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閉幕の言葉
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「え~...、本日のパーティも終わりの時が近づいてまいりました...、閉幕の言葉は我が娘パニラに任せたいと思います!」
王様がそう言うと、パニラが前に立ち、みんなが注目する。
(...、パニラって本当にお姫様だったのか...)
内心では彼女をどこかの娘としか見ていなかったので、少し不思議な感じだ。
「皆さま...、本日はお集まり頂きありがとうございました...、これからも我がクティル王国は国民や皆さまの為に尽力するつもりでありますので、これからも皆さまのお力をお貸しください」
ペコリと冠を取りながらお辞儀をする彼女に、皆は拍手をする。
もちろん私もそうした。
あんなに小さい子が、お城で閉幕の言葉を言うだけでもすごいと思う。
っていうか私には絶対にできない。
目立ちたがりでもないのに、わざわざ注目されに行くわけがない。
そんな私なので、少しパニラが可哀想に思う。
閉幕の言葉が終わると、徐々に皆解散して行く。
「じゃあ、私たちも帰りましょうか...、久しぶりにあなたとローシュも家に帰ってこれるのよね?」
母さんが父さんと兄さんに声をかけた。
「問題ない、しばらくは騎士団の仕事をあいつに任せてあるからな...」
「俺は元々カリンと休日を過ごすために空けておいたから帰つもりだ」
2人とも家に帰ってくるらしい。
この2人が家に帰ってくるとなると、少し家を狭く感じたりするのかな?。
あの無駄にでかい家を頭に思い浮かべながら、家族4人で暮らすイメージをしてみるが、やはり実際に体験するのが早いだろう。
お城の中を見れただけでも今日はいい体験ができたが、それ以上に魔女の親衛隊や、私の両親が魔女討伐の英雄だと知れたのは大きい収穫だ。
私の持つ「賢聖」のスキルの意味が少し理解できた。
私達が広間から出ようとすると、パニラが私に駆け寄ってきて、100均にありそうな鳥の髪飾りを渡してきた。
「これは?」
と私が聞くと、彼女は息を整えてこう呟いた。
「これは私が作った鳥の首飾りだよ、以前カリンちゃんからもらったこの王冠のお返し...」
嬉しそうに自分の冠を触っているので、内心では(ええ~!!?、カリンってこんな凄いもの作ったの!!?)と思った。
小さいとはいえ、どう見ても自作で作れるレベルの代物ではないのは作りを見れば明らかだ。
彼女から手渡された鳥の髪飾りの方がよっぽど子供らしい。
(カリンって一体...、あ...英雄の子供か、だったら納得...な訳ねーよ!!)
心の中でのりツッコミをしていると、騎士が私たちを案内し始めた。
少し寂しそうな表情を覗かせる彼女に、私は手を出してお礼を言う。
「ありがとうパニラ、この髪飾り大事にする」
「受け取ってくれてありがとうカリンちゃん、半年に一回くらいしか会えないけど、またきてくれるよね?」
少し不安そうな顔で見てくるが、私は笑顔で返す。
「もちろん!」
そう答えた時の彼女の顔は、天にも登るような幸福を得たようであった。
私の手を取りながら「絶対だよ!」という姿には子供らしさを感じる。
「うん、絶対にまた遊びにくる、だって私達友達でしょ?」
私も笑顔を返す。
パニラが王族だと分かっても、何だかそんな気がしない。
この子も普通の女の子であり、私となんら変わらない至って普通の子供なのだと思う。
私と彼女は最後に握手をしっかりと交わしながら、再開を誓いあった。
王様がそう言うと、パニラが前に立ち、みんなが注目する。
(...、パニラって本当にお姫様だったのか...)
内心では彼女をどこかの娘としか見ていなかったので、少し不思議な感じだ。
「皆さま...、本日はお集まり頂きありがとうございました...、これからも我がクティル王国は国民や皆さまの為に尽力するつもりでありますので、これからも皆さまのお力をお貸しください」
ペコリと冠を取りながらお辞儀をする彼女に、皆は拍手をする。
もちろん私もそうした。
あんなに小さい子が、お城で閉幕の言葉を言うだけでもすごいと思う。
っていうか私には絶対にできない。
目立ちたがりでもないのに、わざわざ注目されに行くわけがない。
そんな私なので、少しパニラが可哀想に思う。
閉幕の言葉が終わると、徐々に皆解散して行く。
「じゃあ、私たちも帰りましょうか...、久しぶりにあなたとローシュも家に帰ってこれるのよね?」
母さんが父さんと兄さんに声をかけた。
「問題ない、しばらくは騎士団の仕事をあいつに任せてあるからな...」
「俺は元々カリンと休日を過ごすために空けておいたから帰つもりだ」
2人とも家に帰ってくるらしい。
この2人が家に帰ってくるとなると、少し家を狭く感じたりするのかな?。
あの無駄にでかい家を頭に思い浮かべながら、家族4人で暮らすイメージをしてみるが、やはり実際に体験するのが早いだろう。
お城の中を見れただけでも今日はいい体験ができたが、それ以上に魔女の親衛隊や、私の両親が魔女討伐の英雄だと知れたのは大きい収穫だ。
私の持つ「賢聖」のスキルの意味が少し理解できた。
私達が広間から出ようとすると、パニラが私に駆け寄ってきて、100均にありそうな鳥の髪飾りを渡してきた。
「これは?」
と私が聞くと、彼女は息を整えてこう呟いた。
「これは私が作った鳥の首飾りだよ、以前カリンちゃんからもらったこの王冠のお返し...」
嬉しそうに自分の冠を触っているので、内心では(ええ~!!?、カリンってこんな凄いもの作ったの!!?)と思った。
小さいとはいえ、どう見ても自作で作れるレベルの代物ではないのは作りを見れば明らかだ。
彼女から手渡された鳥の髪飾りの方がよっぽど子供らしい。
(カリンって一体...、あ...英雄の子供か、だったら納得...な訳ねーよ!!)
心の中でのりツッコミをしていると、騎士が私たちを案内し始めた。
少し寂しそうな表情を覗かせる彼女に、私は手を出してお礼を言う。
「ありがとうパニラ、この髪飾り大事にする」
「受け取ってくれてありがとうカリンちゃん、半年に一回くらいしか会えないけど、またきてくれるよね?」
少し不安そうな顔で見てくるが、私は笑顔で返す。
「もちろん!」
そう答えた時の彼女の顔は、天にも登るような幸福を得たようであった。
私の手を取りながら「絶対だよ!」という姿には子供らしさを感じる。
「うん、絶対にまた遊びにくる、だって私達友達でしょ?」
私も笑顔を返す。
パニラが王族だと分かっても、何だかそんな気がしない。
この子も普通の女の子であり、私となんら変わらない至って普通の子供なのだと思う。
私と彼女は最後に握手をしっかりと交わしながら、再開を誓いあった。
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