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異世界へのゲート

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 俺が愛川の教室である1ー3に向かうと今度は色の違う回転球が存在していた。

「何だ? 色が青い?」

 俺の出てきたゲートは緑色だったのを思い出す。

「私の出てきた回転球は緑色でしたね」

 蜜香のクラスの回転球も俺と同じ色らしい。

「何か違うのか?」

 そう彼女に聞いてみる物の、やはり分からないと答えられた。

「よしっ、じゃあ行くか」

 とりあえず行ってみないことには答えはでないだろう。

 俺は青の球体に手を振れると、あの時のように俺たちの体の周りに光が溢れる!

 そして気がつくとそこは森の中でした。

「やっぱりあの球体に振れると異世界に移動できるんだな」

「はいっ。そのようですね」

 蜜香はそう言いながら俺にこう提案してきた。

「高坂さん。私とパーティを組んでいただけますか?」

「パーティ? もう組んでるんじゃないのか?」

「いえ、お互いの同意がないとできないんですよ。私から申請を送っているのでメニュー画面からパーティに入るを選んでください」

 彼女に言われるがまま俺はメニュー画面を開くと、確かにパーティ申請が来ていたので早速入ってみる。

 すると蜜香のステータスが俺の隣に出てきた。

 黒木蜜香 【付与術師】LV8

 HP・57

 MP・45

 と書かれている。

(ステータス画面を見ないと攻撃力などは分からないのか。って言うか【付与術師】ってなんだ?)

 ますますゲームみたいだが、まあHPとMPがみれればある程度問題はないか。

 と言うか【付与術師】とか言う謎の職業も少し気になるが、まあ今はいいか。

「じゃあ行くか。リィカ召喚!」

 俺はカードを掲げながらそう叫びリィカを召喚するのだった。
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