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ブラックゲート

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「...んっ?」

 俺は肌で何かを感じとった。

 まるでいきなり大きなゲートができた事を知覚したような気がする...。

 それと同時に蜜香から連絡が入った。

『高坂さん! 敵が引いていきます! 諦めたんでしょうか!?』

「...いや、何かありそうだ。警戒を怠るな」

 それと同時にシンパシーでドレイク騎士団からも連絡が来る。

『高坂和希様、敵が引いていきます。追いかけますか?』

「お前達の目的は母さんと真菜の守護だ。余計なことはしなくていい」

『...はっ!』

 しばらくすると佐藤から連絡が入った。

『おい高坂! やばいぞ! そっちからも見えると思うが、黒い大きなゲートが出現している!』

「なに!?」

 俺は病院の屋上に登って当たりを見回した。

 すると...!

「なっ!? なんて大きさだ!」

 かなり遠い場所に山一つくらいの大きなゲートが出来上がっていたのだ。

 更にその中から大きな化け物が出現する。

 大きさこそ4天龍と同じだが、姿が不気味だ。

 人間のような形だが何処かつぎはぎの体をしており足がない。

 それは空中を浮遊しながら町に破壊活動を開始するのだった!
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