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【深淵龍・アピス=ゼロ=レイグ】

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 ~翌日~

 結美を家に呼んでカードゲームする事にした俺。

 目的は勿論この【深淵龍・アピス=ゼロ=レイグ】のカードを召喚する事だ。

 デッキに一枚しか入っていないから召喚できるか分からないけど、やってみるだけやってみようと思う。

「カズ君♡ きたよ♡」

「結美! 早速上がってくれ」

「うん♡」

 彼女を俺の部屋に連れ込むと早速カードを広げる。

「じゃあやろっか♡」

 楽しそうにしている彼女だったが、俺が黒のカードを使うと変な表情を浮かべた。

「あれ? カズ君って黒のカード使ってたっけ?」

「ああ...ちょっとな...」

(非公式のカードを入れてるなんて言える訳ないよな...)

 俺はその後も消極的に墓地を肥やしながら地味な動きを行う。

「...いつものカズ君らしくないね」

「悪いな、こう言うデッキなんだ」

「まあ良いけどさ」

 結美の立ち上がりが整う前に動きを入れる。

(...流星の特殊召喚スキルが発動するけど、このタイミングなら)

 俺は墓地にある【深淵龍・アピス=ゼロ=レイグ】の宣言をする。

「墓地にある【深淵龍・アピス=ゼロ=レイグ】の能力発動! 墓地にある黒のモンスターの数だけこのカードのコストを下げて墓地から特殊召喚する!」

 俺の宣言に驚く結美。

「そんな効果があるの!?」

「いでよ! 【深淵龍・アピス=ゼロ=レイグ】! 召喚!」

 俺がその召喚宣言をした時だった。

「よくぞ我を現界させてくれたな。褒めて遣わすぞ」

 と言う声と共に俺の前に厨二臭い黒衣の男の子が立っているのだった。

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