最強の弱虫達

影悪・ドレミ

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第7章 悪魔に魂を預けた女

2つの目的

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バスク「スイマ!」
スイマ「僕ぅ…ううぅ…ごめん…うう…」
バスク「お前が謝る事じゃあない。」

リウスの魔法は見事レミイの魔法を無効化した。
洗脳という名の魔法から解け、自然にスイマとバスの瞳はウルウルと涙を溜めていた。
スイマが敗られ、動揺しているかと思いレミイを見るが、レミイはなんと、笑顔でこちらを見ていた。

レミイ「悪いけど、もう目的は達成したから私は行くわね。元々狙いは2つあったの。それは…





スイマとバスクの裏切り者説解明

キエレの誘拐。」


レミイはキエレの近くに行き、肩にもたれる。
レミイもキエレを連れ戻すようボス(?)から命令されたんだろう。
そしてバスクとスイマの方を見て話す。

レミイ「スイマ、バスク。いいの?私がこの事を報告すればあんた達は裏切り者と断言され、無限ループにはいられなくなる。」

それは、帰る居場所が無くなってしまう、無限ループメンバーからの信用を踏み潰すと言うことを意味していた。
しかし、2人に迷いはなかった。

バスク「無限ループは間違っていた。」
スイマ「いつまで洗脳されているのぉ?」

バスクとスイマの何処までも真っ直ぐなその瞳には、レミイとキエレが映っていた。

カミル「キエレ!目を覚ませ!」

カミルの声はキエレには届かず、レミイはバカなの?wと言いたげな顔で見下してくる。

レミイ「あの方こそが神でありルールなの!」

『あの方』とは恐らく、無限ループのボスの事を指しているのだろう。
無限ループのボスこと、バスクの兄を…。

レミイ「とにかく、キエレは連れて行くから。」
カミル「キエレ!!!」

リウスがキエレにかかった魔法を無効化させる為、走り出そうとする。しかし、カミルがリウスの前に手を出し目で訴える。
『まだ待て』と言っているように。

リウス「……?」

そして、レミイが命令する。

レミイ「私に付いてきなさい。そして、無限ループに戻ってきなさい。無限ループに人生、命のすべてを賭けるの。」

レミイが後ろを向き歩きはじめる。
……しかし、キエレはレミイの後を追わない。
キエレは一歩も動かなかった。

レミイ「…?どうしたの?」
キエレ「チート級の防御。この世で1番強く、どんな魔法をもガードするチート魔法、絶対防御を僕が使うことを忘れたのかな?」
レミイ「まさかっ!」

キエレはレミイの方に振り返り、笑顔で伝える。

キエレ「君の魔法は僕には無いのと同じだ。」

レミイは悔しがりながらキエレを睨む。
きっと、完璧に魔法にかかっていると信じ込んでいたのだろう。キエレの演技により騙され、操っていたぬいぐるみの魔法を解かれ、味方がいないこの状況。
レミイに勝ち目はない。

レミイ「なんで…この…私がっ…ううぅ…」

レミイは涙を流し、その場に崩れる。

………しかし、

レミイ「私は王女よ。負けるなんてユルサナイ。リウス、お前が1番邪魔ヨ。アンタを操ってあげる…!」

レミイは片目を手で塞ぎ顔を上げ、リウスを睨む。
操り魔法が発動されるが…

キエレ「ガード!」

直ぐさまキエレが防御。

レミイ「あの方がすべてあの方がルールあの方が正しいあの方こそ正義であり神なの…!邪魔しないでよ!」

レミイの魔法により、倒れていたぬいぐるみに憎しみの操り魔法が吹き込まれる。

キエレ「このオーラ…」

操られているぬいぐるみからは、先程までとは比べものにならないくらいにハッキリと分かる強さが感じられた。

リウス(防御はキエレが出来たとして、カミルも体力は回復したけど攻撃が届くかは別…。恐らくぬいぐるみを捨て駒にしてでも殺しにかかってくるだろう…!)






ーーーーー
次回・封印と疑い

レミイ「皆皆私の命令に従いなさい!」

強くなったぬいぐるみ達が一斉に飛びかかる。



リウス「どうしてここに…?」




占い師「話をしてくれる様子では無かったので。オウヨウ様も、「話し合いが無理そうだったら封印して無理矢理連れてこい。」と仰っていたので。」



ーーーーー
おまけ
リウス「流石だな。絶対防御。」
キエレ「レミイに気付かれないようにガードって言う時は、ヒヤヒヤしたよ。」
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