最弱の職業【弱体術師】となった俺は弱いと言う理由でクラスメイトに裏切られ大多数から笑われてしまったのでこの力を使いクラスメイトを見返します!
ルシェ(Twitter名はカイトGT)
文字の大きさ
大中小
460 / 912
大山 雄太
しおりを挟む
「【血戦兵装・剣】!!!」
俺は血の剣を出現させて奴の攻撃を食い止める。
(ぐっ!? なんて強さだ!)
吸血鬼となった事で身体能力が大幅に向上していると言うのに、目の前の金髪ヤンキーはそんな俺以上の力を持っていると言うのだ。
「...へぇ、女のくせにやるじゃねぇか! 俺の拳を止めるなんてよ!」
「はんっ! こっちだってずっと男磨いてきたんだ! そう簡単に負けられっかよ!」
剣を振るい奴を弾くと、一瞬だけ奴は表情を曇らせた。
「男を磨いてきただと? 女の癖にそんな事言うんじゃねぇ!」
「はぁ!? 俺は実際磨いてきたんだよ! それに今は女だが元は男だ!」
「意味わからんこと言うな! お前は女だろ!」
「違う! 俺は男だ!」
なんだか戦闘よりも言い合いの方に力を使ってしまう。
「...まあ良い、さっきの力に免じて俺の名前を教えてやる。大山雄太だ」
「俺は佐藤武」
「はんっ! 男風な名前まで作ってご苦労なこったな!」
「いや...実名なんだが...」
と弁解しても大山は信じてくれないのだった。
俺は血の剣を出現させて奴の攻撃を食い止める。
(ぐっ!? なんて強さだ!)
吸血鬼となった事で身体能力が大幅に向上していると言うのに、目の前の金髪ヤンキーはそんな俺以上の力を持っていると言うのだ。
「...へぇ、女のくせにやるじゃねぇか! 俺の拳を止めるなんてよ!」
「はんっ! こっちだってずっと男磨いてきたんだ! そう簡単に負けられっかよ!」
剣を振るい奴を弾くと、一瞬だけ奴は表情を曇らせた。
「男を磨いてきただと? 女の癖にそんな事言うんじゃねぇ!」
「はぁ!? 俺は実際磨いてきたんだよ! それに今は女だが元は男だ!」
「意味わからんこと言うな! お前は女だろ!」
「違う! 俺は男だ!」
なんだか戦闘よりも言い合いの方に力を使ってしまう。
「...まあ良い、さっきの力に免じて俺の名前を教えてやる。大山雄太だ」
「俺は佐藤武」
「はんっ! 男風な名前まで作ってご苦労なこったな!」
「いや...実名なんだが...」
と弁解しても大山は信じてくれないのだった。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
137
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる