして魔法陣が一際光を放つと、瑠華達の視界がぐにゃりと歪む。一瞬の浮遊感の後に辿り着いたのは、何処かの森の中だった。
「ここは…?」
「渋谷ダンジョンの十一階層かのぅ」
渋谷ダンジョンは洞窟型のダンジョンだが、途中からその姿を変える。その境目となっているのが十一階層であり、そこからは一つの階層が丸々森林フロアとなっている。
:一気にここまで飛ばされたかぁ。
:初心者なら撤退しかないけど…
:瑠華ちゃんが居るから安心感が凄い。
「…瑠華ちゃん。ここ私でも攻略出来る?」
「……美影との連携が出来るのであれば、善戦は可能じゃろう」
「ここは何が出るの?」
「通常種のゴブリンと、ゴブリンライダーのはずじゃ」
通常種のゴブリンとは、第三ダンジョンに居たリトルゴブリンの上位種である。単純に体格が大きくなっているだけではなく知能も比較的向上しており、武器を持つ個体がほぼになる。それに加えて耐久性も増しており、ウルフと同等かそれ以上だと言われている。
「…頑張る。美影、先行してくれる?」
「ガウッ」
美影が前を引き受け、瑠華は後ろを警戒しながら先へと進む。森林型フロアに関しては詳しい地図が存在せず、まして今回は何処に飛ばされたのかも不明の為手探りで進むしかない。
そして森林型フロアは、ダンジョン内部でありながら陽の光があり風が吹く。まるで外とほぼ同じ環境となっているのが最大の特徴だ。
「ピクニック出来そう」
その朗らかな空気感にそんな事を思うが、呑気にそんな事を出来るような場所では無いと言うように敵が現れ行く手を阻んだ。
「美影は側面から仕掛けて! 瑠華ちゃんは援護。氷で出来る?」
「愚問じゃ」
「なら奥の弓持ちをお願い。前衛は私がやる!」
テキパキと判断を下し、瑠華が放った氷の矢と共にゴブリンへと突っ込む。
現れたのは、武器持ちのゴブリンが四体。そのうち一体が弓持ちだったが、正確な狙いで放たれた氷の矢が眉間を貫いた。これで残りは三体。
:奏ちゃんが成長してる!
:にしても瑠華ちゃん必中過ぎるwww
:氷の矢って物理的に存在するから空気抵抗モロに受けるんだけど…
:瑠華ちゃんだもの。
「はぁぁっ!」
身に付けた魔力タンクであるネックレスから魔力を引き出し、[身体強化]を腕に掛けつつ抜刀。その速度に対応出来なかったゴブリンの胴体が、二つに分かれた。
「硬っ…!」
切れたはいいが、その刃から伝わる重さに顔を顰める。
「ギュゲェッ!」
汚らしい鳴き声を上げて、ゴブリンが手にした短剣を振りかぶる。
「瑠華ちゃんっ」
「っ!」
刀を構えるには時間が足りないと判断した奏が瑠華へと呼び掛ければ、次の瞬間飛んできた半月状の水の刃がゴブリンの腕を切り飛ばした。
:さす瑠華。
:水も当然使えるわな。
:発動速ぇ…
:氷より発動早いからね。
腕が切られた事で怯んだゴブリンの喉元へと、側面から接近していた美影が喰らい付く。
その隙に奏が残る一体へと意識を向けるが、その姿が確認出来なかった。
何処に行ったのかと視線を彷徨わせると、木の上からこちらへと飛び掛ってくる姿を捉えた。
咄嗟に左腕でガードしようとするが、ゴブリンの短剣が届く前にその身体が縦に裂かれる。
「敵の位置は常に把握しておかねばならぬぞ」
「うん…ありがと」
振り抜いた薙刀を戻しつつ瑠華が忠告する。もし瑠華が居なければ、致命傷とはいかずとも多少の怪我はしていただろう。装備があるとはいえ、刺突に対してはそこまでの防御力は期待出来ないのだから。
まだ奏は、瑠華の隣りには立てそうにないなと実感する。
「ガウッ!」
「あ、美影もお疲れ様。頑張ったね」
「クゥン」
尻尾を振りながら近付いてきた美影を労る。その撫でる手に甘える姿は、最早犬である。
:可愛い。
:可愛い…
:犬じゃんwww
:この絵だけ切り取ればすっごい平和な光景なんだけどなぁ……
:それな。瑠華ちゃんが護衛みたいに見える。
「まぁ実際瑠華ちゃんに護られてるからねぇ」
「妾の役目じゃからの」
「感謝してます、ほんと」
「……奏から感謝されると違和感があるのう」
「酷!?」
:草。
:身近な存在ほど感謝伝えるの忘れがちだからねぇ。
:些細な事でも感謝すると円満に過ごせるよね。
「私いつも感謝伝えてるつもりだけど…」
「有難うなどは聞くが、改まって聞くと…のぅ?」
「酷いよぉ…」
ちょっと落ち込んだ様子の奏にクスクスと笑いを零すと、ポンポンと頭を撫でた。
「冗談じゃ。感謝の気持ちはしかと伝わっておるよ。……それに、妾は奏が笑ってくれるだけで報われるからの」
「……バカ」
:てぇてぇ…
:照れ隠しのバカ可愛い。
:奏ちゃんって攻められると弱いよねwww
44
あなたにおすすめの小説
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
マンションのオーナーは十六歳の不思議な青年 〜マンションの特別室は何故か女性で埋まってしまう〜
美鈴
ファンタジー
ホットランキング上位ありがとうございます😊
ストーカーの被害に遭うアイドル歌羽根天音。彼女は警察に真っ先に相談する事にしたのだが…結果を言えば解決には至っていない。途方にくれる天音。久しぶりに会った親友の美樹子に「──なんかあった?」と、聞かれてその件を伝える事に…。すると彼女から「なんでもっと早く言ってくれなかったの!?」と、そんな言葉とともに彼女は誰かに電話を掛け始め…
※カクヨム様にも投稿しています
※イラストはAIイラストを使用しています
異世界から日本に帰ってきたら魔法学院に入学 パーティーメンバーが順調に強くなっていくのは嬉しいんだが、妹の暴走だけがどうにも止まらない!
枕崎 削節
ファンタジー
〔小説家になろうローファンタジーランキング日間ベストテン入り作品〕
タイトルを変更しました。旧タイトル【異世界から帰ったらなぜか魔法学院に入学。この際遠慮なく能力を発揮したろ】
3年間の異世界生活を経て日本に戻ってきた楢崎聡史と桜の兄妹。二人は生活の一部分に組み込まれてしまった冒険が忘れられなくてここ数年日本にも発生したダンジョンアタックを目論むが、年齢制限に壁に撥ね返されて入場を断られてしまう。ガックリと項垂れる二人に救いの手を差し伸べたのは魔法学院の学院長と名乗る人物。喜び勇んで入学したはいいものの、この学院長はとにかく無茶振りが過ぎる。異世界でも経験したことがないとんでもないミッションに次々と駆り出される兄妹。さらに二人を取り巻く周囲にも奇妙な縁で繋がった生徒がどんどん現れては学院での日常と冒険という非日常が繰り返されていく。大勢の学院生との交流の中ではぐくまれていく人間模様とバトルアクションをどうぞお楽しみください!
男女比1対5000世界で俺はどうすれバインダー…
アルファカッター
ファンタジー
ひょんな事から男女比1対5000の世界に移動した学生の忠野タケル。
そこで生活していく内に色々なトラブルや問題に巻き込まれながら生活していくものがたりである!
狼になっちゃった!
家具屋ふふみに
ファンタジー
登山中に足を滑らせて滑落した私。気が付けば何処かの洞窟に倒れていた。……しかも狼の姿となって。うん、なんで?
色々と試していたらなんか魔法みたいな力も使えたし、此処ってもしや異世界!?
……なら、なんで私の目の前を通る人間の手にはスマホがあるんでしょう?
これはなんやかんやあって狼になってしまった私が、気まぐれに人間を助けたりして勝手にワッショイされるお話である。
現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!
おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。
ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。
過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。
ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。
世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。
やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。
至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
ダンジョンをある日見つけた結果→世界最強になってしまった
仮実谷 望
ファンタジー
いつも遊び場にしていた山である日ダンジョンを見つけた。とりあえず入ってみるがそこは未知の場所で……モンスターや宝箱などお宝やワクワクが溢れている場所だった。
そんなところで過ごしているといつの間にかステータスが伸びて伸びていつの間にか世界最強になっていた!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる