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第1章 メインキャラ達
噴水の前での出会い
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初めまして。
『レイト』っていいます。
一応学生です。
といっても不登校なんですけどね。
昔少し名前でいじめられてしまいまして…。
幽霊が飛ぶと書いて『霊飛』ですよ。
そりゃあいじめられます。
いじめがトラウマとなって登校出来なくなったんです。
しかも親がいないから一人暮らし。
親戚に保護される予定だったけど…まぁいろいろあったんだよ。
お金はバイトをいくつか掛け持ちしたり親の兄弟から仕送りしてもらったりしてなんとか生活してる。
そんな俺は近所では有名人。
モブ「あの子、レイトくんじゃない?」
モブ「本当だわ。いつにも増して暗いわね。」
モブ「不登校らしいわよ。不良かしら?」
聞こえてるんですよね。
ヒソヒソ話す声が今日もよく聞こえます。
目付き悪いから不良とよく間違えられる。
モブ「小学生の子を泣かしたんですって!」
モブ「知ってるわ。風船を割ったんですよね。」
モブ「なんて酷い…!」
誤解でしかない。
確かに割ったのは事実。
しかし木に引っ掛かった風船を取ってとたのまて取ろうとして割ってしまった。
つまりわざとではない。
それにその後新しいのあげたから。
モブ「昨日不良と喧嘩しているの見たわ。」
モブ「あの頬の傷、その時のかしら?」
モブ「怖いわねー。」
モブ「本当よ。」
不良との喧嘩は俺は正当防衛。
頬の傷は転けただけ。
あ、喧嘩強いけど不良じゃないんで。
はぁ、今日も買い物行かないとか…。
嫌だなぁ。
一生家で引きこもってたい。
と言うことでさっさと必要なもの買って家に帰って来ました。
レジの店員の方若い女性の人だったな。
目があってしまった。
絶対睨まれたって勘違いされた。
よし。
ネット開こう。
俺の友達はネットの中だけ!
-----
今日も自分の陰口を聞く。
毎日がツラい。
-----
ネットの中には仲間が沢山いる。
-----
大丈夫ですか?
自分をしっかりもって生きましょう!
僕も毎日がツラいです。(泣)
-----
-----
渡しもツラいです。
上司から嫌がらせを受けてます。
お互い負けず頑張りましょう!
-----
-----
私は味方です!
なにかあったら我慢せずここで愚痴っちゃいましょう!
スッキリしますよ!
貴方に幸福があることを祈ります。
-----
そんな中、特に仲の良いやつがいる。
いろいろ悩み相談乗ってくれたり、趣味が同じだったりする。
俺が知ってる情報は
・学生である(というか同い歳)
・オタク
・男
という事のみ。
ネット内で言ってただけだから嘘かも知れないけれど…。
しかし、昨日凄い事になった。
やつはある男子学園に通っているらしい。
同じ学園だ。
しかし問題はそこじゃない。
俺も同じ学園と答えてしまったのだ。
すると、
-----
今度会おうぜ。
-----
うわー、不登校生徒とか知られたくない…。
不良と思われたらどうしよう…。
しかしコミュ障の俺が上手く断れるはずもなく。
明日町1番の噴水の前で待ち合わせです。
凄く泣きたい。
人見知りだから不安でしかないです。
~次の日~
来てしまった。
体調不良っていってドタキャンすればよかった。
相手の名は『カユウ』って言うらしい。
カユウも独特な漢字だ。
火に幽霊で『火幽』
なんか幽霊で親近感わく。
見た目はたしか赤髪だっけ。
学生なのに赤髪っていいのかって?
校則的には大丈夫なんだ。
どんな校則かというと、
『頭が良ければなにしてもよい』
無茶苦茶だろ?
暴力とか宿題の未提出多もおk。
勉強さえ出来ればいいっていう。
勿論ゲームやお菓子の持ち込み可。
てゆーかそれっぽい人いねーな。
そろそろ約束の時間だけど…。
???「もしかしてレイトくん?」
うわっ、びっくりした…。
そこにたっていたのは俺と同じくらいの年齢といった見た目の男。
赤い髪…もしかしたら…。
いや、もしかしなくてもっ。
レイト「はい。そうです。」
カユウ「やっぱり!俺はカユウだ。」
レイト「えっと、はじめまして?」
カユウ「…はじめまして?」
レイト「?」
カユウ「あははっ、これからよろしくな。」
彼の笑顔はまぶしかった。
きっと人気者なんだろうなぁ。
いい意味での。
カユウ「そうだ、学園で会えばいいんだ!」
レイト(コイツバカかよ。)
カユウ「明日から寮制だし、また会おうな!」
レイト「………。」
カユウ「どうした?」
レイト「俺、不登校生徒なんだよね。」
カユウ「あ、…いじめが関係してる?」
レイト「うん。トラウマでさ。」
カユウ「…そっか。」
カユウは残念そうな表情をした。
俺の大切な友達。
失いたくない。
レイト「明日…行ってみるよ。」
カユウ「え?」
レイト「無理そうだったら帰る。もし大丈夫そうだったこれを機に登校続けていきたいと思う。」
カユウ「いいのか?」
レイト「決めた事だから。」
カユウ「!」
カユウは嬉しそうな表情をした。
カユウ「俺の事はカユウって呼び捨てでいいよ。」
レイト「俺も。呼び捨てで…。」
沢山話をしてその日は終わった。
~次の日~
レイト(やめとけばよかった。)
今更ながら後悔する。
前後左右からヒソヒソ話が聞こえる。
すると、後ろから
カユウ「おはよう!」
レイト「あ、おはよう…。」
カユウ「レイトってどのクラス?」
レイト「えっと、~~~だよ。」
カユウ「一緒だ!よろしくな!」
カユウと同じクラス。
少しほっとした。
凄く心強い。
???「あれ?その子誰?」
カユウ「前話してたレイト。」
リンク「はじめまして。『林苦』(リンク)です。」
メロン「夢論(メロン)でーっす!よろしくっ!」
はい。また凄い名前きました。
意外と凄い名前のやつっているもんなんだな。
林に苦しむでリンク。
リンクってなんかアニメキャラとかにいそう。
夢に論でメロン。
うん。キラキラネームか?
しかもどんな当て字だよ。
絶対に夢論でメロンって読めないだろ。
レイト「はじめまして…。」
リンク「分からない事があったらいつでも頼って下さい。(ニコッ」
メロン「これからよろしくな(ニカッ」
でも、優しそう。
フレンドリーだな。
安心した。
『レイト』っていいます。
一応学生です。
といっても不登校なんですけどね。
昔少し名前でいじめられてしまいまして…。
幽霊が飛ぶと書いて『霊飛』ですよ。
そりゃあいじめられます。
いじめがトラウマとなって登校出来なくなったんです。
しかも親がいないから一人暮らし。
親戚に保護される予定だったけど…まぁいろいろあったんだよ。
お金はバイトをいくつか掛け持ちしたり親の兄弟から仕送りしてもらったりしてなんとか生活してる。
そんな俺は近所では有名人。
モブ「あの子、レイトくんじゃない?」
モブ「本当だわ。いつにも増して暗いわね。」
モブ「不登校らしいわよ。不良かしら?」
聞こえてるんですよね。
ヒソヒソ話す声が今日もよく聞こえます。
目付き悪いから不良とよく間違えられる。
モブ「小学生の子を泣かしたんですって!」
モブ「知ってるわ。風船を割ったんですよね。」
モブ「なんて酷い…!」
誤解でしかない。
確かに割ったのは事実。
しかし木に引っ掛かった風船を取ってとたのまて取ろうとして割ってしまった。
つまりわざとではない。
それにその後新しいのあげたから。
モブ「昨日不良と喧嘩しているの見たわ。」
モブ「あの頬の傷、その時のかしら?」
モブ「怖いわねー。」
モブ「本当よ。」
不良との喧嘩は俺は正当防衛。
頬の傷は転けただけ。
あ、喧嘩強いけど不良じゃないんで。
はぁ、今日も買い物行かないとか…。
嫌だなぁ。
一生家で引きこもってたい。
と言うことでさっさと必要なもの買って家に帰って来ました。
レジの店員の方若い女性の人だったな。
目があってしまった。
絶対睨まれたって勘違いされた。
よし。
ネット開こう。
俺の友達はネットの中だけ!
-----
今日も自分の陰口を聞く。
毎日がツラい。
-----
ネットの中には仲間が沢山いる。
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大丈夫ですか?
自分をしっかりもって生きましょう!
僕も毎日がツラいです。(泣)
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渡しもツラいです。
上司から嫌がらせを受けてます。
お互い負けず頑張りましょう!
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私は味方です!
なにかあったら我慢せずここで愚痴っちゃいましょう!
スッキリしますよ!
貴方に幸福があることを祈ります。
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そんな中、特に仲の良いやつがいる。
いろいろ悩み相談乗ってくれたり、趣味が同じだったりする。
俺が知ってる情報は
・学生である(というか同い歳)
・オタク
・男
という事のみ。
ネット内で言ってただけだから嘘かも知れないけれど…。
しかし、昨日凄い事になった。
やつはある男子学園に通っているらしい。
同じ学園だ。
しかし問題はそこじゃない。
俺も同じ学園と答えてしまったのだ。
すると、
-----
今度会おうぜ。
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うわー、不登校生徒とか知られたくない…。
不良と思われたらどうしよう…。
しかしコミュ障の俺が上手く断れるはずもなく。
明日町1番の噴水の前で待ち合わせです。
凄く泣きたい。
人見知りだから不安でしかないです。
~次の日~
来てしまった。
体調不良っていってドタキャンすればよかった。
相手の名は『カユウ』って言うらしい。
カユウも独特な漢字だ。
火に幽霊で『火幽』
なんか幽霊で親近感わく。
見た目はたしか赤髪だっけ。
学生なのに赤髪っていいのかって?
校則的には大丈夫なんだ。
どんな校則かというと、
『頭が良ければなにしてもよい』
無茶苦茶だろ?
暴力とか宿題の未提出多もおk。
勉強さえ出来ればいいっていう。
勿論ゲームやお菓子の持ち込み可。
てゆーかそれっぽい人いねーな。
そろそろ約束の時間だけど…。
???「もしかしてレイトくん?」
うわっ、びっくりした…。
そこにたっていたのは俺と同じくらいの年齢といった見た目の男。
赤い髪…もしかしたら…。
いや、もしかしなくてもっ。
レイト「はい。そうです。」
カユウ「やっぱり!俺はカユウだ。」
レイト「えっと、はじめまして?」
カユウ「…はじめまして?」
レイト「?」
カユウ「あははっ、これからよろしくな。」
彼の笑顔はまぶしかった。
きっと人気者なんだろうなぁ。
いい意味での。
カユウ「そうだ、学園で会えばいいんだ!」
レイト(コイツバカかよ。)
カユウ「明日から寮制だし、また会おうな!」
レイト「………。」
カユウ「どうした?」
レイト「俺、不登校生徒なんだよね。」
カユウ「あ、…いじめが関係してる?」
レイト「うん。トラウマでさ。」
カユウ「…そっか。」
カユウは残念そうな表情をした。
俺の大切な友達。
失いたくない。
レイト「明日…行ってみるよ。」
カユウ「え?」
レイト「無理そうだったら帰る。もし大丈夫そうだったこれを機に登校続けていきたいと思う。」
カユウ「いいのか?」
レイト「決めた事だから。」
カユウ「!」
カユウは嬉しそうな表情をした。
カユウ「俺の事はカユウって呼び捨てでいいよ。」
レイト「俺も。呼び捨てで…。」
沢山話をしてその日は終わった。
~次の日~
レイト(やめとけばよかった。)
今更ながら後悔する。
前後左右からヒソヒソ話が聞こえる。
すると、後ろから
カユウ「おはよう!」
レイト「あ、おはよう…。」
カユウ「レイトってどのクラス?」
レイト「えっと、~~~だよ。」
カユウ「一緒だ!よろしくな!」
カユウと同じクラス。
少しほっとした。
凄く心強い。
???「あれ?その子誰?」
カユウ「前話してたレイト。」
リンク「はじめまして。『林苦』(リンク)です。」
メロン「夢論(メロン)でーっす!よろしくっ!」
はい。また凄い名前きました。
意外と凄い名前のやつっているもんなんだな。
林に苦しむでリンク。
リンクってなんかアニメキャラとかにいそう。
夢に論でメロン。
うん。キラキラネームか?
しかもどんな当て字だよ。
絶対に夢論でメロンって読めないだろ。
レイト「はじめまして…。」
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でも、優しそう。
フレンドリーだな。
安心した。
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