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Ⅰ
8.「セックスするの、やめないか?」
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体がバラバラになったんじゃないかと思うほど感じて、放心してしまった。
ぼんやりした薄明りを感じて、ようやっと目を開けると、仏間の豆電球が点いていた。
そのまま目線を横に向けると、彰永が俺を見ていた。
寝たまま隣で立て肘をついて、俺を見下ろしている。
なんかこういう仏像があった気がするな。
眼鏡をかけてさえいなければ、そっくりさんで通ったのに。俺は掠れた声を上げた。
「……んだよぉ」
「なんでもないよぉ」
言葉尻を真似してくるのが気に食わない。
無言で腹を殴ろうとすると、小癪にも腕でガードされた。
「残像だっ」
負け惜しみで膝を入れようとすると、よしよしと頭を撫でられる。
「んだァてめー……このォ……やる気か」
「卯月ねこちゃんは何を怒ってるんだよ」
うーむ。卯月ねこちゃんは喉を撫でられると逆らえなくなってしまう。
それはそれとして腹は立つ。
俺は顎の裏をくすぐってくる彰永の手を、噛みつくように払い落とした。
「人の寝顔見てニヤニヤするなってんだよ」
「だって」
彰永は布団の上で、ムカつく外国かぶれくせー仕草で片手を広げて見せた。
「顔が見たかったんだから仕方ないだろ」
「はぁ~? なんですかそれは」
「卯月の顔が見たかったって意味だよ」
「ああ、なるほどね。惚れ直した?」
「うーん……」
「クソがッ。言い淀まれると、それはそれで頭に来るぜ!」
目を開けた時に見た、彰永の顔。
そうそうお目にかかれない真剣な眼差しに、思わずビビッたが、気のせいだったらしい。
溜息をついて、俺は髪を掻きあげた。
「今、何時?」
彰永が枕元に置いている置き時計を覗き込む。
蛍光塗料の塗られた針を読んでいるようだ。
「21時7……いや8分かな」
「なるほどね。いい匂いがしてくるわけだ」
台所で炊飯器のご飯が炊けたらしい。
「うん」
「メシ、食うだろ? 風呂が先?」
「うん……」
その返事じゃどっちかわからんが、風呂はスイッチを押して来ないと沸かない。
起こそうとした体がぐいっと引き戻され、俺は目を点にした。
「なんだ彰永ちゃん、離してくれよ」
「うん」
「おい、なに……」
身をよじったが、彰永は俺の腕を離さない。
何か顔つきまでぼんやりしている。
「……もう一回戦いっとくか?」
「うーん……」
「……なんだおまえ。さっきから聞いてればウンウンうるせえな」
俺は急に不安になってきて突っかかった。
「クソでも詰まってんのかよ。便所は廊下を出て右だ。さっさと行ってこいよっ」
きいきい怒ってみせると、どんなトリガーなのか、彰永は無言で俺の唇に唇を重ねた。
これはかなり珍しいことだった。
このオタクくんは、キスにやたらと許可を求めてくるうぜえタイプの男なのだ。
嬉しいより驚く。
そして驚くより、なんだか怖くなった。
やけに優しく俺の髪を撫でると、名残惜しそうにもうひと吸いして、離れる。
冷たい風が吹き抜けていったみたいに俺は寂しくなる。慌てて追いかけようとすると、先に額を出された。
自然と頭突きしあう形になる。
彰永は喉の奥で小さく笑った。
俺の耳に手を添える。それがキスする時と同じ優しさで、俺はなぜか涙目になった。
そんな宝物を扱うような手つきで触るくらいなら、じゃあキスくらいさせろやと、その肩を揺さぶってやりたいのに。胸がいっぱいになって、かえって黙り込んでしまう。
「卯月」
彰永が優しく俺を呼んだ。何か難しいことを話し出そうとする気配に、俺は首を縮めた。
「……んだよ」
「体、平気?」
「平気だよォ」
「そか」
「おう」
「……ねえ、卯月」
「なに……」
「寒くない?」
「あぁ? いや別に寒くはないですね……」
「そっか」
「うん……」
「あのさあ、卯月」
「ああああクソうるせぇ!」
顔を突き合わせて延々とゴニョゴニョやられ続けて、俺はついに彰永の顎にアッパーを食らわせた。
彰永はびっくりしたらしい。
「痛いよ。いきなり何をするんだ」
「そいつはこっちのセリフだぜ! いったいコレは何の時間なんですかッ」
「俺たち、セックスするのやめないか?」
「言いたいことがあるならハッキリ言えや、大ッ体おまえってヤツはいつもいつも」
ん?
俺たち、セックスするのやめないか。
俺たちセックスするのやめないか!?
遅れて耳に飛び込んできた声に、俺は耳を疑った。
ぎょっとして彰永を見ると、ヤツは眼鏡の奥から、チベットスナギツネみたいな目をしばたかせている。
「……本気で言ってる?」
「うん」
こっくりと彰永はうなずいた。
そう、彰永にこういう冗談を抜かす能力はない。
学生の頃からそうなのだ。
妙に一本気というか純情というか。
空気も読まないし、いつも自分の正しいと思った通りに行動する。
記憶の中の、学生服を着たあどけない顔が、布団から身を起こした精悍な顔に重なる。
あの彰永ちゃんに、とうとう、好きな子が。
「……ふはっ」
俺はなんだか可笑しくなって、吹き出してしまった。
勢いあまって鼻水まで出る。いや違うか。これ、泣いてんのかな。
自分でも、よくわからない。
「ええ……あ、そう……」
「うん」
「えーっなんだよ……いつの間に、そんな……好きな子なんてできたんだよ……」
俺とはもうセックスしたくないと思うほど好きなんだろうか。
あ、いや、世間的には、好きな子としかセックスしないのか。
普通って、俺にはよくわからないけど。
「うん?」
彰永は首をひねった。
「いつの間にって、何が?」
「何がじゃねえだろ……なんだよ、職場恋愛か? 全っ然、気づかなかったぜ……つか、相手って男? 女?」
「待って待って、話が読めない。卯月は何を言ってんの?」
「え?」
「俺が卯月一筋なの知ってて、なんでそんなこと言うんだよ。ふざけてるの?」
「……ええ?」俺は混乱した。「だって、俺とはもうセックスしないんだろ」
「うん。セックスしない」
「ええ?」
一度は引っ込みかけた涙が再びあふれる。
もうコイツ殴っていいかな。
だが、俺はグーにしかけた手を、開いて、彰永の前に突き出した。
「ちょっと待って、意味わかんないんだけど」
「えっ……卯月は何を泣いてんの?」
「なんで泣いてんのかって、え、だって……だって……」
声の代わりに涙ばかりが出てくる。彰永が俺とセックスしないって言った。
チンポ大好き担当の俺が、子供みたいに地団太を踏んで泣きじゃくっている。
彰永が、俺とはもうセックスしたくないって言った!
声に出してしまっていたようだ。
「違うよ卯月。したくないなんて言ってない。泣かないで」
彰永が困り果てた声を上げて、濡れた俺の頬を手で拭う。
両手で俺の輪郭を包み込むとなにか苦しげに俺を見下ろす。
ほうっとため息をつくようにして、キスをくれる。
まるで吸い込まれるみたいに何も言わずに唇を重ねてきて、俺は雛鳥のように貪る。
そうしないと生きていけないみたいに。
「なに……」
やっと、人心地ついた。俺は背中に回した腕にぎゅっと力を込めて、彰永に密着する。
「キスは、いいわけ……?」
「うん」
言いながら、耳たぶにもう一つくれた。
「キスで赤ちゃんはできないから。大丈夫」
「ん?」
なんかコイツ変なこと言ってないか。
だが、ツッコミを入れる間もなく、今度は頬にキスされた。
涙の跡を舐め上げられ、自然と目が閉じてしまう。
ケツまできゅっと締まって、腹の奥に彰永のザーメンの存在を感じた。
もっと欲しい。
俺は夜もすがら彰永のチンポを感じ続けていたいと思っているのに、ヤツは本気で頭のおかしいことを言いだした。
「セックスして、卯月に赤ちゃんができたら大変だから。セックスはやめよう」
ぼんやりした薄明りを感じて、ようやっと目を開けると、仏間の豆電球が点いていた。
そのまま目線を横に向けると、彰永が俺を見ていた。
寝たまま隣で立て肘をついて、俺を見下ろしている。
なんかこういう仏像があった気がするな。
眼鏡をかけてさえいなければ、そっくりさんで通ったのに。俺は掠れた声を上げた。
「……んだよぉ」
「なんでもないよぉ」
言葉尻を真似してくるのが気に食わない。
無言で腹を殴ろうとすると、小癪にも腕でガードされた。
「残像だっ」
負け惜しみで膝を入れようとすると、よしよしと頭を撫でられる。
「んだァてめー……このォ……やる気か」
「卯月ねこちゃんは何を怒ってるんだよ」
うーむ。卯月ねこちゃんは喉を撫でられると逆らえなくなってしまう。
それはそれとして腹は立つ。
俺は顎の裏をくすぐってくる彰永の手を、噛みつくように払い落とした。
「人の寝顔見てニヤニヤするなってんだよ」
「だって」
彰永は布団の上で、ムカつく外国かぶれくせー仕草で片手を広げて見せた。
「顔が見たかったんだから仕方ないだろ」
「はぁ~? なんですかそれは」
「卯月の顔が見たかったって意味だよ」
「ああ、なるほどね。惚れ直した?」
「うーん……」
「クソがッ。言い淀まれると、それはそれで頭に来るぜ!」
目を開けた時に見た、彰永の顔。
そうそうお目にかかれない真剣な眼差しに、思わずビビッたが、気のせいだったらしい。
溜息をついて、俺は髪を掻きあげた。
「今、何時?」
彰永が枕元に置いている置き時計を覗き込む。
蛍光塗料の塗られた針を読んでいるようだ。
「21時7……いや8分かな」
「なるほどね。いい匂いがしてくるわけだ」
台所で炊飯器のご飯が炊けたらしい。
「うん」
「メシ、食うだろ? 風呂が先?」
「うん……」
その返事じゃどっちかわからんが、風呂はスイッチを押して来ないと沸かない。
起こそうとした体がぐいっと引き戻され、俺は目を点にした。
「なんだ彰永ちゃん、離してくれよ」
「うん」
「おい、なに……」
身をよじったが、彰永は俺の腕を離さない。
何か顔つきまでぼんやりしている。
「……もう一回戦いっとくか?」
「うーん……」
「……なんだおまえ。さっきから聞いてればウンウンうるせえな」
俺は急に不安になってきて突っかかった。
「クソでも詰まってんのかよ。便所は廊下を出て右だ。さっさと行ってこいよっ」
きいきい怒ってみせると、どんなトリガーなのか、彰永は無言で俺の唇に唇を重ねた。
これはかなり珍しいことだった。
このオタクくんは、キスにやたらと許可を求めてくるうぜえタイプの男なのだ。
嬉しいより驚く。
そして驚くより、なんだか怖くなった。
やけに優しく俺の髪を撫でると、名残惜しそうにもうひと吸いして、離れる。
冷たい風が吹き抜けていったみたいに俺は寂しくなる。慌てて追いかけようとすると、先に額を出された。
自然と頭突きしあう形になる。
彰永は喉の奥で小さく笑った。
俺の耳に手を添える。それがキスする時と同じ優しさで、俺はなぜか涙目になった。
そんな宝物を扱うような手つきで触るくらいなら、じゃあキスくらいさせろやと、その肩を揺さぶってやりたいのに。胸がいっぱいになって、かえって黙り込んでしまう。
「卯月」
彰永が優しく俺を呼んだ。何か難しいことを話し出そうとする気配に、俺は首を縮めた。
「……んだよ」
「体、平気?」
「平気だよォ」
「そか」
「おう」
「……ねえ、卯月」
「なに……」
「寒くない?」
「あぁ? いや別に寒くはないですね……」
「そっか」
「うん……」
「あのさあ、卯月」
「ああああクソうるせぇ!」
顔を突き合わせて延々とゴニョゴニョやられ続けて、俺はついに彰永の顎にアッパーを食らわせた。
彰永はびっくりしたらしい。
「痛いよ。いきなり何をするんだ」
「そいつはこっちのセリフだぜ! いったいコレは何の時間なんですかッ」
「俺たち、セックスするのやめないか?」
「言いたいことがあるならハッキリ言えや、大ッ体おまえってヤツはいつもいつも」
ん?
俺たち、セックスするのやめないか。
俺たちセックスするのやめないか!?
遅れて耳に飛び込んできた声に、俺は耳を疑った。
ぎょっとして彰永を見ると、ヤツは眼鏡の奥から、チベットスナギツネみたいな目をしばたかせている。
「……本気で言ってる?」
「うん」
こっくりと彰永はうなずいた。
そう、彰永にこういう冗談を抜かす能力はない。
学生の頃からそうなのだ。
妙に一本気というか純情というか。
空気も読まないし、いつも自分の正しいと思った通りに行動する。
記憶の中の、学生服を着たあどけない顔が、布団から身を起こした精悍な顔に重なる。
あの彰永ちゃんに、とうとう、好きな子が。
「……ふはっ」
俺はなんだか可笑しくなって、吹き出してしまった。
勢いあまって鼻水まで出る。いや違うか。これ、泣いてんのかな。
自分でも、よくわからない。
「ええ……あ、そう……」
「うん」
「えーっなんだよ……いつの間に、そんな……好きな子なんてできたんだよ……」
俺とはもうセックスしたくないと思うほど好きなんだろうか。
あ、いや、世間的には、好きな子としかセックスしないのか。
普通って、俺にはよくわからないけど。
「うん?」
彰永は首をひねった。
「いつの間にって、何が?」
「何がじゃねえだろ……なんだよ、職場恋愛か? 全っ然、気づかなかったぜ……つか、相手って男? 女?」
「待って待って、話が読めない。卯月は何を言ってんの?」
「え?」
「俺が卯月一筋なの知ってて、なんでそんなこと言うんだよ。ふざけてるの?」
「……ええ?」俺は混乱した。「だって、俺とはもうセックスしないんだろ」
「うん。セックスしない」
「ええ?」
一度は引っ込みかけた涙が再びあふれる。
もうコイツ殴っていいかな。
だが、俺はグーにしかけた手を、開いて、彰永の前に突き出した。
「ちょっと待って、意味わかんないんだけど」
「えっ……卯月は何を泣いてんの?」
「なんで泣いてんのかって、え、だって……だって……」
声の代わりに涙ばかりが出てくる。彰永が俺とセックスしないって言った。
チンポ大好き担当の俺が、子供みたいに地団太を踏んで泣きじゃくっている。
彰永が、俺とはもうセックスしたくないって言った!
声に出してしまっていたようだ。
「違うよ卯月。したくないなんて言ってない。泣かないで」
彰永が困り果てた声を上げて、濡れた俺の頬を手で拭う。
両手で俺の輪郭を包み込むとなにか苦しげに俺を見下ろす。
ほうっとため息をつくようにして、キスをくれる。
まるで吸い込まれるみたいに何も言わずに唇を重ねてきて、俺は雛鳥のように貪る。
そうしないと生きていけないみたいに。
「なに……」
やっと、人心地ついた。俺は背中に回した腕にぎゅっと力を込めて、彰永に密着する。
「キスは、いいわけ……?」
「うん」
言いながら、耳たぶにもう一つくれた。
「キスで赤ちゃんはできないから。大丈夫」
「ん?」
なんかコイツ変なこと言ってないか。
だが、ツッコミを入れる間もなく、今度は頬にキスされた。
涙の跡を舐め上げられ、自然と目が閉じてしまう。
ケツまできゅっと締まって、腹の奥に彰永のザーメンの存在を感じた。
もっと欲しい。
俺は夜もすがら彰永のチンポを感じ続けていたいと思っているのに、ヤツは本気で頭のおかしいことを言いだした。
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