何故か異世界に召喚されたがまったりゆったりしながら生活していきたいと思います♪

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あれから

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ハミュさんの話を聞いて一月が経った。
一月の間、私は部屋に籠もって考え事をした。
しかし、部屋に籠もっているだけなので何も思いつかなかった。なので私は懐中時計の事は一旦忘れる事にした。
そんな事してはいけないと思ったが、先ずはこの国の事を色々知っておきたいからだ。
何も知らない状態で考えたり、調べたりするのは無理だと分かったからだ。
だけど、どうすれば良いのか分からず悩んでいた。しかし、このままではいけないと思いハミュさんに聞いた。
どうすれば良いのかを。そしたら
「では、私が色々お教えいたします。この国の事を知りたいのであれば私が教えて差し上げます。私に出来るのはこれくらいしか無いので…」
そう言ってくれた色々聞いたりして教えてもらっている。
最初は何から勉強をすれば良いのか分からなかったが、ハミュさんに相談した結果、一旦、懐中時計の事は忘れて、勉強に集中するとこに決めた。
本当は今すぐにでも懐中時計の事を調べたいけど、何も知らない自分が動いたって何も成果を得られないのはわかり切った事だからだ。
それなら色々知識を身につけ、調べた方が良いとハミュさんにも言われた。
だから今は自分がやるべき事をやって、その時が来るまでに知識を身につけたいと思っている。
しかし、やると決めたわ良いが、覚える事が沢山あり過ぎて挫折しそうだ…。
前の世界でも勉強は苦手だった。
いつも赤点を取っていたし、塾に通っていたがすぐ追いつけなくなり辞めた。
その事を思い出して机に突っ伏してしまった。
すると後ろから

「おや?どうしました?何処か具合が悪いのですか?」

ハミュさんが机に突っ伏していた私を見て具合が悪いと思ったのか心配そうな声で聞いてきた。
慌てて頭を上げ、

「あ、いや、すみません!自分のバカさ加減に呆れていただけです。」

慌ててそう答えるとハミュさんはほっとした様な顔をした。

「それは良かった。突っ伏していたので何事かと思いましたよ!
それより、バカさ加減とは?」

うぅ、痛い所を…

「あ、あのですね?実は、前の世界では勉強が苦手でして…
これからの事を考えると頭が痛くなってきまして…」

「そうでしたか。ですが、この国に来てこの世界の文字を覚えるのは早かったですよね?それならば大丈夫なのでは?」

「あぁ、それはですね?言葉は通じますけど、文字を書けなかったら不便でしょ?
それに、ベットの上での生活が続いていたから暇で、暇で何もやる事が無かったから文字を覚える事にしたんです。
それくらいのことならまだ大丈夫なんですがね~
これから…ね?
まあ、頑張ります‼︎」

「ふふふふ、その心構えは良いですが、無理はなさらないで下さいね?
倒れたりでもしたらもともこもないですから。」

ハミュさんに言われた言葉が何だか嬉しくなった。
良し‼︎頑張りますか‼︎
先ずは、この国の歴史からだな!
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