ガチロリ白髪魔導幼教師♡プラム先生の魅力♡

いつもの朝 プラムちゃん♡

　チュンチュン♡

「んっ...」

　私の目覚めにあの声がかけられる。

「おはよっ！プラムちゃん♡」

「リュイラ...」

　私が目を覚ますとピンクの髪を美しく伸ばしたリュイラが目の前にいました。

「おはよう」

　私はすぐさま起きると彼女の横で着替えを始める。

「プラムちゃん、今日の約束覚えているよね？」

「ええ、覚えているわ、貴女とピクニックに行くのよね？」

　私が答えると彼女は本当に嬉しそうにする。

　なぜこんなにも喜んでいるのだろうか？、もうずっと前から私たちは『恋・人・』だというのに...。

　今更このくらいのことで喜ぶ意味がわからない。

　鼻歌まじりに嬉しそうな笑みを浮かべる彼女を見て更に違和感を覚える。

「なんで今更そのくらいのことでそんな嬉しそうな顔をしているの？あなたは」

「プラムちゃんにとっては当たり前でも、私にとっては初・め・て・だからね♡」

　？、言っている意味が分からない。

「ピクニックになら何・度・も・行・っ・て・い・る・で・し・ょ・？」

　そんな私の言動を聞いてせせら笑う彼女。

「あ～...、そうなっちゃうか～...」

「どういうこと？」

　私が疑問に思った様にを口に出すと...。

　パンっ！と大きく手を叩く彼女。

「何をして...」

　そう言い切る前に、頭の中が靄でもかかっているかの様な気分になってぼ～っとしてしまう...。

　そんな私の耳に近づいてくる彼女♡。

「プラムちゃん♡、今日のピクニックはお互いに初めてなピクニックよ♡」

　そうなんども『初めて』と繰り返す彼女♡。

　私はそれを何度も自分の口で繰り返す。

「リュイラとのピクニック...、初めて...、初めて...、初めて...」

「そうよ♡、プラムちゃんと私が恋人同士になって初めてのピクニックが今日♡」

　そう暗示をかけられるのだが、それに私は気がつけない...。

　もう一度パンっと大きな音を立てられてハッとする私は、急に顔が赤くなって来たのを感じてしまう♡。

「リュイラとのピクニック...、今日が初・め・て・....♡」

　そう私が口に出すのを見て、彼女は静かに微笑んでいるのでした♡。