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他の守護者の嫉妬

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「和希様~! 聞きましたよ~! この前2人でデートに行ったんですよね~?」

 とアル子が俺に声をかけてきた。

「...誰から聞いた?」

「リィカ本人ですけど...」

(リィカ~!!! 内密にしろって言ったのに!!!)

 それを他の守護者に言ってしまうとこうなるのは理解できていたからな。

 フワン後で黙っているが、こちらへの圧が凄いと感じる。

「リィカだけずるいですよ~! 私たちとも1日だけでいいんです一緒に過ごしてくださいよ~!」

 必死に言ってくる彼女の根気に負けた俺は彼女の言うことを聞くことにした。

「じゃあアル子は何がしたいんだ?」

 と聞いてみると...。

「私は和希様と筋トレがしたいです!」

 と言ってきた。

「たま~に俺も一緒にしてるじゃないか」

「いえ、一日みっちりと私と一緒にトレーニングしてほしいんですよ」

「...えっ?」

 その後、俺はドレイク城にあるトレーニングルームでみっちりとアル子にしごかれた。

 勿論その後3日間ほど筋肉痛になったのは言うまでもない。
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