98 / 190
第3章 従魔研編
096.引っ越しと爆炎隊
しおりを挟む※
「ついに、完成したなぁ」
リュウが、大袈裟なくらいの感慨にふけって、これから自分達の生活の場となる小城を見上げてつぶやく。
小城の外観にはほとんど変化はない。基本的に、改装したのは中身、内装の方だからだろう。
だが、前庭はこざっぱりと整理されている。
こちら側には業者を入れて、花壇などを作っては?との案が、建築業者からは出されている。
そうしてもいいのだが、パーティーで使う馬車の厩舎があるので、出入りに差し支えない程度のものにしなければいけないし、ある程度住人が揃ってから相談したいと、ゼンや旅団のメンバーは考えている。
なにしろ共同生活の場になるのだ。
こちらが提供者になるとは言え、その場所を居心地よくするためにも、参加者の意見をなるべく取り入れたいと考えていた。
従魔が増えた場合、厩舎の増築もあるだろう。部屋に普通に入れる者もいれば、厩舎に入れたい者もいるだろう。考える事は山盛りだ。
まだ、参加予定者は1パーティーしかいないのだが。
「え?参加予定の勧誘、済んでる所があるのか?」
ラルクが驚いて声をあげる。
「はい、顔見知りの所だったので、こういう事をしたい、と説明したらすぐに快く話を聞いてくれたパーティーがありまして、今日、引っ越しの下見に来る予定です」
「顔見知り?私達に冒険者で、顔見知りって言える人達なんて、いるかな~~?」
「……そうよね、全然心当たりがないのだけれど」
首をかしげる女性陣に、ゼンは後ろを振り向き言った。
「丁度来たみたいですよ。『爆炎隊』の皆さん」
鍵のかかっていない門を開け、恐る恐る入って来たのは、前に『悪魔の壁』の“休憩室”で出会ったパーティー、『爆炎隊』の6人であった。
「よ、久しぶり、ってこたぁねえな。まだ一月も経ってないんだから」
気さくに話しかけて来たのは、『爆炎隊』のリーダー、ダルケンだった。隣りで少し大人しくしている、スカウトのギリがいる。ゼンが殴り飛ばした相手だ。
「ダルケンさん、皆さん、どうも!ゼンの話、参加してもらえるんですか?俺達、今聞いたばかりなんですが」
リュウが驚きに嬉しさの入り混じった声をあげる。
「あ~、そりゃあ、俺達が、6人もいるからな。意見調整で、待ってもらってたんだ。すまんな。
で、どんなとこ住むかも、2日程前に外から見せてもらって、悪くない、じゃないな。かなりいい話なのは、最初から分かってたんで、それで本決まりになってな」
「そうなんですか……。嬉しいです!」
旅団メンバーは全員歓迎ムードだ。
なにしろ、しばらくは旅団と、ラルクの新妻のスーリアとの6人と、それにミンシャとリャンカ、ザラに加えて、スラムの子供達のみの寂しい……は大袈裟だが、建物の居住スペースから考えるとスカスカな住居になる予定だったのだ。
普通に一緒に生活する者が増えるのが嬉しいのと、ゼンのクラン構想の参加1パーティー目が確定した事になるのだ。大事な最初のクラン参加の予定パーティーだ。
小城の入り口に近づくと、扉を開け、二人の少女が頭を下げ、彼等を出迎える。ゼンの従魔、ミンシャとリャンカだ。
「お帰りなさいませ、ご主人様方」
彼女達には、表面上だけでも、この小城に住む事になる全員を主人と呼ぶように言い含めてある。
「俺の従者の、ミンシャとリャンカです。チーフ・メイドと、副(サブ)チーフです。何かあれば、この二人に言いつけて下さい」」
招かれ中に入ると、男女それぞれ10名ずつ、総勢20名の子供達が、男の子は執事服、女の子はメイド服を、それぞれ新品の、サイズピッタリなものをしっかりと着込み、皆ちゃんと頭を下げ、
『お帰りなさいませ、ご主人様方!』
と、上司であるミンシャ、リャンカと同じ台詞(セリフ)で出迎えてくれたのであった。
「おお、こりゃあ、圧巻だな」
何事にも動じない風のダルケンは、笑って子供達を見回している。
「ダルケンさん、この子達は―――」
リュウが説明しかけるが、ゼンが前もって話してあった。
「ああ、大丈夫だ、聞いてるよ。スラムの子供達なんだってな」
後ろに控えていたザラが、オズオズと進み出て、爆炎隊の皆に頭を下げる。
「私は、ギルドの専用治癒術士見習いザラです。この子達と同じ、スラム出です。この子達の保護者になりますので、子供達共々、まだ至らぬ点があると思いますが、どうかよろしくお願いします」
子供達には、1週間ほど前からゴウセルの屋敷でミンシャ、リャンカと屋敷の使用人達の協力もあって、使用人見習いとして仕事のしかたをを手ほどきしてもらっている。
ザラは、仕事が終わってから毎日その様子を確かめに来ていた。
最初は10人からの予定だったが、やはり小城は広すぎる。従魔達が本気を出せば、結構軽いのだが、それではスラムの子供達を甘やかす事になる。最初から20人入れて、予定通り、男女一組がペアとなっての共同で仕事にあたってもらっている。
ゴウセルの屋敷に来た時にある程度は身体を清潔に、綺麗にしていたが、昨夜はここの風呂を使って全員ピカピカに磨きあげた。風呂自体が初めてだった子供達は大騒ぎだったが、これも経験だろう。
女の子達は、ザラとミンシャ、リャンカが担当した。まだ男女を分ける程成長していない子も多いのだが、どうせすぐに大きくなる。最初から男女を分ける事を覚えた方がいい。
そうザラも言っていた。
「この子達は全員、俺の従者登録になりますので、もし何かあったら、責任は俺が取る事になると思いますが、ザラはまとめ役として、ここに一緒に住んでもらう事になっています」
子供達は、下は7歳くらいから、上は10歳くらいまでと、まだ背も低く幼い者ばかりだ。
「おうおう、色々考えているようだが、俺等には、そんなに気を使わなくても構わんぞ。まあ、後続がどうなるかはわからんがな」
ダルケンはガハハハと豪快に笑う。爆炎隊のメンバーは、そんなリーダーの様子を頼もしそうに見ているので、反対意見などはなさそうだ。
「住む場所は、2階からと聞いているんだが?」
「そうです。俺等が正面の門側から向かって左側の区画を使用してますんで、『爆炎隊』の皆さんは、正面右側を使うか、横側どちらかの区画でも構わないと思います」
「いやいや、こういうのは早い者勝ちの特権だからな。素直に正面右側を使わせてもらうよ」
皆で塔の螺旋階段を上り、左右空いている出口の右側に出る。
「こちらの区画ですね。ただ、区画毎に5部屋なので、一組は2人部屋になってもらわないといけないのですが」
「おう、それは大丈夫だ。女子は固まりたいだろうしな」
「そうですか。一部屋3人ぐらいまではいけると思いますよ」
ゼンは階段を出てすぐの部屋のドアを開ける。広々とした部屋には申し訳程度の家具と、布団のないベッドがある。
「おお、ベッドもあるのか」
「はい。建物が出来た当初からのものですが、魔術でコーティングされていたので、まだまだ充分使えるものでした。家具もそうですね。余り適当に増やすと、持ち込む場合は狭くなるかと思い、家具自体は足していません」
「ふむふむ。いやあ、思っていたよりも全然広いな。今まで俺等は一軒家、普通の小さな家借りてたんだが、人数分の部屋なんてなくてな。結構適当に雑魚寝してたから、いきなり快適環境に変わっちまうな、おい」
ダルケンが部屋を感心したように見回し、チームメイトに同意を求めると、まったくだと言わんばかりに皆が力強く頷く。
「……これなら、向こうにある家具を、適当に全部持ってきてもまるで大丈夫だな。今日は下見だけのつもりだったんだが、どうする今日、もう引っ越し始めちまうか?」
「いいと思うよ、リーダー。これなら、買い足して入れる物を買って来ても、どこも余裕だろうし、布団だけ運び込んでも寝られるしね」
スカウトのギリが、部屋の広さや間取り等をチェックしながら、考え考え言っている。
「と、副(サブ)リーダーも言っておいでだ。馬車でちゃちゃっと運びこむか」
「ギリさん、副(サブ)リーダーだったんですか……」
さすがのゼンも、気まずそうだ。
「あ、いや、あの時の事は気にしないで!あたしの方が悪いんだから、本当に!」
「あ、はい。でも、すいません」
「まあ、そういうのはもうお互い謝ったんだから、いいさ。ダルケンさん、俺等は宿からの引っ越しだから、手荷物を運ぶ程度だったんで、手伝いますよ?」
リュウ達の増やす分の家具等は、昨日の内に家具屋の方で運び込まれていた。
「うん?そりゃあ、ありがたいが、うちは馬車、1台しかないぞ。ここでの運搬だけ手伝ってもらうかな」
「リュウさん、商会の方に行けば、荷馬車とか、すぐ用立ててくれますよ」
「そうだな。そうするかな」
「商会って、そう言えば、ゴウセル会長の養子になったって言ってたな」
「はい。多少の無理は聞いてもらえます」
「俺等も商売を再開してからは、時々行ってるよ」
「ありがとうございます。今後ともごひいきに」
ゼンは如才なく商会の宣伝をしている。
「後、一応1階のお風呂と食堂だけ見ておきますか?今後、すぐ使うでしょうし」
「なに、風呂があるのか!?」
ダルケンの声はいちいち大きく豪快だ。
「はい。馬鹿でかいのが一つだけあったんで、壁で仕切って女湯と分けましたから、炎の結晶石と水の結晶石を常設するので、いつでも入れるようになります。掃除の時は別ですけど」
「おー、そりゃあいいな。やっぱり公衆浴場(テルマエ)行くのは、それなりに面倒だしな」
「ドアを濃い青と、暗い赤系の色にしてあるので、男湯女湯を間違えないと思いますが」
「お前等、わざと間違えて入ったりするなよ?」
ダルケンは冗談を大声で、ガハハハと笑いながら言う。
そんな事しませんよ、と言われた方も笑って返す。ここは、かなりチーム内の仲が良いパーティーのようだ。やはり、上級から、くだんの店の影響が始まるからだろうか。
そうして1階に降りて、半分に分けても充分広い風呂を見て、女性陣は嬉しい悲鳴を上げ、男達は感嘆の声を上げる。
「王侯貴族にでもなった気分だな」
「ここを造らせたのが、昔の砂漠の国の王族らしいので、あながち間違ってないと思いますよ」
「ほうほう。なるほど、じゃなきゃ、こんなデカくて広い城、建てられないわな」
「城として見ると小さめですけどね。俺達は小城、とか呼んでます」
「おお、いいね。ついでになんか名前もあるといいんじゃないか?」
「……そうですね。それは、ある程度ここに住むパーティーが揃ったら、改めて相談したいですね」
「なるほどなるほど。で、勧誘の方は、何か決まった事はあるのか?」
「あ、そうでした。リュウさん、ダルケンさん。3日後、出来れば空けておいて欲しいのですが」
「今のところ、予定は入れてないぞ。引っ越しと後片付けがありそうだったからな」
「右に同じだよ、ゼン。こっちも大丈夫だ」
「なら、リーダーと副リーダーで、後、旅団の方は、サリサは来て欲しい」
「わ、私が?なんでよ?」
「最初に勧誘する所は、前の闘技会の精霊ショーで、サリサの術の増幅(ブースト)していた術士6人のいる所なんだ。何かの縁とだと思って選んだ」
「え?そうなの?じゃあ……」
ツツっと爆炎隊の、術士の女性が進み出て来る。
「はい、自己紹介遅れてすみません。私、あの時の闘技会で、四大精霊王から、水の加護を杖にいただきました魔術師のマイアです」
サリサも慌てて自己紹介して、頭を下げる。
「実は、私達6人、あれから時々会って、話し合ってたりするんです。だから、これは運命なんだと思っています。私達は、サリサリサさんに仕える為に、ここにいるんだろうって……」
「え?何、待って、仕えるって。そちらの方が先輩ですし、サリサと呼んで下さい。その、運命とかは、意味がちょっと……」
「でも、サリサさん、精霊王(ユグドラシス)様と、今も親交がありますよね?」
「あ、それは、まあ……」
今はほぼ毎日にように遊びに来ているのだ。“力(マナ)”を感じる事の出来る術士には、サリサの近くで精霊の力の濃さが分かってしまうのだ。
「私達は、精霊王(ユグドラシス)様に仕えし、四大精霊王の加護を受けたのです。上下関係がはっきりしてますし……」
「いえ、加護を受けた精霊との上下関係は、人間の方には関係ないでしょう。出来れば私としては、年下の未熟な身ですし、普通に先輩後輩的な関係の方を、こちらからお願いしたいです」
「そう、ですか?そうお望みであれば、一応は……」
かなり不承不承な感じだが、同じ魔術師としての普通の友好関係にしてもらえた、とサリサとしては思いたいところだ。
「そういう自己紹介は、食堂で座ってしましょう。すぐそこですから」
ゼンに言われて、全員が廊下で自己紹介しそうになっていた所を止められ、食堂へと移動するのであった。
本来は、貴族等の賓客を大勢招待しての、豪華なパーティー等が開かれる場所だったのだろう、そこは、沢山のテーブルと椅子が3列並べられ、大勢がいっぺんに食事が出来る様な食堂となっていた。
「ミンシャ、人数分お茶と何かつまめるものを。それと、昼食もこの人数で大丈夫かな?」
「はい、ご主人様。昨日からうけたまわっておりますですの。子供達の分もありますから、食材はもうかなり多めに買い込んで、準備バッチリですの」
有能メイドは全て完璧で、お茶の準備もササっとやるが、運ぶのは子供達で食事等を運ぶ用の、四つ足に小さな車輪のついたワゴンにトレーを載せて運び、二人で手分けして配る。
まだまだ危なっかしいが、全員が暖かい目でそれを見守っている。
(これから決まる他のパーティーも、これぐらいに、いい人達ならいいんだけど……)
ゼンはスラムの子供達のこれからを思って、先行きを心配するのだった。
そうして、まず西風旅団側が自己紹介をした。ゼンは全員知っているからと止められ、少し不満そうだった。
次に爆炎隊が自己紹介をしたが、長くなるので抜粋しよう。
爆炎隊 リーダー 戦斧使いのダルケン(男)人間。剣も普通に使えるとの事。
副(サブ)リーダー スカウトのギリ(女)人間。短剣や投げ針を使う。戦闘時以外は、チーム内での雑務全般を受け持っている。つまり、転移符を忘れたのは……。
魔術師のマイア(女)。水の精霊王(ウォルディーネ)から加護を受けた杖を持つ、水、氷系統の術が得意。人種的には、祖先に獣人族がいたり、エルフがいたりと混合で、見た目は20代に見えるが、歳は秘密、だそうだ。
治癒術士のモルジバ(男)人間。治癒術士としては珍しい男性の為、かなり肩身の狭い思いをしている。周囲の“力(マナ)”を集めて怪我の治癒をするタイプの治癒術士。解毒やある程度の体力回復も出来る。
剣士のザック(男)獣人族(黒豹)。ダルケンの補佐をしつつ、時に大胆に攻撃をする、ダルケンと共に爆炎隊の攻撃の要。黒髪だが、豹の耳はない。尻尾もない。フォルゲンの逆バージョンとでもいうべき、人間要素の濃い獣人。それで色々苦労したらしい。
槍術士(槍使い)のディン(男)人間。ダルケン、ザックらの後方から支援攻撃をする。槍を投擲する事もある。冷静で、常に攻撃の穴を埋めるように動く、縁の下の力持ち的な人物。
と、これが爆炎隊のメンバーである。
※
自己紹介が終わってから、ゼンは3日後、ギルドの協力があって、ギルド3階の会議室を借りての、クラン(予定)の説明と勧誘の会を開く事を説明した。
「で、ギルドの会議室で、まず勧誘の内容を説明します。その後で、大丈夫そうなところには、ここに案内して、出来れば共同生活をして欲しい旨を伝えます。
昼食前に設定してるので、ここで食事会もします」
「自分のところの武器が分かってるな。結構結構」
ダルケンは、どこか他人事のように面白そうに言う。
「ダルケンさんのところは、サクラみたいになってしまいますが、もうすでに参加予定なのはこちらから話しますので、出来れば参加を勧めたり、援護射撃して欲しいです」
「任せろ。実はすでに、その勧誘予定のパーティーの内、2つが知ってる所だったんでな。それとなく勧めてある。当日、俺等が参加している事を聞けば、かなり心が動くだろう」
ダルケンは抜け目なく、ちゃんと勧誘の補佐までしてくれていた。
「ありがとうございます」
となると、すでに半数が、良好な反応、という事になる。幸先がいい感じだ。
*******
オマケ
ミ「チーフ・メイドですの!」
リ「さ……副(サブ)……」
ミ「勝利宣言、していいですの?」
リ「何つけあがってるんですか?すぐ下克上しますから!」
ミ「出来るんですの?無理ですの!」
リ「うぐぐぐぅ……」
ゾ「いや、なんであそこはいつも賑やかなんだかね」
セ「元気があり余り過ぎですよ……」
ガ「子供は風の子……」
ボ「仲良くて、いいよね」
ル「ちーふってなんだお?さぶうより、つおい?」
ゼ「一応、子供達が役職分かりやすくする為に、決めただけなんだけどね……」
0
あなたにおすすめの小説
転生したら世界一の御曹司だった〜巨乳エルフメイド10人と美少女騎士に溺愛されています〜
まさき
青春
異世界転生した最強の金持ち嫡男、
専属エルフメイドと美少女騎士に囲まれて至福のハーレム生活
現代日本で「地味だが実は超大富豪」という特殊な人生を送っていた青年は、ある日事故で命を落とす。
しかし目を覚ますと、そこは魔法と様々な種族が存在する異世界だった。
彼は大陸一の富を誇る名門貴族――
ヴァン・バレンティン家の嫡男カイルとして転生していたのだ。
カイルに与えられたのは
・世界一とも言える圧倒的な財力
・財力に比例して増大する規格外の魔力
そして何より彼を驚かせたのは――
彼に仕える十人の専属メイド全員が、巨乳美少女だったことである。
献身的なエルフのメイド長リリア。
護衛騎士でありながら隙あらば誘惑してくる女騎士シルヴィア。
さらに個性豊かな巨乳メイドたち。
カイルは持ち前の財力で彼女たちの願いを叶え、最高級の装備や生活を与えていく。
すると彼女たちの忠誠心と愛情はどんどん加速していき――
「カイル様……今日は私が、お世話をさせてください」
領地を狙う貴族を金と魔力で圧倒し、
時にはメイドたちの愛が暴走して甘すぎる時間に巻き込まれながらも、
最強の御曹司カイルは
世界一幸せなハーレムを築いていく。
最後までお読みいただきありがとうございました。よろしければ応援をお願いいたします。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ポンコツと蔑まれた冒険者は最強クランをつくる
ぽとりひょん
ファンタジー
エアハルトは、幼なじみのエルメンヒルトを追ってダンジョンの町「ゴルドベルク」で冒険者になろうとする。しかし、彼のアビリティを見た人たちは冒険者を諦め村へ帰るように説得する。彼には魔力がなかった。魔力がなければ深層で魔物と戦うことが出来ないのだ。エアハルトは諦めきれずエルメンヒルトと肩を並べて冒険するため、冒険者となってポンコツと蔑まれながら、ソロでダンジョンに挑み始める。
無能はいらないと追放された俺、配信始めました。神の使徒に覚醒し最強になったのでダンジョン配信で超人気配信者に!王女様も信者になってるようです
やのもと しん
ファンタジー
「カイリ、今日からもう来なくていいから」
ある日突然パーティーから追放された俺――カイリは途方に暮れていた。日本から異世界に転移させられて一年。追放された回数はもう五回になる。
あてもなく歩いていると、追放してきたパーティーのメンバーだった女の子、アリシアが付いて行きたいと申し出てきた。
元々パーティーに不満を持っていたアリシアと共に宿に泊まるも、積極的に誘惑してきて……
更に宿から出ると姿を隠した少女と出会い、その子も一緒に行動することに。元王女様で今は国に追われる身になった、ナナを助けようとカイリ達は追手から逃げる。
追いつめられたところでカイリの中にある「神の使徒」の力が覚醒――無能力から世界最強に!
「――わたし、あなたに運命を感じました!」
ナナが再び王女の座に返り咲くため、カイリは冒険者として名を上げる。「厄災」と呼ばれる魔物も、王国の兵士も、カイリを追放したパーティーも全員相手になりません
※他サイトでも投稿しています
《完結》「パパはいますか?」ある日、夫に似た子供が訪ねて来た。
ヴァンドール
恋愛
嫁いですぐに夫は戦地に赴いた。すると突然一人の男の子が訪ねて来た「パパはいますか?」
その子供の顔は戦地に行った夫にそっくりだった。
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
みそっかす銀狐(シルバーフォックス)、家族を探す旅に出る
伽羅
ファンタジー
三つ子で生まれた銀狐の獣人シリル。一人だけ体が小さく人型に変化しても赤ん坊のままだった。
それでも親子で仲良く暮らしていた獣人の里が人間に襲撃される。
兄達を助ける為に囮になったシリルは逃げる途中で崖から川に転落して流されてしまう。
何とか一命を取り留めたシリルは家族を探す旅に出るのだった…。
冒険野郎ども。
月芝
ファンタジー
女神さまからの祝福も、生まれ持った才能もありゃしない。
あるのは鍛え上げた肉体と、こつこつ積んだ経験、叩き上げた技術のみ。
でもそれが当たり前。そもそも冒険者の大半はそういうモノ。
世界には凡人が溢れかえっており、社会はそいつらで回っている。
これはそんな世界で足掻き続ける、おっさんたちの物語。
諸事情によって所属していたパーティーが解散。
路頭に迷うことになった三人のおっさんが、最後にひと花咲かせようぜと手を組んだ。
ずっと中堅どころで燻ぶっていた男たちの逆襲が、いま始まる!
※本作についての注意事項。
かわいいヒロイン?
いません。いてもおっさんには縁がありません。
かわいいマスコット?
いません。冒険に忙しいのでペットは飼えません。
じゃあいったい何があるのさ?
飛び散る男汁、漂う漢臭とか。あとは冒険、トラブル、熱き血潮と友情、ときおり女難。
そんなわけで、ここから先は男だらけの世界につき、
ハーレムだのチートだのと、夢見るボウヤは回れ右して、とっとと帰んな。
ただし、覚悟があるのならば一歩を踏み出せ。
さぁ、冒険の時間だ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる