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第4章 蘇りの国will(ウィル)
幽霊ヒロイン
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カミル「…これ、血じゃないか?」
~魔女の薬屋にて~
???「あははっ、そりゃあ血の1滴や2滴付いてるわよ!」
女は店の奥で笑う。
キエレ「この血は誰のモノなんですか?」
???「そのミイラの血よ。このミイラは最近死んだばっかりだからね。」
カミル「どういうことだ?」
???「死神の洞窟はね、通常は生身の人間が入るとある呪いをかけられるの。」
トーン「呪いですか?」
リウス(呪い?バカバカしい。どこの都市伝説だよ。)
カミル「どんな呪いなんだ?」
???「ミイラ化。」
キエレ「ミイラ化…。かかった者は約1年でミイラ化するんでしたっけ。」
???「そうよ。そしてミイラ化にかかった場合洞窟からは出られない。」
カミル「つまりこの右腕のミイラはなりかけ…。」
???「血が付いてるから完全じゃあなかったのね。」
キエレ「ていうか、僕らに命をかけて取らせに行かせたって事ですか?」
???「ええ。そうよ。まぁ無事に帰ってきてくれて良かったわ。」
なんの悪気もなく平然と言う女に、カミルがキレる。
カミル「死んだらどうするんだよ!俺らの命は知ったこっちゃないってか!?」
女は直ぐにその言葉に返事をする。
???「絶対魔法があるから大丈夫かなって思ったのよ。先に話しておかなかった事に関しては謝るけどさ。」
その言葉にキエレが反応する。
キエレ「確かに少しおかしいと思い魔法を発動させました。呪いに掛かる地点までにはカミルとも合流出来た。君の判断は正しかった。…しかし、1つ気になる発言があった。
………どうして僕を知っている?」
その場に少し沈黙が流れた。
そして、店の奥から女が出て来た。
ずっと話してた女のようだ。
???「貴方達が来る前、…無限ループって人達が来て、アンタを探してるって言われたのよ。その時写真も一緒に出されてね。」
無限ループは本気でキエレを探し、連れ戻そうとしていたのだ。
カミル「…それより、早くお前の幽霊肉体化魔法を見せてくれよ。」
???「分かったわ。ちなみに、亡くなられたのは貴方の妹のカミレちゃんね。」
女はそういいカミルを指差す。
カミル「どうしてわかっt」
???「見えるわ。私霊感が強いの。そういえばまだ名のってなかったわね。」
キエレ「僕はキエレです。」
リウス「リウス。」
カミル「カミルだ。」
トーン「トーンです。」
リンカ「私はリンカよ。」
リンカはカミルの首に目を移すと…
リンカ「カミルくん、その首にかけているモノ貸して。」
カミル「ああ?わかった。」
リンカ「幽霊肉体化魔法には、その人が亡くなる前に持っていた者、来ていたもの、または体の一部が必要なの。触った者の場合期限あるんだけど、大丈夫みたいね。」
リウス「霊感強いって言ったけど、まさか…話まで…?」
リンカ「……魂現化…!」
ある1点に光が集まる。
そして、集まった光はだんだんと人型になっていき…
カミル「…カミレ?」
カミレ「おにー様。(ニコッ」
カミル「カミレ!」
カミルとカミレは嬉し涙を目にため、笑顔で抱きしめ合った。
感動の再会だ。
リンカ「そのペンダントで繋がってるわ。」
キエレ「凄い…。触れる事も出来るなんて…。」
リンカ「ペンダントが壊れたらまた見えなくなるからね。」
カミル「リンカさん!ありがとうございます!」
カミレ「おにー様、私…浮いてる…。」
カミレはフワフワと宙に浮いている。
リンカ「まぁ結局は魂だしね。」
カミレ「おにー様、それに皆さん。」
カミル「なんだ?」
カミレ「これからよろしくお願いします!」
キエレ「まさか、一緒に旅を?」
カミレ「ダメですか?」
キエレ「まさか。歓迎ですよ!」
トーン「勿論です。」
カミル「…リウス。」
全員が真剣かつ心配そうな顔でリウスの方を向き、目で訴える。
リウス「……あー、わーかったよ。」
その言葉で緊張の糸が解れ、笑みがこぼれた。
そして、リンカにお礼をいい店を去ろうとした時、リンカに呼び止められた。
リンカ「なにかあったらいつでも頼って。」
リウス「…頼りにしてる。」
ーーーーー
次回・敵の助けを求める声
スイマ「…殺したって…なぁに…?」
その言葉にカミルが大きく反応する。
カミル「昨日…!お前らは俺の魔法訓練場に来て、突然カミレを人質にしてっ」
バスク「なんの事だ。」
カミル「なんだと!?」
リンカ「まって、」
リンカの声にカミルが動きを止める。
リンカ「昨日はずっと私の店にいたわ。二人ともよ。薬を買いに来たの。」
矛盾する記憶。
~魔女の薬屋にて~
???「あははっ、そりゃあ血の1滴や2滴付いてるわよ!」
女は店の奥で笑う。
キエレ「この血は誰のモノなんですか?」
???「そのミイラの血よ。このミイラは最近死んだばっかりだからね。」
カミル「どういうことだ?」
???「死神の洞窟はね、通常は生身の人間が入るとある呪いをかけられるの。」
トーン「呪いですか?」
リウス(呪い?バカバカしい。どこの都市伝説だよ。)
カミル「どんな呪いなんだ?」
???「ミイラ化。」
キエレ「ミイラ化…。かかった者は約1年でミイラ化するんでしたっけ。」
???「そうよ。そしてミイラ化にかかった場合洞窟からは出られない。」
カミル「つまりこの右腕のミイラはなりかけ…。」
???「血が付いてるから完全じゃあなかったのね。」
キエレ「ていうか、僕らに命をかけて取らせに行かせたって事ですか?」
???「ええ。そうよ。まぁ無事に帰ってきてくれて良かったわ。」
なんの悪気もなく平然と言う女に、カミルがキレる。
カミル「死んだらどうするんだよ!俺らの命は知ったこっちゃないってか!?」
女は直ぐにその言葉に返事をする。
???「絶対魔法があるから大丈夫かなって思ったのよ。先に話しておかなかった事に関しては謝るけどさ。」
その言葉にキエレが反応する。
キエレ「確かに少しおかしいと思い魔法を発動させました。呪いに掛かる地点までにはカミルとも合流出来た。君の判断は正しかった。…しかし、1つ気になる発言があった。
………どうして僕を知っている?」
その場に少し沈黙が流れた。
そして、店の奥から女が出て来た。
ずっと話してた女のようだ。
???「貴方達が来る前、…無限ループって人達が来て、アンタを探してるって言われたのよ。その時写真も一緒に出されてね。」
無限ループは本気でキエレを探し、連れ戻そうとしていたのだ。
カミル「…それより、早くお前の幽霊肉体化魔法を見せてくれよ。」
???「分かったわ。ちなみに、亡くなられたのは貴方の妹のカミレちゃんね。」
女はそういいカミルを指差す。
カミル「どうしてわかっt」
???「見えるわ。私霊感が強いの。そういえばまだ名のってなかったわね。」
キエレ「僕はキエレです。」
リウス「リウス。」
カミル「カミルだ。」
トーン「トーンです。」
リンカ「私はリンカよ。」
リンカはカミルの首に目を移すと…
リンカ「カミルくん、その首にかけているモノ貸して。」
カミル「ああ?わかった。」
リンカ「幽霊肉体化魔法には、その人が亡くなる前に持っていた者、来ていたもの、または体の一部が必要なの。触った者の場合期限あるんだけど、大丈夫みたいね。」
リウス「霊感強いって言ったけど、まさか…話まで…?」
リンカ「……魂現化…!」
ある1点に光が集まる。
そして、集まった光はだんだんと人型になっていき…
カミル「…カミレ?」
カミレ「おにー様。(ニコッ」
カミル「カミレ!」
カミルとカミレは嬉し涙を目にため、笑顔で抱きしめ合った。
感動の再会だ。
リンカ「そのペンダントで繋がってるわ。」
キエレ「凄い…。触れる事も出来るなんて…。」
リンカ「ペンダントが壊れたらまた見えなくなるからね。」
カミル「リンカさん!ありがとうございます!」
カミレ「おにー様、私…浮いてる…。」
カミレはフワフワと宙に浮いている。
リンカ「まぁ結局は魂だしね。」
カミレ「おにー様、それに皆さん。」
カミル「なんだ?」
カミレ「これからよろしくお願いします!」
キエレ「まさか、一緒に旅を?」
カミレ「ダメですか?」
キエレ「まさか。歓迎ですよ!」
トーン「勿論です。」
カミル「…リウス。」
全員が真剣かつ心配そうな顔でリウスの方を向き、目で訴える。
リウス「……あー、わーかったよ。」
その言葉で緊張の糸が解れ、笑みがこぼれた。
そして、リンカにお礼をいい店を去ろうとした時、リンカに呼び止められた。
リンカ「なにかあったらいつでも頼って。」
リウス「…頼りにしてる。」
ーーーーー
次回・敵の助けを求める声
スイマ「…殺したって…なぁに…?」
その言葉にカミルが大きく反応する。
カミル「昨日…!お前らは俺の魔法訓練場に来て、突然カミレを人質にしてっ」
バスク「なんの事だ。」
カミル「なんだと!?」
リンカ「まって、」
リンカの声にカミルが動きを止める。
リンカ「昨日はずっと私の店にいたわ。二人ともよ。薬を買いに来たの。」
矛盾する記憶。
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