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第4章 蘇りの国will(ウィル)
人間なんかじゃなかった
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洞窟を進んで行くリウス達。
そして、今は洞窟内は明かり一つ無い状態だ。
足元は不安定で、暗すぎて何も見えないくらいに進むのが困難になっていた。
しかし、リウス以外の3人は普通に歩いて行く。足音がだんだんと遠のいて行くので、リウスは少し焦った。
リウス「おい、待てって!お前ら…なんでそんなに普通に歩けるんだよ…!?」
3人は足を止めリウスのところまで戻った。
キエレ「ごめんごめん、大丈夫?」
カミル「暗いとこ苦手なのか?」
リウス「苦手ってか、なんにも見えてねーよ。」
トーン「リウスさん。そっちの方向には誰もいませんよ。」
リウスは手を前に伸ばしキエレ達を探す。
全員近くにいることを確認し、ホッとした様子だ。
トーン「ウサギは暗闇でも見えているかのように行動出来るんですよ。」
トーンには(見た目的に)ウサギのような部分がある。
※詳しくは、第3章 妹と弟子は知っている? へ。
キエレ「僕らは結構感で進んでるよね。」
カミル「俺は普段の特訓の成果でもあるぜ!」
リウス「とにかく、俺に歩くスピード合わせろ。」
リウスは壁に手をつきながら歩き始めた。
キエレ達3人はリウスの周りにいる。
しばらく歩いていたとき、あるものに気付く。
真っ暗闇に光る……目に。
リウス「…カミル?」
カミル「どうした?」
リウスの方を向いたカミルの目は光っていなかった。
リウス「…いや、なんでもない」
きっとなにかの見間違いだ。どう思い込むようにしたリウス。
しかし、後ろからのおかしい視線に気付く。
後ろにいるのはキエレだ。
リウスは振り向く。
キエレ「?」
リウス「……?」
キエレ「リウス、どうかした?」
リウス「…いや、別に。」
そこにいたのは、急に振り向くリウスを見てキョトンとするキエレだった。
リウス(……いやいやいや、おかしいだろ!)
途中、明かりが見えた。
キエレ「永遠の明かり…。」
リウス「永遠の明かり?」
キエレ「絶対に消えない明かりを作り出す魔法の名です。」
リウス「へー。それでさ、カミル、目が光ってたよな?」
カミル「え゙っ!?」
リウス「あとキエレ、お前もなんかおかしい。」
キエレ「なにが?」
リウス「まぁ、単刀直入に言うと、お前ら俺に隠してることあるだろ。俺の記憶関連以外で。」
カユウ「………。」
キエレ「………。」
カユウとキエレは目を合わせ頷き…
リウス「……え?」
人間離れした姿を見せた。
キエレ「怖がると思って隠してたんだ。」
キエレはマフラーを緩め、首を見せる。
その首には、目が1つあった。
キエレ「僕は百目鬼と人間のハーフなんだ。」
リウス「百目鬼って、妖怪の…?」
カミル「で、俺は猫と人間のハーフ。」
カミルの目は光り、猫耳と尻尾が生えていた。
カミル「俺はいわゆる猫又ってやつに近いかな。」
キエレ「今まで言えなくてごめん。」
カミル「ずっと言うタイミング逃しててさ…。」
二人は下を向いて反省しているようだ。
リウス「別にいいよ。そんな事で怒るほど小いさくねーし。」
キエレ「リウス…、気持ち悪くないの?首に目があるんだよ?」
リウス「別に?」
その時、奥からなにかの鳴き声がした。
ーーーーー
次回・蝙蝠は奴隷
キエレ「僕らがやらないと僕らがやられる。」
リウス「………。」
カミル「…いくぞ。」
トーン「出来るだけ苦しませないで下さい。」
コウモリ種「キーキー…。」
目に涙をためてこちらを見上げているコウモリ種に、リウス達は心を痛める。
ーーーーー
おまけ
リウス「読者様方、大変長らくお待たせしました。今回から再び投稿再開ですので、どうぞお楽しみ下さい。」
そして、今は洞窟内は明かり一つ無い状態だ。
足元は不安定で、暗すぎて何も見えないくらいに進むのが困難になっていた。
しかし、リウス以外の3人は普通に歩いて行く。足音がだんだんと遠のいて行くので、リウスは少し焦った。
リウス「おい、待てって!お前ら…なんでそんなに普通に歩けるんだよ…!?」
3人は足を止めリウスのところまで戻った。
キエレ「ごめんごめん、大丈夫?」
カミル「暗いとこ苦手なのか?」
リウス「苦手ってか、なんにも見えてねーよ。」
トーン「リウスさん。そっちの方向には誰もいませんよ。」
リウスは手を前に伸ばしキエレ達を探す。
全員近くにいることを確認し、ホッとした様子だ。
トーン「ウサギは暗闇でも見えているかのように行動出来るんですよ。」
トーンには(見た目的に)ウサギのような部分がある。
※詳しくは、第3章 妹と弟子は知っている? へ。
キエレ「僕らは結構感で進んでるよね。」
カミル「俺は普段の特訓の成果でもあるぜ!」
リウス「とにかく、俺に歩くスピード合わせろ。」
リウスは壁に手をつきながら歩き始めた。
キエレ達3人はリウスの周りにいる。
しばらく歩いていたとき、あるものに気付く。
真っ暗闇に光る……目に。
リウス「…カミル?」
カミル「どうした?」
リウスの方を向いたカミルの目は光っていなかった。
リウス「…いや、なんでもない」
きっとなにかの見間違いだ。どう思い込むようにしたリウス。
しかし、後ろからのおかしい視線に気付く。
後ろにいるのはキエレだ。
リウスは振り向く。
キエレ「?」
リウス「……?」
キエレ「リウス、どうかした?」
リウス「…いや、別に。」
そこにいたのは、急に振り向くリウスを見てキョトンとするキエレだった。
リウス(……いやいやいや、おかしいだろ!)
途中、明かりが見えた。
キエレ「永遠の明かり…。」
リウス「永遠の明かり?」
キエレ「絶対に消えない明かりを作り出す魔法の名です。」
リウス「へー。それでさ、カミル、目が光ってたよな?」
カミル「え゙っ!?」
リウス「あとキエレ、お前もなんかおかしい。」
キエレ「なにが?」
リウス「まぁ、単刀直入に言うと、お前ら俺に隠してることあるだろ。俺の記憶関連以外で。」
カユウ「………。」
キエレ「………。」
カユウとキエレは目を合わせ頷き…
リウス「……え?」
人間離れした姿を見せた。
キエレ「怖がると思って隠してたんだ。」
キエレはマフラーを緩め、首を見せる。
その首には、目が1つあった。
キエレ「僕は百目鬼と人間のハーフなんだ。」
リウス「百目鬼って、妖怪の…?」
カミル「で、俺は猫と人間のハーフ。」
カミルの目は光り、猫耳と尻尾が生えていた。
カミル「俺はいわゆる猫又ってやつに近いかな。」
キエレ「今まで言えなくてごめん。」
カミル「ずっと言うタイミング逃しててさ…。」
二人は下を向いて反省しているようだ。
リウス「別にいいよ。そんな事で怒るほど小いさくねーし。」
キエレ「リウス…、気持ち悪くないの?首に目があるんだよ?」
リウス「別に?」
その時、奥からなにかの鳴き声がした。
ーーーーー
次回・蝙蝠は奴隷
キエレ「僕らがやらないと僕らがやられる。」
リウス「………。」
カミル「…いくぞ。」
トーン「出来るだけ苦しませないで下さい。」
コウモリ種「キーキー…。」
目に涙をためてこちらを見上げているコウモリ種に、リウス達は心を痛める。
ーーーーー
おまけ
リウス「読者様方、大変長らくお待たせしました。今回から再び投稿再開ですので、どうぞお楽しみ下さい。」
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