アルファポリス底辺ユーザーのポイント・スコア記録。鼻で笑いたい方は是非ご覧ください。他、涙ぐましいポイ活の記録とか。

【アルファポリス以外】

写真AC（photoAC）で審査に落ちた写真とその理由①

前のページには、写真ACで素人がどれくらい稼げるかを記しました。

次に写真の審査についてです。

写真ACに写真を登録するには、審査があります。

これは当然で、審査がなければエロ素材ばかりの無法地帯と化してしまうでしょう。

審査の厳しさはと言いますと、個人的意見としては「そこまで厳しくない」です。素人の私でも投稿写真の9割くらいは通過しますので……。

ちなみに審査にかかる時間は早い時で2日、遅い時で10日くらいでしょうか。（超早くて翌日に公開されることもありましたが稀でした。）

ただし、モデルリリースの要る写真では遅く、2週間程度はかかるようです。

ここでは、審査に落ちた写真を供養を兼ねて載せたいと思います。

【審査落ち理由①】

「ピンボケ、手ブレまたは露出、ホワイトバランス等のうちのいずれかが適正ではありません。」

私はこれがかなり多いです。スマホで撮る場合、特に至近距離や暗い場所での撮影でこうなることが多いです。

最近では気をつけるようになり減りましたが……。

例えば↓こんな写真。

花の蕾のマクロ撮影です。

一時期百均で買ったマクロレンズを装着しての撮影にハマっていて撮ったもの。

ブレてますね。

水族館のクラゲ水槽。

ぱっと見はいい感じですが、よく見るとブレております。
やはり暗い場所での撮影は難しいです。

軍艦島を双眼鏡越しに撮影。

拡大しての撮影もぼんやりしやすいみたいです。

窓にいた蜘蛛さんのシルエットです。

ぼんやりした輪郭を活かしてホラー素材にどうかなと思いましたがダメでした。

夜の帆船です。

私には夜景はお手上げです。


【審査落ち理由②】

「被写体の状態、構図のバランスが適正ではありません。」

この理由も多いですが、正直「お前にはセンスがない」と言われているようで割とショックです（笑）。

四国の観光地で撮ったもの。

鳥居が斜めになっているのがいけないのでしょうか。

角度を調整すれば通ったかもしれませんが、面倒なのでやめました。

これは見上げる角度で建物が歪んでいるのが敗因かもしれません。

キャンディーをぺろぺろする子供。

顔を見せるのに抵抗があるので口元をアップしました。

他にもこういった構図で投稿し落ちた経験上、顔が見切れるような構図はダメのようだと学びました。

空と鉄塔。

これも見上げる角度です。

似たような構図の他の鉄塔の写真は通ったので、単に審査者の感覚の差もあると思います。

キッズスペースのイメージで撮影。

経験上これは落ちるかな～と思っていたらやっぱり撃沈。

トイレットペーパー。

斜めからの角度がいけないようです。


【審査落ち理由③】

「写真素材としては登録できませんでした。」

写真でなく絵として認識されたり、使いどころのない写真を投稿した場合の理由となるようです。

スパンコールを敷き詰めてボケた感じに撮影。

キラキラ背景素材を目指したのですが、写真と認識されなかったのでしょうか。

薄い色の空。春の空イメージのつもりでした。

何もない写真で一色というのがいけなかったのかも。

曇り空を加工しまくって、もやもやな背景を目指したもの。

加工のしすぎは良くないみたいです。

これも加工。

レトロなイチョウの木をイメージしたのですが。

路面の止まれマーク。

こういう、ペラっとした平面は写真とみなされないのかもしれません。

抜けた乳歯を手のひらに乗せた写真。

歯がグロかった？

写真ACで「乳歯　手のひら」で検索するとこれと同じような構図の写真が数点出てくるので、何がダメなのかよくわかりません。

ただ、それらの写真番号を見るとかなり前の写真だと思われるので、審査が厳しくなったのかもしれません。

やっぱり歯はダメ！　のようです。


【審査落ち理由その④】

「ストックフォトに適していません。」

正直、上の「写真素材としては登録できませんでした。」との違いがわかりません。

使いどころのない写真でしょうか。

京都で撮ったものです。

後から考えれば誰もダウンロードしそうにない。

何でもかんでも投稿すればいいってもんじゃないですね。

割れた石段。

これも誰が使うんだ？　って感じ。

大人しく削除しました。


【審査落ちの理由⑤】

「類似した作品が既に公開されています。」

これには二通りあると思っています。

一つは似たような写真が他の人によって投稿されている場合。

例えばこれ。桜の写真です。

2024年2月現在、写真ACで「桜」と検索すると、28万件以上がヒットしました。大変人気の素材であることがわかります。

これだけ膨大だと、桜の梢のアップ写真は似たようなものがゴロゴロあるのでしょう。

モノクロに加工するなど、差別化をはかると良いのかも。

次にこれ。雲一つない青空の画像です。

青一色の素材として投稿したのですが、既に同じようなものがあったみたいです。

そして二つ目は、同じ被写体を複数の角度で撮影して一度に投稿しようとしている場合、です。

上は高千穂峡で観光した際に撮ったものです。柱状節理を何枚も一度に投稿しようとしたら、はねられました。

「一度に」というのがミソで、この場合、その一枚だけを再度投稿すれば通ることもあるようです。


【審査落ちの理由その⑥】

「適切なタグが付けられていません。」

夕日の写真を投稿した時の審査落ち理由です。

ちなみに付けたタグは、↓これです。

「夕日」「夕焼け」「夕焼け雲」「夕方」「夕暮れ」「夕陽」など、意味の重複する単語が続いているのがいけないようです。

タグを付け直して再投稿すると通りました。

ただ、他にも夕日の写真を投稿した時に同じようなタグ付けをしたのに審査に通ったので、厳しい審査者にあたってしまったのかもしれません。


【審査落ちの理由その⑦】

「登録商標、ロゴ、キャラクター及び特定商品が写り込んでいます。」

ミニカーで遊ぶ人物の手元を写した写真が、これで落ちました。

この場合、ミニカーが「トミカ」かもしれないと疑われたみたいです。

製造元の会社からクレームが来たのかもしれません。


【審査落ちの理由その⑧】

「ストックフォトの掲載が可能な施設や著作物か確認してください。」

写真素材にしてはいけない施設もあるので、それで引っかかったのかもしれません。

プロパティリリース（撮影許可同意書のようなもの）を取得すればいいのですが、よくわからないので大人しくボツにしました。

銀閣寺です。

結構お気に入りの写真だったのですが……。仕方ないですね。

あらかじめ投稿しても良い場所かどうかを知るためには、写真ACでその場所名を検索すればわかりやすいと思います。

その場所の写真が出てこないようならば、ストックフォト掲載不可能な施設である可能性が高いです。

高松港もダメでした。


【審査落ちの理由その⑨】

「プライバシーの侵害の可能性があります。」

赤ちゃんのうつ伏せ寝の写真はこれで落ちました。顔が写っていない写真でも、ある程度以上の大きさだとモデルリリースが必要のようです。


【審査落ちの理由⑩】

「WEB上で同じ写真が見つかりました。他サイトに記載している場合はURLを追記してください。」

路傍の雑草の写真を撮り、何の花かどうしてもわからなかったので知恵袋で質問したんです。

無事名前がわかり、その同じ写真を投稿すると、この理由で落ちました。

もしかするとネット上に載っている他の人の写真を無断で利用している可能性もあり、トラブルになりかねないので、このあたりは厳しいのでしょう。

URLを載せる欄があるので、きちんと記入すれば問題ないです。



以上、私が経験した審査落ちの理由でした。

その他、公序良俗に反していたり、個人情報が写り込んでいる場合なども非公開となるようです。

投稿前にきちんと加工などを行うと通りやすくなるので、面倒くさがらずにひと手間かけるのが良いことを、この一年で学んだ次第です。

次に写真ACでクリエイターとして活動してきた上で自分なりに気づいたことや気をつけていることを記したいと思います。

（審査落ち写真その2は次の次のページです。）