ゲスいお嬢様的日常(仮)

胸の轟

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涎が垂れてないことを切に願う

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目を開けると、覗き込んでる灘流の顔があった。


「お帰り。」
「なんで見てんの?」

「ん?…今姉ちゃんの体をベッドに寝かせたとこだったから。」

「ふ~ん。……今?」

「なんか俺の顔見て、悲鳴あげながら失神したんだよね。」


おそらく、灘流の美少年っぷりに感動したのだろう。

美少年てすごいね。居るだけで容易く人の意識刈り取れるなんて。


私もサクッと人の意識刈り取れる人になりたい。


「腹減ってる?」
「腹ペコ。」

「だと思って、ご飯前に軽く摘める物用意しといたよ。」


なんという気配り上手。

見た目も中身も完璧とか、超人か。



体を起こすと、灘流が私の口に、一口ラスクを運ぶ。

咀嚼して飲み込んだのを見計らい、新たにラスクを口に運ぶ。うまうま。


何度もそれを繰り返しつつ、合間に飲み物を挟むのも忘れない気配り上手美少年。あのクズにも見習ってほしいものだ。こっちが催促しないとカップ麺作らないとか、ホント気が利かないクズだった。


「んで、楽しかった?」
「空腹で楽しくなかった。」

「あ~…、タイミング悪かったもんね。」



呼び出される側はもう辞めよう。ご飯時にやられちゃたまらない。

やはり自分の意思で、やりたい時にやりたい。




なんかこう、アレしたいな、というそんな時。


即使って、美少年とか美少年とか美少年とか、美青年とか美少年とかになってなんかヤりたい。


ソロ活動的なものにチャレンジとか。



「もうお風呂入った?」
「ん?どうしたの急に。…え、まさか俺、臭ってるの!?ちゃんと洗ったよ!」


チッ


まだだったら灘流が裸になった時に、入れ替わろうと思ったのに。風呂ならソロ活動後もすぐ洗い流ーー違った、灘流の成長ぶりを観察し、ああ、灘流もこんなに大きく立派な――違うな。


そうそう、アレだ、アレ。
男性と女性は体の作りが違うから、肉体の神秘を紐解くため、知的好奇心の導くままに、余すことなく探求し、欲求を満足させるべく高みを目指すことを目的に、学びという純粋で無垢な観点から、灘流の体を求めているのだ。


いや、待て私。確かに全裸待機も良いが、これは情緒に欠けやしないだろうか。脱衣場で、灘流の服を剥ぎ取っていき、徐々にその滑らかな肌と、しなやかな肢体を露にするべきでは。



「別に臭くないよ。」

「よ、良かった。」


さて、そろそろ食堂へ行こうかな。





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