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【バトルドール】事件

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 俺はすぐさま警察を呼び事情聴取を受けた。

 勿論俺は盗まれた物を取り返しにきただけなので何も悪いことはしていない。

 せいぜいドアを蹴破ったくらいだ。

 しっかしなんであいつらがバラバラにされていたのかは検討もつかない。

(仲間割れか? いや...でもあいつら結構仲は良さそうだったしな...)

 そう、大会で見た時の彼らは結構仲が良さそうであった。

(そんな奴らが仲間割れなんかするか?)

 考えれば考えるほど俺は深みにハマっていく...。

(...)

 それに俺のアイカが何処にもなかったのが気になって仕方ない。

 いや...アイカだけではない。

 奴らのバトルドールも一体たりとも残っていなかったのだ。

 奴らの【バトルドール】はそこそこ強かったのに、一体たりともなくなるなんて事があり得るのだろうか?

「う~ん...?」

 俺は取り敢えずこの件を警察に任せてアイカは盗難届を出しておいた。

 そしてこの日当たりから【バトルドール】が一般市民に牙を剥く事例が徐々に増えていくのだった。
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