37 / 65
衝撃な話2
しおりを挟む
王妃様が言う噂とは、私を家に取り込めば自分達の思い通りになると言う噂だった。
「はい?あ、すみません。いや、何がどうなってそんな話に⁇私を取り込んだ所で何も出来ませんよ?今はお世話になっているだけで…。
いずれは平民としてまったり暮らすっていう夢があるのに…。」
まさかそんな噂が飛び交っているなんて思わなく、変な声を出してしまった。
と、言うより、噂の出所が気になる。
「あの、その噂の出所って分かっているのですか?」
王妃様が知っていると思い質問したが
「いいえ、まだ分からないわ。今、影の者に調べさせている所なの」
「そうですか…。あの!私を取り込んだ所で何も無いですよね⁉︎」
「いいえ、美久さんを自分の所に取り込めば何かしら思い通りになるわ。今からその事について説明するわね。」
王妃様は王様の方を向いて頷いた。
そして王様が
「美久さんがこの世界に来た時、他の貴族達には私の大切な客人だと説明したんだ。貴族達には沢山質問されたが詳しくは話せないと言ったんだ。
それで納得しない者達は沢山居たんだがそれ以上何も言うものはいなくてなそれで終わったんだが、美久さんが変な薬を飲まされた時、たまたま側を通った貴族の者に見られていたらしく、しかも、加害者の令嬢の家を取り潰した事や、美久さんを殺害しようとしていた令嬢の家も取り潰し、おまけに慰謝料としてお金や、家を渡すという決め事を何処からか漏れたのか貴族達が知り、美久さんを自分達の家に取り込めば何かしら私から温情を貰えると思っている馬鹿な貴族がいるのだ。
それでだな、美久さんには申し訳ないと思ったんだが貴族達が騒ぎ出す前になんとかしようと思って私達の子供にならないかと思ってな。
貴族達が騒ぎ出したら平穏に暮らせなくなるぞ。
毎日でも顔を覚えてもらいたくて会いに来る貴族は絶対に居るからな。
それは嫌だろ?だからの提案なんだが…」
王様の説明に正直頭が追いつかない…
だって貴族達の話をされても私には何も知らないから分からないし、王様達の子供になるという話もどうしたら良いのか分からない。
あ~!分からない事だらけでイライラする~‼︎
もーーーーーーーーー
頭の中で混乱していると王妃様が
「美久さん、嫌だと思ったら嫌だと言っても良いのよ?無理に私達の娘にならなくても良いのだからね?
ただ、私達のは女の子が生まれなくて一度で良いから娘と買い物や色々な事をしたかっただけなの。
だから美久さんが嫌だと言っても良いのよ?
ごめんなさい。私達の都合で美久さんに迷惑をかける事になってしまって。」
王妃様の顔を見たら悲しそうな顔をしていた。
その顔を見たらなんだか…
「良いですよ。私をお二人の子供にしてください。
最初は断ろうと思いましたけど、お二人には色々迷惑をかけていたし、何も分からない私に色々な事をしてくれたので私も何かしたいと考えていたんです。
でも、今の王妃様の話を聞いて思ったんです。
私もお母さんと一緒にかいものや色々な事をやりたいと思ったんです。
私にはお母さんがいなかったので…。」
私には母親が居なかった。
正確には私が生まれた後直ぐに亡くなってしまったという。
なので母親の記憶がないのだ。
王妃様の子供になったら夢だった買い物に行けると思い子供になる事を決めたのだ。
「私で良ければお二人の子供にして下さい。
そして、貴族達の事をもっと詳しく教えてください。」
正直貴族達には一言言っておきたいことがある。
「はい?あ、すみません。いや、何がどうなってそんな話に⁇私を取り込んだ所で何も出来ませんよ?今はお世話になっているだけで…。
いずれは平民としてまったり暮らすっていう夢があるのに…。」
まさかそんな噂が飛び交っているなんて思わなく、変な声を出してしまった。
と、言うより、噂の出所が気になる。
「あの、その噂の出所って分かっているのですか?」
王妃様が知っていると思い質問したが
「いいえ、まだ分からないわ。今、影の者に調べさせている所なの」
「そうですか…。あの!私を取り込んだ所で何も無いですよね⁉︎」
「いいえ、美久さんを自分の所に取り込めば何かしら思い通りになるわ。今からその事について説明するわね。」
王妃様は王様の方を向いて頷いた。
そして王様が
「美久さんがこの世界に来た時、他の貴族達には私の大切な客人だと説明したんだ。貴族達には沢山質問されたが詳しくは話せないと言ったんだ。
それで納得しない者達は沢山居たんだがそれ以上何も言うものはいなくてなそれで終わったんだが、美久さんが変な薬を飲まされた時、たまたま側を通った貴族の者に見られていたらしく、しかも、加害者の令嬢の家を取り潰した事や、美久さんを殺害しようとしていた令嬢の家も取り潰し、おまけに慰謝料としてお金や、家を渡すという決め事を何処からか漏れたのか貴族達が知り、美久さんを自分達の家に取り込めば何かしら私から温情を貰えると思っている馬鹿な貴族がいるのだ。
それでだな、美久さんには申し訳ないと思ったんだが貴族達が騒ぎ出す前になんとかしようと思って私達の子供にならないかと思ってな。
貴族達が騒ぎ出したら平穏に暮らせなくなるぞ。
毎日でも顔を覚えてもらいたくて会いに来る貴族は絶対に居るからな。
それは嫌だろ?だからの提案なんだが…」
王様の説明に正直頭が追いつかない…
だって貴族達の話をされても私には何も知らないから分からないし、王様達の子供になるという話もどうしたら良いのか分からない。
あ~!分からない事だらけでイライラする~‼︎
もーーーーーーーーー
頭の中で混乱していると王妃様が
「美久さん、嫌だと思ったら嫌だと言っても良いのよ?無理に私達の娘にならなくても良いのだからね?
ただ、私達のは女の子が生まれなくて一度で良いから娘と買い物や色々な事をしたかっただけなの。
だから美久さんが嫌だと言っても良いのよ?
ごめんなさい。私達の都合で美久さんに迷惑をかける事になってしまって。」
王妃様の顔を見たら悲しそうな顔をしていた。
その顔を見たらなんだか…
「良いですよ。私をお二人の子供にしてください。
最初は断ろうと思いましたけど、お二人には色々迷惑をかけていたし、何も分からない私に色々な事をしてくれたので私も何かしたいと考えていたんです。
でも、今の王妃様の話を聞いて思ったんです。
私もお母さんと一緒にかいものや色々な事をやりたいと思ったんです。
私にはお母さんがいなかったので…。」
私には母親が居なかった。
正確には私が生まれた後直ぐに亡くなってしまったという。
なので母親の記憶がないのだ。
王妃様の子供になったら夢だった買い物に行けると思い子供になる事を決めたのだ。
「私で良ければお二人の子供にして下さい。
そして、貴族達の事をもっと詳しく教えてください。」
正直貴族達には一言言っておきたいことがある。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
幼い頃に、大きくなったら結婚しようと約束した人は、英雄になりました。きっと彼はもう、わたしとの約束なんて覚えていない
ラム猫
恋愛
幼い頃に、セレフィアはシルヴァードと出会った。お互いがまだ世間を知らない中、二人は王城のパーティーで時折顔を合わせ、交流を深める。そしてある日、シルヴァードから「大きくなったら結婚しよう」と言われ、セレフィアはそれを喜んで受け入れた。
その後、十年以上彼と再会することはなかった。
三年間続いていた戦争が終わり、シルヴァードが王国を勝利に導いた英雄として帰ってきた。彼の隣には、聖女の姿が。彼は自分との約束をとっくに忘れているだろうと、セレフィアはその場を離れた。
しかし治療師として働いているセレフィアは、彼の後遺症治療のために彼と対面することになる。余計なことは言わず、ただ彼の治療をすることだけを考えていた。が、やけに彼との距離が近い。
それどころか、シルヴァードはセレフィアに甘く迫ってくる。これは治療者に対する依存に違いないのだが……。
「シルフィード様。全てをおひとりで抱え込もうとなさらないでください。わたしが、傍にいます」
「お願い、セレフィア。……君が傍にいてくれたら、僕はまともでいられる」
※糖度高め、勘違いが激しめ、主人公は鈍感です。ヒーローがとにかく拗れています。苦手な方はご注意ください。
※『小説家になろう』様『カクヨム』様にも投稿しています。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
娼館で元夫と再会しました
無味無臭(不定期更新)
恋愛
公爵家に嫁いですぐ、寡黙な夫と厳格な義父母との関係に悩みホームシックにもなった私は、ついに耐えきれず離縁状を机に置いて嫁ぎ先から逃げ出した。
しかし実家に帰っても、そこに私の居場所はない。
連れ戻されてしまうと危惧した私は、自らの体を売って生計を立てることにした。
「シーク様…」
どうして貴方がここに?
元夫と娼館で再会してしまうなんて、なんという不運なの!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる