最強の弱虫達

影悪・ドレミ

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第4章 蘇りの国will(ウィル)

救世主

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リウス「今から首輪を外す。」
カミル「いつでもいいぜ。」
キエレ「…緊張しますね。」
トーン「最悪の事態は避けたいです…!」

ビリビリと緊張が走る。
コウモリ種も不安な顔でこちらを見上げている。

リウス「…えっと、『解除』………これでいいのか?」
キエレ「通常の人間の声認証で外されます。」

首輪からカチャッと音がしたと思えば、いつの間にか首からとれていた。

コウモリ種「キーーー!!」バサバサ
リウス「襲ってこないな。」
コモリ「助けていただきありがとうキッ。コモリと言うキッ!」バサバサ
リウス「………喋った…?」
キエレ「まぁ顔が人間ですから。喋れるのもいますよ。」
コモリ「リウスしゃま、貴方は私の恩人ですキッ!」バサバサ
トーン(しゃま…様っていたいのかな?)

コモリは大きな翼をバサバサといわせながら飛んでいる。
ツインテールの髪?をピクピク動かしているその姿は人間ではない。

リウス(えっと、さっき聞いた話では性別不可だっけ…。)

コモリ「リウスしゃま、コモリと契約をして下さいキッ!」
カミル「初対面で契約!?」

キエレ、カミル、トーンが驚いた表情を見せる。
コモリはいたって真剣な眼差しだ。

リウス「キエレ。説明」
キエレ「半人間はペット契約が出来るんです。」
リウス「契約したらどうなるんだ?」
キエレ「効果は魔法の強化、スピードアップなどいろいろあります。」
コモリ「コモリと契約すれば目が良くなりますキッ!」
トーン「遠くの敵を見付けるのや攻撃力回避に役立ちますね。」
キエレ「ただ、デメリットもあります。」
コモリ「コモリは絶対に裏切らないですキッ!」
キエレ「いつでも毒を体に埋め込められます。」
リウス「…コモリ。悪いが俺は契約はしない。」

リウス(デメリットが死ぬ可能性って…。ヤバいだろ。そんな危険な契約してたまるかよ!危険をおかしてまでそんな力欲しいとは思わない!弱虫とでもヘタレとでも言ってくれ。俺は契約はしない。)

コモリはシュンとした表情で髪の毛(?)を下に垂らす。
まるで犬や猫の耳のようだ。
しかし、直ぐに顔を上げ…

コモリ「そうですか、ならせめてペットにして下さいキッ!」
リウス「メリット」
キエレ「いつでも呼び出せます。」
コモリ「お守りしますキッ」
リウス「デメリット」
キエレ「特にありません。」
コモリ「コモリは竜巻の魔法攻撃が出来るキッ!」
リウス「…まぁ、デメリットがないなら…。」
コモリ「ありがとうキッ!」

すると、光と共にコモリの首?とリウスの首に首輪が付けられた。
そしてコモリは消えた。
どうやらこの首輪から呼び出せるらしい。

リウス(というか、そんなことより早く洞窟の奥にあるミイラの右腕をとってこないとな。)

しばらく進むと、天井から氷柱(ツララ)が落ちてきた。

リウス(もうそんなそんな季節だっけ?
そーいえばこの世界に来てから日付とかの感覚無かったな。
今はいつなんだろう。
思ったけど、ここは死後の世界って事も…。
死後の世界ならおかしいことが起きても不思議じゃない(?)
てゆーかどうして前の記憶がないんだよ。
少なくても家族の記憶くらい残ってろよ!
…なにもかもを忘れるって結構苦しい事なんだなぁ。
つか、あやしいのはこいつらだよな。
トーンはともかくキエレとカミルだよ!
絶対に何か知ってるだろ!
いつかあばいてやる。
この俺に隠し通せると思うなよ。)





どうやらここが1番奥なのだろう。
行き止まりだ。
そして、リウス達の目の前にはミイラが1体座っている。
暗くてよく見えないから、もしかしたらもっといるかもだけど。

リウス(えーっと。、右腕だっけか。さっさと取ろう。こんな危機悪いとこさっさとおさらばだ。)

カミル「俺の出番だな。」
キエレ「早くしちゃいましょう。」
トーン「不気味ですね…。」
カミル「圧倒魔法・斬離!」

ミイラの右腕が切り落とされる。

リウス(うわっ…不気味過ぎるだろ。あんまり直視したくない。)

カミルは切り落とされた右腕を拾い上げて一言

カミル「…なぁ、なんか濡れてるんだけど。」

一瞬冷たい空気が通り過ぎる。

キエレ「…ミイラがですか?」
トーン「…でも、なにか赤い液が見えますね。」
カミル「…これ、血じゃないか?」








ーーーーー
次回・幽霊ヒロイン

???「分かったわ。ちなみに、亡くなられたのは貴方の妹のカミレちゃんね。」

女はそういいカミルを指差す。

カミル「どうしてわかっt」
???「見えるわ。私霊感が強いの。そういえばまだ名のってなかったわね。」
キエレ「僕はキエレです。」
リウス「リウス。」
カミル「カミルだ。」
トーン「トーンです。」
リンカ「私はリンカよ。」




ーーーーー
おまけ
リウス「てゆーかさ、やっぱりコモリいらなくね?」
コモリ「ガーンッ!」
リウス「キャラ増えすぎて読者様方ついて来られなくなったらどーするんだよ。」
コモリ「大丈夫ですキッ!次章では新キャラ出ないのでご安心をキッ!」
リウス「1話1話が短いから直ぐ終わると思うけどな。」
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