ゲスいお嬢様的日常(仮)

胸の轟

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お前の想いに応えてやれない俺を許してください(棒)≪灘流≫

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「僕の人生はこうして幕を閉じました。」



どこから突っ込めば良いですか?


まあそれはおいといて、取り敢えずお前は、独りシリアス祭り開催のテテリヤスさんに謝れ。全力で。


「なんで僕が君にこんな話したかわかる?」

真剣な眼差しの親友。


「…さあ。」

「君なら真剣に聞いてくれるかなって。」


すいません。前半、半笑いだったし、気持ち的にもずっと半笑いでした。


「前世の僕が死んだのって今の年齢と同じで、生きてたらいろんな楽しいことやエロいことや、エロいことや、あとエロいことを経験出来たと思うんだ。そしてエロいことも。」


ほぼエロいことな件。


「僕は今度こそ長生きしていろんなエロいものを見たい。有りとあらゆるエロいものを見たいって思う。」

頑張ってください。


「だから…」

親友が心を落ち着かせるように深呼吸をし、決意を込めた瞳で真っ直ぐ俺を見る。

「僕と桐人君のお風呂目当てランニングに付き合ってください!」


頭を下げ右手を差し出す親友。

「ごめんなさい。」

僕と付き合ってください、みたいな言い方されても付き合わねえからな!

勿論僕と付き合ってくださいだったとしても付き合わないが。



「…え、な、なんで、なの?ぼ、僕とじゃ駄目なの?もしかして他に、(一緒に桐人君を見ても)良い(って思う)人が?」


瞳潤ませて振られたみたいな顔してるけど、そういう話じゃないよね!!


「俺は桐人に興味無い。」
「え、じゃあどの男性のアレを見たいの?」

「いや、俺はノーマルなんで女「はぁッ?」


なんかすげえ蔑んだ目で見られた。

「男だとか女だとか、そんなの関係ない!皆一緒、同じ人間だよ!なのにそんな差別的なこと言うなんて見損なったよ。」


怒られた。


「じゃあお前は女子の風呂も覗くんだな?」

「は?なんで僕が女の風呂を覗かなきゃいけないの?脂肪の塊とか見て何が楽しいの?平らな胸板、引き締まった身体、程よい筋肉、それこそが至高!どんな宝石の煌めきよりも美しい肉体をこの目に焼き付けるためなら、僕は血の滲むような努力も惜しまないが、努力の結晶を脂肪の塊の為に使う僕ではない!見損なうな!」


お前は自分のモノを見て満足すべきだと思う。世の美形男子の平和のために。





あの後延々と、男の肉体美について語られる罰ゲームみたいな時間を過ごしてクタクタだよ!ちくしょう!

なんだか心が薄汚れた気がする。一刻も早く姉ちゃんで浄化せねば。




姉ちゃんの部屋のドアをノックしようとしたら、中から男の荒い息づかいが。


「ハァッ、ハァッ…ハァッ、ねぇッ…こっち見、てよ。…クッ、俺のッ…」

バーーーーンッッー

「姉ちゃーんッ!?」


最悪の事態を想像して開けた扉の向こうには、フラフープをする上半身裸のチャラい男が。


「お帰り、灘流。」
「ただいま。」


姉ちゃんは椅子に座りながら、紅茶とクッキーを楽しんでいた。

「ずいぶん帰りが遅かったな。クソ生意気にデートか?クソガキ。」

椅子が話し掛けてきた。

「黙れクソドM。」


俺がテーブルに付くと葛城が紅茶を用意しながら、姉ちゃんの手にある食べ掛けのクッキーをチラッチラッ見ている。

「姉ちゃんのクッキー食べたい。…ん、アーモンドが香ばしくて美味いね。」

変態のコレクションが増えるのを阻止。


「早く卒業して、俺も姉ちゃんの居る学校に行きたい。そしたら毎日学校で姉ちゃんに逢えるし。」

「敷地は一緒なんですから、逢いに来ればいいじゃないですか。」

「用事もないのに行けない。」

「まあ、精々俺等を羨ましがれ。俺等は学校で主に接触し放題だからな!」

「は?お前等が接触し放題とか寝言は寝て言え。お前等なんて学校で話し掛けるなって言われてんの知ってんだからな。」

「チッ。」


クッキーを頬被り紅茶に口をつける。


俺の前世、アンリに喋った方いいのか?――いやでも別に面白エピソードとかないしな~。



長生きして最期聖剣ぶっ刺されただけだし、まぁ言わなくていっか。




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