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いざサイラ王国へ②

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「待て!!」

 外から声が聞こえてくる...。

「ここから先はサイラ城下町だ...、悪いが馬車の積荷を確認させてもらおうか」

「はい分かりました」

 ミユキが優しい声で答えると兵士が馬車の中を調べに来た。

 最初こそドキドキする俺でしたが、馬車の中を一通り調べ武器などがない事を確認すると「積荷異常なし」と呟いたので安心する俺でしたが...。

「次はボディチェックだ」

「はっ...?」

 さわ♡さわ♡。

 嘘だろこいつ...、幼女である俺の体を弄り始めたぞ。

 さわ♡さわ♡と服の中にまで手を伸ばし「何か隠し持ってないだろうな~?」と疑いの目で見てくるのが少し怖い。

(ああくそっ!胸を触るな!!、ひゃっ!)

 今度は太ももを撫でらたので変な声を上げてしまう♡。

(くそっ!こいつら!俺がこの国を支配したら覚えてろよ!、二ヶ月の間給料を10%カットしてやるからな!)

 俺へのボディチェックが終了すると、ケロナとミユキにもボディチェックが入りました。

「グフフ♡、ガキの体触っても仕方ないが、こちらの馬車を引いてたお姉さんはなかなか揉み応えがありそうだな♡」

 手をワキワキと動かしながらミユキのおっぱいを揉み始める男♡。

「おおっ♡柔けぇ...♡」

 ミユキは胸を揉まれていると言うのに、無表情のまま反応がありません。

(すごいなミユキのやつ)

 俺が感心していると今度はケロナの体を触り始める男♡。

「さてと...、本命は終わったし適当に触るか...」

 さわさわ...。

 明らかにやる気を無くしたかの様にケロナのボディチェックを行う男でしたが...。

「んおっ?、こいつまさかノーブラなのか?」

 それに気がついた兵士はケロナの雨合羽の下の方に手を動かしていく...。

「まじかこいつ!、パンツも履いてねぇ!」

「履いてなくてなにか悪いか?」

「うっ!」

 ケロナの迫力に気圧されたのか、兵士はその後快く門を開いて通してくれた。

 ~サイラ王国内~

「なんだこれは...!」

 一度俺が城下町に足踏み入れると、そこに広がり光景にあっけにとられてしまうのでした。
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