最弱の職業【弱体術師】となった俺は弱いと言う理由でクラスメイトに裏切られ大多数から笑われてしまったのでこの力を使いクラスメイトを見返します！

アイカの鍛錬

　俺は取り敢えずどのくらいのレベルまでアイカが戦えるのかを研究したが、やはりグリーンゲートのクリアが難しい程度の実力しかない。

　なのでまずはブルーゲートからはじめて慣らして行こうと思う。

　俺はブルーゲート程度なら明らかに過剰戦力であるミルティを投入しアイカに学習させる。

「アイカ、いいか？　ミルティの動きを見てしっかりと学ぶんだぞ？」

　俺の言葉にコクリと頷くアイカ。

(よしよし、ちゃんと意思疎通できているな)

　こうして【バトルドール】と意思疎通できるのってやっぱりロマンがあるよな。

「よし！　じゃあ早速ミルティの技を覚えてくれ！」

「和希、この子に私の技を覚えさせたいんだよな？　だったらやっぱり刀技の方が良いよな？」

「ああ、勿論だ」

「OK、どうせ雑魚狩りだし、派手な技ぶっ放しても良いよな！」

　という事です燃費最悪な大技を連発するミルティのおかげで周りの大災害が巻き起こる。

　明らかにやりすぎだが、これでアイカが新しい技を覚えてくれるのならまあよしとするか...。