何故か異世界に召喚されたがまったりゆったりしながら生活していきたいと思います♪

衝撃な話

私のリハビリは私が歩ける様になったので終わった。
そして、家探しに行くために王様に許可を貰い、2日後に行く事になったが王様から呼び出された。
一人で部屋に居たらハミュさんが部屋に来て、

「美久さん、失礼します。あの、陛下から美久さんに話があるそうです。今から陛下の部屋に案内しますので大丈夫ですか？」

突然王様が私を呼んでいるなんて思ってもみなかったから驚いた。
話って何だろうとドキドキしながら

「はい、分かりました。」

ハミュさんの後について行った。
暫く歩いてたら大きな扉の部屋の前に着いた。
部屋の前には騎士の人が2人、門番？をしていた。
ハミュさんが2人に

「陛下から呼ばれたハミュと、美久さんです。」

「お話は伺っています。どうぞ。中に陛下と、王妃様がお待ちしております。」

騎士の人が部屋のドアを開けてくれた。

「失礼します。呼べれて来ました。ハミュと、美久さんです。」

ハミュさんは中に入ったらお辞儀をし、名前を言った。
そしたら陛下の秘書みたいな人が案内してくれた。

「陛下と、王妃様はこちらでお待ちしております。」

案内された先に陛下と王妃様がお茶を飲んでまったりしていた。

「陛下、王妃様、ハミュと、美久様が来ました。」

「ご苦労。シーザは下がっていてくれ。」

陛下にシーザと言われた秘書みたいな人は王様に言われ、部屋を後にした。

「さて、美久さん。いきなり呼んでしまって済まないね。家を探しに行く前に話しておかなければならない事があってね。」

「ささ、2人ともそこに座ってちょうだい。今、美味しいお茶を淹れるから。」

王妃様は私達に座る様に言い、王妃様がお茶を淹れてくれた。

「さて、話とはな美久さん。そなたに私達の子供になってくれないか？」

王様が椅子に座った私達を見てそう言いました。
いきなりの事でハミュさんも、私もポカンとしてしまった。
だっていきなり自分達の子供になってくれなんて言われると思わなかったから…。
私達を見て王妃様が笑いながら

「貴方、いきなりそんな事言われても分からないわよ！説明してあげなきゃ。」

王妃様に言われた王様は苦笑いをし、

「いや、済まなかった。いきなりだったな。だが、これから話す内容は本当だという事を覚えて欲しい。そして、理解して頂きたい。」

そう言った王様の顔は真面目な顔だった。
なので私もきちんと話を聞いた。

「今から話す内容は美久さん、君に関わる事なんだ。
何故か、私達が自分達の子供にしたいと言うと…」

「美久さんがこの世界に来て、随分経っただろ？それは問題ないのだがな
美久さん、貴女は2回殺害されそうになった。それについては私が悪かったのだ。貴族達に説明をしていなかったのでな。美久さんの事をあまり話していなかったのだ。
護衛の事だって他の者達に質問されたのだが詳しく話すのは危険だと思ってな。だが、それが間違いだった。そのせいで美久さんの命を危険に晒してしまった。
私は反省をして、王妃と話し合って今回の事を決めたのだ。」

王様から聞かされた話を纏めると、

『私の命が危なかったのは王様が貴族の人達に私の事をはぐらかしていたお陰で何かを勘違いした人達に殺されかけたという訳で、その事を反省した王様は私を王様の子供にすると…。意味が分からない‼︎』

だって殺されかけたのは仕方がないとして、何故それで私が王様の子供になる訳？意味が分からない‼︎

「あの、陛下、何故私が陛下の子供に？？殺されかけた事についてはもういいですから。だって今生きているのですから。」

私がそう言うと王様が困った顔をした。
そして王妃様が

「美久さん、今回の事はそれだけでは済まない様な感じなの。
今、貴族達の間である噂が広がっているの。その噂とは…」