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王妃様と家選び
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目の前に広がる光景に言葉が出なかった。
だって、目の前には色々なお店が並んでいて、民がが楽しそうに買い物をしたり、お話をしていて、誰もが幸せそうだった。
ジーッと見ていると王妃様が私の腕を掴み、
「ささ、先ずは家を探しに行くわよ!その後に街を歩きましょ!大丈夫、時間はまだ一杯あるわ!」
「はい!」
元気に返事をし、王妃様の後ろについて行く。
暫く歩いていたら大きな建物に着いた。
この建物は何だろうと思っていると、王妃様はどあを開けて中に入っていった。
私も慌ててついて中に入ると1人の青年が立っていた。
王妃様はその青年と何やら楽しそうに話をしていた。
「こんにちは 、ヘル、今日は私の娘の家を探しに来たの!何か良い家はあるかしら?」
ヘルと呼ばれた青年は王妃様の言葉を聞いて首を傾げた。
「失礼ですが、王妃様には娘は居ないと思っていたのですが…」
王妃に質問をしたら、その質問に王妃様が嬉しそうに、私の腕を引いてヘルの前に立たせて言いました。
「今日から私の娘になった美久よ‼︎色々合って私の娘になったの!今日は彼女の家を探しに来たの。
お城に住んでもらいたかったけど、色々危険な事が起きそうで、危ないから安全な家を探しに来たの。
良い物件を宜しくね?値段は幾らでも良いわ。
慰謝料があるからね!」
王妃は美久に向かっていい笑顔で言いました。
それを聞いていたヘルは美久に向かって簡単な自己紹介をした
「初めまして、不動産屋をしています、ヘルと申します。どうぞ宜しく。」
王妃様の値段は幾らでも良いと言う言葉にヘルはニヤリと笑い
「分かりました。では、こちらにいらしてください。普段、他のお客様には教えない秘密の物件がいくつかあるのでお教えします。」
ヘルは部屋の奥にある扉を開け、中に招いた。
部屋の中は豪華な家具が置いてあった。
私達は置いてある椅子に腰掛けた。
すると早速ヘルが紙を取り出し、私達に見せてくれた。
「まず、一つ目が、ここから30分離れている所にあるお屋敷です。ここは元は、貴族が住んでいましたが没落しました。
なのでかなり大きなお屋敷ですね。
手入れはしているので直ぐに入れますよ。
二つ目は、城から10分くらいの所にある、王妃様も良くご存知のお屋敷です。
此処は元は私が住んでいた屋敷です。
お屋敷の掃除は私が自ら行なっていますのでご安心を。
1人で済むのなら丁度良いかな?とは思います。
三つ目はお城から1時間かかる所にあります、大きなお屋敷です。
この屋敷は時間が掛かりますが、大きな庭や、小さな噴水がございます。
建物もこの中では一番大きく、お友達を呼んでパーティーなんかも出来ますよ。
更に、近くには森の入り口があり、きちんと道も出来ていて迷う事は有りません。
ただ、お買い物に行くのに少し大変なだけでかなり良い家だとは思いますけど…。
如何ですか?実際に見に行けますけど…」
ヘルさんが見に行けると言っている最中、美久が声を上げた。
「あ、あの!私、この1時間かかる所にあるお屋敷が良いです!」
いきなり声を上げたから王妃様が驚いていた。
「ちょっ、美久ちゃん、そんな簡単に決めて良いの?
お城から家まで1時間あるのよ⁉︎遠いじゃない!
それに何かあったら遠くて直ぐには駆けつけれないわ!」
心配してくれている王妃様に私はこう言いました。
「大丈夫ですよ!オルト様に護身術を学びましたし、それに、お庭付きで、近くに森があるなんて良いじゃないですか!!!
買い物の事は後で考えるとして、あまり人に合わないのなら私の夢であったのんびりとまったりな暮らしが出来るじゃないですか‼︎
そんな私にあった家があるなんて!」
1人でガーっと話していたら王妃様も、ヘルも、ポカンとしていた。
2人の顔を見て急に恥ずかしくなり、顔を下に向けた。
すると、王妃様が私の顔を掴み、上をむかせ、
「美久ちゃん、本当にそこで良いのね?なら私は文句は言いません。貴女の好きにしなさい。
ただし、安全か分からないから数人の騎士を付けるけどそれは許してね?私の娘になったのだから変な輩に何かされてからじゃ遅いからね。
そうしたら後は、貴女の好きにしても良いから。
あ、たまに私が遊びに行くのは許してね?
大丈夫、誰も反対しないわ。」
私の不安そうな顔を見て王妃様が言ってくれた。
そして私はこの家を買うことにした。
「ヘルさん、私、この家を買います。良いですか?」
私の質問にヘルは微笑み、
「勿論です。この屋敷は嬉しいでしょうね、貴女みたいな素敵な人に買われて。
大事にしてやって下さい。
何か困ったことが有れば何でも言ってください。
最後まで責任を持つのが売りなので!」
ヘルさんの言葉に私も微笑み返した。
「あ、そう言えばお値段はおいくらですか?」
買うのを決めたは良いが、値段が気になった。
「そうですね、庭が付いているので他の屋敷よりは高いですよ。
2500万デリーになります。」
値段を聞いて驚いてしまった。
しかし、王妃様は値段を聞いて
「あら、意外と安いのね」
ってポロって言いました。
流石王妃と思った。
「なんせ1時間掛かりますからね。では、この屋敷で決めても良いですね?」
私はヘルの言葉に笑顔で頷いた。
「はい!お願いします。」
「では、お支払いなのですけど、城に請求ですか?」
そう言えば私、お金持ってきていない…
焦っていると王妃様が誰かを呼んだ。
すると、ドアが開き、1人の老人が入ってきた。
初めて見る人なので誰か分からなかった。
私の視線に気づいたのか老人が自己紹介をした。
「初めまして、美久様、私は王妃様付きの執事でデイルと申します。以後、お見知り置きを」
そして、王妃様に何かを包んである物を渡した。
それを受け取った王妃様がそれを開けると、中には札束があった。
何であるのか分からず驚いていると王妃様が
「これは貴女の慰謝料のうちのほんの少しよ。
これで払っても良いかしら?」
私に支払いをして良いか聞いて、私が良いですと答えたらドンっと札束を机の上に置いた。
「では、数えますね。」
ヘルさんは驚かずにお金を数えていった。
数分後、
「お待たせしました。2500万デリー頂戴いたします。
此方が屋敷の鍵になります。
この鍵は複製が出来ないようになっております。
鍵はこの3つしか有りません。
呉々も無くさないようお願いします。
無くされますと鍵自体を交換しなければならなくなりますので。」
渡された鍵を無くさないように握りしめた。
私は王妃様にお願いをした。
「あの、王妃様、鍵を一つ、預かってくれませんか?無くしたら困るので。
その鍵を使っていつでもいらして下さい。」
王妃様はまさかそんな事を言われるなんて思っても見なくて涙目になりながらお礼を言われた。
だって、目の前には色々なお店が並んでいて、民がが楽しそうに買い物をしたり、お話をしていて、誰もが幸せそうだった。
ジーッと見ていると王妃様が私の腕を掴み、
「ささ、先ずは家を探しに行くわよ!その後に街を歩きましょ!大丈夫、時間はまだ一杯あるわ!」
「はい!」
元気に返事をし、王妃様の後ろについて行く。
暫く歩いていたら大きな建物に着いた。
この建物は何だろうと思っていると、王妃様はどあを開けて中に入っていった。
私も慌ててついて中に入ると1人の青年が立っていた。
王妃様はその青年と何やら楽しそうに話をしていた。
「こんにちは 、ヘル、今日は私の娘の家を探しに来たの!何か良い家はあるかしら?」
ヘルと呼ばれた青年は王妃様の言葉を聞いて首を傾げた。
「失礼ですが、王妃様には娘は居ないと思っていたのですが…」
王妃に質問をしたら、その質問に王妃様が嬉しそうに、私の腕を引いてヘルの前に立たせて言いました。
「今日から私の娘になった美久よ‼︎色々合って私の娘になったの!今日は彼女の家を探しに来たの。
お城に住んでもらいたかったけど、色々危険な事が起きそうで、危ないから安全な家を探しに来たの。
良い物件を宜しくね?値段は幾らでも良いわ。
慰謝料があるからね!」
王妃は美久に向かっていい笑顔で言いました。
それを聞いていたヘルは美久に向かって簡単な自己紹介をした
「初めまして、不動産屋をしています、ヘルと申します。どうぞ宜しく。」
王妃様の値段は幾らでも良いと言う言葉にヘルはニヤリと笑い
「分かりました。では、こちらにいらしてください。普段、他のお客様には教えない秘密の物件がいくつかあるのでお教えします。」
ヘルは部屋の奥にある扉を開け、中に招いた。
部屋の中は豪華な家具が置いてあった。
私達は置いてある椅子に腰掛けた。
すると早速ヘルが紙を取り出し、私達に見せてくれた。
「まず、一つ目が、ここから30分離れている所にあるお屋敷です。ここは元は、貴族が住んでいましたが没落しました。
なのでかなり大きなお屋敷ですね。
手入れはしているので直ぐに入れますよ。
二つ目は、城から10分くらいの所にある、王妃様も良くご存知のお屋敷です。
此処は元は私が住んでいた屋敷です。
お屋敷の掃除は私が自ら行なっていますのでご安心を。
1人で済むのなら丁度良いかな?とは思います。
三つ目はお城から1時間かかる所にあります、大きなお屋敷です。
この屋敷は時間が掛かりますが、大きな庭や、小さな噴水がございます。
建物もこの中では一番大きく、お友達を呼んでパーティーなんかも出来ますよ。
更に、近くには森の入り口があり、きちんと道も出来ていて迷う事は有りません。
ただ、お買い物に行くのに少し大変なだけでかなり良い家だとは思いますけど…。
如何ですか?実際に見に行けますけど…」
ヘルさんが見に行けると言っている最中、美久が声を上げた。
「あ、あの!私、この1時間かかる所にあるお屋敷が良いです!」
いきなり声を上げたから王妃様が驚いていた。
「ちょっ、美久ちゃん、そんな簡単に決めて良いの?
お城から家まで1時間あるのよ⁉︎遠いじゃない!
それに何かあったら遠くて直ぐには駆けつけれないわ!」
心配してくれている王妃様に私はこう言いました。
「大丈夫ですよ!オルト様に護身術を学びましたし、それに、お庭付きで、近くに森があるなんて良いじゃないですか!!!
買い物の事は後で考えるとして、あまり人に合わないのなら私の夢であったのんびりとまったりな暮らしが出来るじゃないですか‼︎
そんな私にあった家があるなんて!」
1人でガーっと話していたら王妃様も、ヘルも、ポカンとしていた。
2人の顔を見て急に恥ずかしくなり、顔を下に向けた。
すると、王妃様が私の顔を掴み、上をむかせ、
「美久ちゃん、本当にそこで良いのね?なら私は文句は言いません。貴女の好きにしなさい。
ただし、安全か分からないから数人の騎士を付けるけどそれは許してね?私の娘になったのだから変な輩に何かされてからじゃ遅いからね。
そうしたら後は、貴女の好きにしても良いから。
あ、たまに私が遊びに行くのは許してね?
大丈夫、誰も反対しないわ。」
私の不安そうな顔を見て王妃様が言ってくれた。
そして私はこの家を買うことにした。
「ヘルさん、私、この家を買います。良いですか?」
私の質問にヘルは微笑み、
「勿論です。この屋敷は嬉しいでしょうね、貴女みたいな素敵な人に買われて。
大事にしてやって下さい。
何か困ったことが有れば何でも言ってください。
最後まで責任を持つのが売りなので!」
ヘルさんの言葉に私も微笑み返した。
「あ、そう言えばお値段はおいくらですか?」
買うのを決めたは良いが、値段が気になった。
「そうですね、庭が付いているので他の屋敷よりは高いですよ。
2500万デリーになります。」
値段を聞いて驚いてしまった。
しかし、王妃様は値段を聞いて
「あら、意外と安いのね」
ってポロって言いました。
流石王妃と思った。
「なんせ1時間掛かりますからね。では、この屋敷で決めても良いですね?」
私はヘルの言葉に笑顔で頷いた。
「はい!お願いします。」
「では、お支払いなのですけど、城に請求ですか?」
そう言えば私、お金持ってきていない…
焦っていると王妃様が誰かを呼んだ。
すると、ドアが開き、1人の老人が入ってきた。
初めて見る人なので誰か分からなかった。
私の視線に気づいたのか老人が自己紹介をした。
「初めまして、美久様、私は王妃様付きの執事でデイルと申します。以後、お見知り置きを」
そして、王妃様に何かを包んである物を渡した。
それを受け取った王妃様がそれを開けると、中には札束があった。
何であるのか分からず驚いていると王妃様が
「これは貴女の慰謝料のうちのほんの少しよ。
これで払っても良いかしら?」
私に支払いをして良いか聞いて、私が良いですと答えたらドンっと札束を机の上に置いた。
「では、数えますね。」
ヘルさんは驚かずにお金を数えていった。
数分後、
「お待たせしました。2500万デリー頂戴いたします。
此方が屋敷の鍵になります。
この鍵は複製が出来ないようになっております。
鍵はこの3つしか有りません。
呉々も無くさないようお願いします。
無くされますと鍵自体を交換しなければならなくなりますので。」
渡された鍵を無くさないように握りしめた。
私は王妃様にお願いをした。
「あの、王妃様、鍵を一つ、預かってくれませんか?無くしたら困るので。
その鍵を使っていつでもいらして下さい。」
王妃様はまさかそんな事を言われるなんて思っても見なくて涙目になりながらお礼を言われた。
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