49 / 77
第一章 お屋敷編
第四十九話 お屋敷の七不思議
しおりを挟む
――サアアアアアアア……。
窓の外では雨が降り続いている。昨日の夜中に降り始めてから、一向に止む気配はない。
しかも思った通り、大雨と言うほど激しくないけれどずっと勢いを保ち続けているし……。
これは本当に、数日間は雨かもな。なんて思いながら廊下を箒で掃いていく。
『まさか、こんなに急とは……』
雨を予言した御珠様も、流石にこんなに早くから降り始めるとは思っていなかったみたいで。朝食の席で、不意を突かれた表情を浮かべていた。きっと天候のせいで、かねてからの予定が変わってしまったんだろう。ちょっと慌ただしそうにも見えたな……。
さっ、さっと箒で掃けば、廊下の隅からホコリが集まっていく。しゃがんで、ちり取りでそれを回収する。
……まあ、雨だろうと風だろうと、俺のすることには変わりは無い。いつも通り、お屋敷の掃除なのだから。変わったことと言えばせいぜい庭の掃除が出来なくなることと、ほこりがしけって飛びにくくなることぐらいだ。
「よしっ」
屋敷の北側に有る空き部屋を端から端まで掃き終わった俺は台所に行き、ちり取りに溜まったごみをゴミ箱に捨てる。それからまた、同じ部屋の前まで戻って考える。
さてと。次はどうしよう。大体今、朝ごはんが終わって、掃除を始めてから二時間ぐらいか?
そろそろ一旦切り上げても良いんだけど……。
俺は袂から、蓬さんから貰ったお屋敷の地図を取り出す。えーっと、まだ掃除していない部屋は?
このお屋敷は何十もの部屋が有る上に、廊下が迷路の様に入れ込んでいて非常に紛らわしい。
こうして地図を参照にしないと、未だに迷子になりそうになってしまうほどだ。
物置としか使ってない部屋も多いみたいだし、広すぎてかえって不便なことも絶対に有るとは思う。
……だけど。この広さが正直、男のロマンを刺激しているというのもまた事実。
こうやって複雑な地図を眺めているだけで、もしかしたらどこかに秘宝とかが隠されていたりして――という淡い期待を密かに抱いてしまうのだ。ちょっと子供っぽいけれど、思ってしまうものは仕方がない。
まあ、そんなサプライズが無くったって、ここまで広いお屋敷だと、歩いているだけでも冒険している気分になれる。どうせ掃除をするのなら、まだ中に入ったことのない部屋の方がやる気が出る。
とにかく、全ての部屋に一度入ってみるというのが、ここ数日の俺の密かな目標なのだ。
まあ、それにはいくつかの、絶対に入れそうにない部屋――例えば御珠様や蓬さんの部屋をクリアしなきゃいけないんだけど……。
「それじゃ――」
目星をつけたのは、今の廊下をまっすぐ進んで突き当りを右に曲がって、更にその突き当りを左に曲がった先の廊下だ。その廊下の左右にはそれぞれ、四つの小さめの部屋が有るらしい。
まだ行ったことのない地帯だった。
早速俺は箒と、雑巾の入ったバケツを持って歩き出す。日が当たらない場所に有る廊下でも、置かれている行燈が明るく照らしてくれているから、決して暗くはないし、閉塞感も無い。
でもまあ、初日はそれでも怖くてたまらなかったけれど……やっぱり慣れてきたのかな、このお屋敷の建物にも。ここでかくれんぼなんかをしたら、子供じゃなくても多分物凄く盛り上がるんだろうな。
なんて思いながら、二つ目の廊下を左に曲がると思った通り、両側にずらっと襖が現れる。
数えてみれば左側の襖は一、二、三――十六枚。右側の襖も一、二、三――十六枚だった。
きっと一部屋で襖が四枚使われているんだろう。俺は改めて地図を取り出して、確認する。
よし、ここで良いんだよな。
頷いて、早速手前の部屋から掃除を始めようとすると。
「……ん?」
どこか、心に引っ掛かる違和感。何か、おかしくないか?
俺はもう一度廊下の真ん中に立って、襖を数え始める。
まずは左側の襖から。
一、二、三――十五、十六。さっきと同じだ。
……そして、右側の襖。
一、二、三……十五、十六………………十七、十八……??
いや……まさか。さっき見た時よりも、二枚増えている?
いや、そんなはずは……。俺はもう一度、左側の襖を数えてみた。
……十六枚、確かに十六枚だ。そして右側の襖も同じ。一、二、三……十七、十八、枚……って……。
おかしい。やっぱり、十八枚有る様にしか見えない。さっきまでは、十六枚だったのに。
いやいやいやいや……って、すぐに否定することはもうできない。普通なら、勘違いで済ましていい類の話に違いないのに。
だって、襖が増えるなんて、そんなのまるで、学校の怪談、七不思議だ。
でも、よく考えたらこのお屋敷って、七不思議っぽい現象が結構起こっている様な……。
いきなり現れる狐火とか、奇妙な力を持つ井戸とか、決して片付かない御珠様の部屋とか、無限に雨戸が入る戸袋とか、入ってはいけない蓬さんの部屋とか。あっさりと七つにまで到達してしまいそうなぐらいには。
ぞわっと、背筋に悪寒が走り鳥肌が立つ。何だか、不気味に思えてきた。
ちらっと背後を見る。今日は、後ろから覗いてくる気配は感じない。だけど、それでも何となく後ろが気になってしまうぐらいには、怯えている。
それに今日は雨で空気も湿っているし、この辺りからは人気も感じられないし……。
……駄目だ、ついつい、嫌な方向に想像が働いてしまう。
やっぱり家は普通に七不思議なんて無く、間取り図通りに建ってくれていた方がよっぽど良い……。
「……」
正直、今すぐ速攻でこの場所から逃げ出したかった。
だけど、ここまで来て、増えた襖の謎を確認しないのは何となく後味が悪い。
……仕方ない。
俺は箒とバケツを手に持って意を決して、慎重に長い廊下に一歩踏み出す。
きっとそろそろ、蓬さんが台所で、昼ごはんの下準備をし始める時間だ。ぴったり十六枚だということを確認したらすぐに掃除は切り上げて、蓬さんを手伝おう。そうしよう。
一、二、三、四、五。あえて先は見ないで歩きながら、右側の襖を慎重に数えていく。
いつもよりも遥かにじっとりとした床。ひた、ひた……と、足音が響く。
六、七、八、九、十。ここまでは大丈夫だ。一旦立ち止まって、深呼吸。
「十一」
そして、再びゆっくりと歩き始めた。十一、十二、十三――。
十四。
十五。
そして。
「……十六」
十六枚。……で、良いんだよな?
襖の数をぴったり十六枚数えたところで、俺は廊下の曲がり角に辿り着いた。振り返ってもう一回数えてみても、間違いない。
襖の数は十六枚。
「なんだ……」
結局、ただの俺の勘違いだったってことか。気が動転していて、数すらも冷静に数えられない状態になっていたんだろうな……。
振り返りながら何とはなしに、バケツと箒を廊下に置いて、十六枚目の襖のそばの壁に寄りかかって息をついた。
――ぐらり。
「えっ……?!」
え、え?
自分を支えていた壁が、ぽっかりと無くなった感覚。全身のバランスが簡単に崩れて……え?
「う、うわああああっ!」
為すすべもなく後ろに倒れて、腰を打って転んでしまった。
「痛てて……」
思いっ切り打った……それに、こんな風に尻餅をつくのなんて久しぶりだな……。
い、いや、そんなことよりも。何が起こっているんだ?
さっきの廊下と比べると視界が暗くなっていて。顔を上げてみれば。目の前には、大きな壁が立ちはだかっていた。
「これは……?」
指先が震えている。恐る恐るその壁に触れてみると、きいい……と音がして。
壁が向こう側に押される。と、いうよりも、わずかに回転した。
眩しさに目を細める。突如、先程の廊下の明かりがわずかに部屋に差し込んだからだ。
更に押すと壁は更に回転して、隔てられた向こう側の空間に取り残されたバケツと箒が見える。
これって……からくり屋敷に良く有る様な、廊下の壁に見せかけた回転扉か。
そして、この空間は、本物の隠し部屋。
やっぱり有ったのか……。でも、どうしてこんな場所に? 何の為に?
まずは部屋の全容を見ようと、回転扉に目を向けるのを止めて、振り返って……。
「――!」
一瞬で体が動かなくなる。
――隠し部屋は板張りで、広さは八畳ほど。そしてその奥で。
誰かが床にあぐらをかいて、ぎらりと目を輝かせてこっちを見据えている。全身が影に隠れて、その姿がはっきりと見えない。
そして、その手に握られているのは……刀……?
「あ、あ……!」
刀……! 声が出ない。腰が抜けて、ぺたんと座り込む。
マズい、逃げなきゃいけないのに、足が震えて力が、入らない……! ど、どうすれば良い? どう対処すれば、こんな時? 何も、思いつかない――。
「――景」
すると不意に俺の名前が呼ばれて。部屋の行燈が灯り、視界が明るくなる。
あの人は……。その姿を包んでいた影が消えて、緊張が少し解ける。
「十徹さん……?」
隠し部屋の奥、『木刀』を持って腰を下ろしていたのは、このお屋敷の護衛をしている、二十代中頃ぐらいの、とても大柄なカモシカの男性――十徹さんだった。
窓の外では雨が降り続いている。昨日の夜中に降り始めてから、一向に止む気配はない。
しかも思った通り、大雨と言うほど激しくないけれどずっと勢いを保ち続けているし……。
これは本当に、数日間は雨かもな。なんて思いながら廊下を箒で掃いていく。
『まさか、こんなに急とは……』
雨を予言した御珠様も、流石にこんなに早くから降り始めるとは思っていなかったみたいで。朝食の席で、不意を突かれた表情を浮かべていた。きっと天候のせいで、かねてからの予定が変わってしまったんだろう。ちょっと慌ただしそうにも見えたな……。
さっ、さっと箒で掃けば、廊下の隅からホコリが集まっていく。しゃがんで、ちり取りでそれを回収する。
……まあ、雨だろうと風だろうと、俺のすることには変わりは無い。いつも通り、お屋敷の掃除なのだから。変わったことと言えばせいぜい庭の掃除が出来なくなることと、ほこりがしけって飛びにくくなることぐらいだ。
「よしっ」
屋敷の北側に有る空き部屋を端から端まで掃き終わった俺は台所に行き、ちり取りに溜まったごみをゴミ箱に捨てる。それからまた、同じ部屋の前まで戻って考える。
さてと。次はどうしよう。大体今、朝ごはんが終わって、掃除を始めてから二時間ぐらいか?
そろそろ一旦切り上げても良いんだけど……。
俺は袂から、蓬さんから貰ったお屋敷の地図を取り出す。えーっと、まだ掃除していない部屋は?
このお屋敷は何十もの部屋が有る上に、廊下が迷路の様に入れ込んでいて非常に紛らわしい。
こうして地図を参照にしないと、未だに迷子になりそうになってしまうほどだ。
物置としか使ってない部屋も多いみたいだし、広すぎてかえって不便なことも絶対に有るとは思う。
……だけど。この広さが正直、男のロマンを刺激しているというのもまた事実。
こうやって複雑な地図を眺めているだけで、もしかしたらどこかに秘宝とかが隠されていたりして――という淡い期待を密かに抱いてしまうのだ。ちょっと子供っぽいけれど、思ってしまうものは仕方がない。
まあ、そんなサプライズが無くったって、ここまで広いお屋敷だと、歩いているだけでも冒険している気分になれる。どうせ掃除をするのなら、まだ中に入ったことのない部屋の方がやる気が出る。
とにかく、全ての部屋に一度入ってみるというのが、ここ数日の俺の密かな目標なのだ。
まあ、それにはいくつかの、絶対に入れそうにない部屋――例えば御珠様や蓬さんの部屋をクリアしなきゃいけないんだけど……。
「それじゃ――」
目星をつけたのは、今の廊下をまっすぐ進んで突き当りを右に曲がって、更にその突き当りを左に曲がった先の廊下だ。その廊下の左右にはそれぞれ、四つの小さめの部屋が有るらしい。
まだ行ったことのない地帯だった。
早速俺は箒と、雑巾の入ったバケツを持って歩き出す。日が当たらない場所に有る廊下でも、置かれている行燈が明るく照らしてくれているから、決して暗くはないし、閉塞感も無い。
でもまあ、初日はそれでも怖くてたまらなかったけれど……やっぱり慣れてきたのかな、このお屋敷の建物にも。ここでかくれんぼなんかをしたら、子供じゃなくても多分物凄く盛り上がるんだろうな。
なんて思いながら、二つ目の廊下を左に曲がると思った通り、両側にずらっと襖が現れる。
数えてみれば左側の襖は一、二、三――十六枚。右側の襖も一、二、三――十六枚だった。
きっと一部屋で襖が四枚使われているんだろう。俺は改めて地図を取り出して、確認する。
よし、ここで良いんだよな。
頷いて、早速手前の部屋から掃除を始めようとすると。
「……ん?」
どこか、心に引っ掛かる違和感。何か、おかしくないか?
俺はもう一度廊下の真ん中に立って、襖を数え始める。
まずは左側の襖から。
一、二、三――十五、十六。さっきと同じだ。
……そして、右側の襖。
一、二、三……十五、十六………………十七、十八……??
いや……まさか。さっき見た時よりも、二枚増えている?
いや、そんなはずは……。俺はもう一度、左側の襖を数えてみた。
……十六枚、確かに十六枚だ。そして右側の襖も同じ。一、二、三……十七、十八、枚……って……。
おかしい。やっぱり、十八枚有る様にしか見えない。さっきまでは、十六枚だったのに。
いやいやいやいや……って、すぐに否定することはもうできない。普通なら、勘違いで済ましていい類の話に違いないのに。
だって、襖が増えるなんて、そんなのまるで、学校の怪談、七不思議だ。
でも、よく考えたらこのお屋敷って、七不思議っぽい現象が結構起こっている様な……。
いきなり現れる狐火とか、奇妙な力を持つ井戸とか、決して片付かない御珠様の部屋とか、無限に雨戸が入る戸袋とか、入ってはいけない蓬さんの部屋とか。あっさりと七つにまで到達してしまいそうなぐらいには。
ぞわっと、背筋に悪寒が走り鳥肌が立つ。何だか、不気味に思えてきた。
ちらっと背後を見る。今日は、後ろから覗いてくる気配は感じない。だけど、それでも何となく後ろが気になってしまうぐらいには、怯えている。
それに今日は雨で空気も湿っているし、この辺りからは人気も感じられないし……。
……駄目だ、ついつい、嫌な方向に想像が働いてしまう。
やっぱり家は普通に七不思議なんて無く、間取り図通りに建ってくれていた方がよっぽど良い……。
「……」
正直、今すぐ速攻でこの場所から逃げ出したかった。
だけど、ここまで来て、増えた襖の謎を確認しないのは何となく後味が悪い。
……仕方ない。
俺は箒とバケツを手に持って意を決して、慎重に長い廊下に一歩踏み出す。
きっとそろそろ、蓬さんが台所で、昼ごはんの下準備をし始める時間だ。ぴったり十六枚だということを確認したらすぐに掃除は切り上げて、蓬さんを手伝おう。そうしよう。
一、二、三、四、五。あえて先は見ないで歩きながら、右側の襖を慎重に数えていく。
いつもよりも遥かにじっとりとした床。ひた、ひた……と、足音が響く。
六、七、八、九、十。ここまでは大丈夫だ。一旦立ち止まって、深呼吸。
「十一」
そして、再びゆっくりと歩き始めた。十一、十二、十三――。
十四。
十五。
そして。
「……十六」
十六枚。……で、良いんだよな?
襖の数をぴったり十六枚数えたところで、俺は廊下の曲がり角に辿り着いた。振り返ってもう一回数えてみても、間違いない。
襖の数は十六枚。
「なんだ……」
結局、ただの俺の勘違いだったってことか。気が動転していて、数すらも冷静に数えられない状態になっていたんだろうな……。
振り返りながら何とはなしに、バケツと箒を廊下に置いて、十六枚目の襖のそばの壁に寄りかかって息をついた。
――ぐらり。
「えっ……?!」
え、え?
自分を支えていた壁が、ぽっかりと無くなった感覚。全身のバランスが簡単に崩れて……え?
「う、うわああああっ!」
為すすべもなく後ろに倒れて、腰を打って転んでしまった。
「痛てて……」
思いっ切り打った……それに、こんな風に尻餅をつくのなんて久しぶりだな……。
い、いや、そんなことよりも。何が起こっているんだ?
さっきの廊下と比べると視界が暗くなっていて。顔を上げてみれば。目の前には、大きな壁が立ちはだかっていた。
「これは……?」
指先が震えている。恐る恐るその壁に触れてみると、きいい……と音がして。
壁が向こう側に押される。と、いうよりも、わずかに回転した。
眩しさに目を細める。突如、先程の廊下の明かりがわずかに部屋に差し込んだからだ。
更に押すと壁は更に回転して、隔てられた向こう側の空間に取り残されたバケツと箒が見える。
これって……からくり屋敷に良く有る様な、廊下の壁に見せかけた回転扉か。
そして、この空間は、本物の隠し部屋。
やっぱり有ったのか……。でも、どうしてこんな場所に? 何の為に?
まずは部屋の全容を見ようと、回転扉に目を向けるのを止めて、振り返って……。
「――!」
一瞬で体が動かなくなる。
――隠し部屋は板張りで、広さは八畳ほど。そしてその奥で。
誰かが床にあぐらをかいて、ぎらりと目を輝かせてこっちを見据えている。全身が影に隠れて、その姿がはっきりと見えない。
そして、その手に握られているのは……刀……?
「あ、あ……!」
刀……! 声が出ない。腰が抜けて、ぺたんと座り込む。
マズい、逃げなきゃいけないのに、足が震えて力が、入らない……! ど、どうすれば良い? どう対処すれば、こんな時? 何も、思いつかない――。
「――景」
すると不意に俺の名前が呼ばれて。部屋の行燈が灯り、視界が明るくなる。
あの人は……。その姿を包んでいた影が消えて、緊張が少し解ける。
「十徹さん……?」
隠し部屋の奥、『木刀』を持って腰を下ろしていたのは、このお屋敷の護衛をしている、二十代中頃ぐらいの、とても大柄なカモシカの男性――十徹さんだった。
0
あなたにおすすめの小説
犬の散歩中に異世界召喚されました
おばあ
ファンタジー
そろそろ定年後とか終活とか考えなきゃいけないというくらいの歳になって飼い犬と一緒に異世界とやらへ飛ばされました。
何勝手なことをしてくれてんだいと腹が立ちましたので好き勝手やらせてもらいます。
カミサマの許可はもらいました。
ストーカーから逃げ切ったのも束の間、転移後はヤンデレ騎士団に殺されかけている現実!
由汰のらん
ファンタジー
ストーカーから逃げていたある日、ハルは異世界に召喚されてしまう。
しかし神官によれば、どうやらハルは間違って召喚された模様。さらに王子に盾ついてしまったことがきっかけで、ハルは国外追放されてしまう。
さらに連行されている道中、魔族に襲われ、ハルの荷馬車は置き去りに。
そのさなか、黒い閃光を放つ騎士が、ハルに取引を持ちかけてきた。
「貴様の血を差し出せ。さすれば助けてやろう。」
やたら態度のでかい騎士は、なんとダンピールだった!
しかしハルの血が特殊だと知った騎士はハルを連れ帰って?
いっそ美味しい血と癒しを与えるダンピール騎士団のセラピストを目指します!
聖女の力を妹に奪われ魔獣の森に捨てられたけど、何故か懐いてきた白狼(実は呪われた皇帝陛下)のブラッシング係に任命されました
AK
恋愛
「--リリアナ、貴様との婚約は破棄する! そして妹の功績を盗んだ罪で、この国からの追放を命じる!」
公爵令嬢リリアナは、腹違いの妹・ミナの嘘によって「偽聖女」の汚名を着せられ、婚約者の第二王子からも、実の父からも絶縁されてしまう。 身一つで放り出されたのは、凶暴な魔獣が跋扈する北の禁足地『帰らずの魔の森』。
死を覚悟したリリアナが出会ったのは、伝説の魔獣フェンリル——ではなく、呪いによって巨大な白狼の姿になった隣国の皇帝・アジュラ四世だった!
人間には効果が薄いが、動物に対しては絶大な癒やし効果を発揮するリリアナの「聖女の力」。 彼女が何気なく白狼をブラッシングすると、苦しんでいた皇帝の呪いが解け始め……?
「余の呪いを解くどころか、極上の手触りで撫でてくるとは……。貴様、責任を取って余の専属ブラッシング係になれ」
こうしてリリアナは、冷徹と恐れられる氷の皇帝(中身はツンデレもふもふ)に拾われ、帝国で溺愛されることに。 豪華な離宮で美味しい食事に、最高のもふもふタイム。虐げられていた日々が嘘のような幸せスローライフが始まる。
一方、本物の聖女を追放してしまった祖国では、妹のミナが聖女の力を発揮できず、大地が枯れ、疫病が蔓延し始めていた。 元婚約者や父が慌ててミレイユを連れ戻そうとするが、時すでに遅し。 「私の主人は、この可愛い狼様(皇帝陛下)だけですので」 これは、すべてを奪われた令嬢が、最強のパートナーを得て幸せになり、自分を捨てた者たちを見返す逆転の物語。
二度目の召喚なんて、聞いてません!
みん
恋愛
私─神咲志乃は4年前の夏、たまたま学校の図書室に居た3人と共に異世界へと召喚されてしまった。
その異世界で淡い恋をした。それでも、志乃は義務を果たすと居残ると言う他の3人とは別れ、1人日本へと還った。
それから4年が経ったある日。何故かまた、異世界へと召喚されてしまう。「何で!?」
❋相変わらずのゆるふわ設定と、メンタルは豆腐並みなので、軽い気持ちで読んでいただけると助かります。
❋気を付けてはいますが、誤字が多いかもしれません。
❋他視点の話があります。
我儘令嬢なんて無理だったので小心者令嬢になったらみんなに甘やかされました。
たぬきち25番
恋愛
「ここはどこですか?私はだれですか?」目を覚ましたら全く知らない場所にいました。
しかも以前の私は、かなり我儘令嬢だったそうです。
そんなマイナスからのスタートですが、文句はいえません。
ずっと冷たかった周りの目が、なんだか最近優しい気がします。
というか、甘やかされてません?
これって、どういうことでしょう?
※後日談は激甘です。
激甘が苦手な方は後日談以外をお楽しみ下さい。
※小説家になろう様にも公開させて頂いております。
ただあちらは、マルチエンディングではございませんので、その関係でこちらとは、内容が大幅に異なります。ご了承下さい。
タイトルも違います。タイトル:異世界、訳アリ令嬢の恋の行方は?!~あの時、もしあなたを選ばなければ~
若返ったオバさんは異世界でもうどん職人になりました
mabu
ファンタジー
聖女召喚に巻き込まれた普通のオバさんが無能なスキルと判断され追放されるが国から貰ったお金と隠されたスキルでお店を開き気ままにのんびりお気楽生活をしていくお話。
なるべく1日1話進めていたのですが仕事で不規則な時間になったり投稿も不規則になり週1や月1になるかもしれません。
不定期投稿になりますが宜しくお願いします🙇
感想、ご指摘もありがとうございます。
なるべく修正など対応していきたいと思っていますが皆様の広い心でスルーして頂きたくお願い致します。
読み進めて不快になる場合は履歴削除をして頂けると有り難いです。
お返事は何方様に対しても控えさせて頂きますのでご了承下さいます様、お願い致します。
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
転移特典としてゲットしたチートな箱庭で現代技術アリのスローライフをしていたら訳アリの女性たちが迷い込んできました。
山椒
ファンタジー
そのコンビニにいた人たち全員が異世界転移された。
異世界転移する前に神に世界を救うために呼んだと言われ特典のようなものを決めるように言われた。
その中の一人であるフリーターの優斗は異世界に行くのは納得しても世界を救う気などなくまったりと過ごすつもりだった。
攻撃、防御、速度、魔法、特殊の五項目に割り振るためのポイントは一億ポイントあったが、特殊に八割割り振り、魔法に二割割り振ったことでチートな箱庭をゲットする。
そのチートな箱庭は優斗が思った通りにできるチートな箱庭だった。
前の世界でやっている番組が見れるテレビが出せたり、両親に電話できるスマホを出せたりなど異世界にいることを嘲笑っているようであった。
そんなチートな箱庭でまったりと過ごしていれば迷い込んでくる女性たちがいた。
偽物の聖女が現れたせいで追放された本物の聖女やら国を乗っ取られて追放されたサキュバスの王女など。
チートな箱庭で作った現代技術たちを前に、女性たちは現代技術にどっぷりとはまっていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる