最弱の職業【弱体術師】となった俺は弱いと言う理由でクラスメイトに裏切られ大多数から笑われてしまったのでこの力を使いクラスメイトを見返します！

豪華な牢獄④

「...」

「結美様、こちらにお着替えください」

　そう言われて渡されたのは際どい下着でした。

　それを見た瞬間に私の血の気は引いていきます。

(お父様は本当に私と交尾する気なの？)

　カズ君との夫婦の営みは神聖なもののように感じますが、父様との行為は完全に犯罪の予感しかしません。

　身の毛もよだつような吐き気に襲われながらも取り敢えず着替えました。

「結美様、一応両手両足も完全に拘束させて頂きますね

「...」

　ガチャリ。

　私はベッドの上に大の字で完全に拘束されてしまいました。

「では...、剛三郎様をお呼びさせて頂きます」

　父様の配下が出ていくと、しばらくしてお父様が現れました。

「お父様...」

「良い格好だな結美よ...」

　そう言いながら私の太ももを触ってくるお父様。

　しかも外側ではなく内側を...です。

「結香に似て本当に美しいなお前は...。年甲斐もなく私も興奮してきたよ」

「...お父様、やはりこんなことはやめるべきです。私とお父様は家族同士ですよ？」

「そんなことは100も承知だ。しかし気にはなってしまう。私と結美の子供がどれほどの才を持ってうまれてくるのか本当に楽しみだよ」

(...本当に腐っていますね。私が身動きすら取れないのを良いことに！)

　その後も色々な場所を触られた後で行為に及ぼうとするお父様。

「ではそろそろ...」

「...」

　うつ手のない私はそれを受け入れるしかありません。

　命運尽きたかと思われたその時でした。

『異界より召喚されたし勇者達よ！　我が問いかけに答え召喚に応じよ！』

　と言う謎の言葉が頭に浮かんだのは。