なぜか異世界に幼女で転生してしまった私は、優秀な親の子供だったのですが！！

昼休み

　私は昼休みに校庭に出て魔法の特訓をしていた。
　なんだか、上手くできそうな気がする...。
　力を抜いてリラックスしながら魔力を込める。

(私は鳥...、世界を羽ばた巡る者...！、空を自由に飛び交う雄々しい存在！)

　一瞬のうちに魔力練り上げ、背中に集中させる。
　今までは全身に魔力を込めていたのだが、今回は違う。
　固まったイメージで背中に魔力を集めて羽を作るイメージをしている。
　鳥...、空を飛ぶ者...羽！という答えが浮かび上がったのだ！。
　なんとなくだった空を飛ぶというイメージが固まった事で、効率良く魔力の消費が可能となっている。

(いけ...そう！！)

　もう少し上手くできればと思った次の瞬間！
　キ～ンコ～ンカ～ンコ～ン
　授業の始まる合図の鐘がなったので、意識が戻って来た。
　私はしっかりとした実感をこの手に感じながら、満足そうな顔で午後からの授業に向かった