なぜか異世界に幼女で転生してしまった私は、優秀な親の子供だったのですが!!

ルシェ(Twitter名はカイトGT)

文字の大きさ
46 / 361

寝てた

しおりを挟む
 俺はある声で目覚めた。
 いきなり声をかけられたので、ベンチから転がり落ちてしまい、地面に叩きつけられた。

「痛ってぇ!!」

 その衝撃のおかげで、目はぱっちりと開いたが、鼻を打ち付けたので痛みがジ~ンと浸透する。
 鼻をさすりながら、声のする方を見てみると、カリンと覚えのない男が横に立っていた。

「大丈夫?トウマ君...」

 彼女が心配そうな顔で俺を見てきたので「なんともない」とやせ我慢する。
 ちょっぴり痛いが、女の子の前で弱音は吐けない為、口を閉じていると。
 男の方に笑われた。

「女の子前だから我慢してるんだよな、わかるぜ、俺も昔はそうだったからな~」

 その言葉に少しイラついた俺は思わず。

「はん!、別に俺はそんなこと考えてないし!、全然痛くねーし!!」

 喧嘩腰の態度を取り、奴を威嚇する。
 むしろその反応を待っていたかのように爆笑されたのでもっと腹がたつ。

「誰か知んねーけどな!ハッキリ言わせてもらうぞ!、お前嫌いだわ!」

「ほんとハッキリ言うね~w、俺はトウマ君?だったかな?好きだわ~w」

 この子供だからって馬鹿にした様な態度を取られるのが本当にイライラする。
 寝起きなこともあって少し痛めつけてやろうと思い剣を生成し斬りかかった。

「ほ~ん...、結構早いね生成...」

 !!?。
 あれっ...、俺今斬りかかったよな!?、なんで寝てるんだ?。
 俺の体はいつのまにか倒れ伏し、晴天の空を見上げていた。

「今何が起きたのか分かってないような顔してるね~w」

 こいつの笑顔が本当にうざいのだが、実際身をもって体験した。
 こいつは...、とんでもなく強い...!。
 俺はなぜか笑顔を浮かべて立ち上がった拍子に殴りかかるが。

「元気がいいね!、に~にはそういう子好きだぜ!」

 遊ばれる様に転ばされた。
 まるで相手にならない。

「...、しえろ」

「うん?」

「お前の強さ教えろ!」

 俺は男に指差して啖呵をきる。
 この人の強さだけは認め、その強さについて何か教えてもらおうとしたのだが。

「や~だよ、せっかくの妹との休日をこれ以上潰されたくないし♪」

「妹?」

 俺はカリンを見る。
 まさかとは思うが...この男はカリンの兄さんだったのか!?。
 そう思うと急に悪いことをしたと思い謝る。

「その...なんだ...悪かったな急に斬りかかって...」

「おっ、ちゃんと謝れるんだ、えらいえらい」

 頭を撫でられたのだが、なぜだろうか、すんごい腹たつ。
 俺は震える拳を握りしめながらこの男に良い印象は持てなかった。
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

ハイエルフの幼女に転生しました。

レイ♪♪
ファンタジー
ネグレクトで、死んでしまったレイカは 神様に転生させてもらって新しい世界で たくさんの人や植物や精霊や獣に愛されていく 死んで、ハイエルフに転生した幼女の話し。 ゆっくり書いて行きます。 感想も待っています。 はげみになります。

アリエッタ幼女、スラムからの華麗なる転身

にゃんすき
ファンタジー
冒頭からいきなり主人公のアリエッタが大きな男に攫われて、前世の記憶を思い出し、逃げる所から物語が始まります。  姉妹で力を合わせて幸せを掴み取るストーリーになる、予定です。

転生美女は元おばあちゃん!同じ世界の愛し子に転生した孫を守る為、エルフ姉妹ともふもふたちと冒険者になります!《『転生初日に~』スピンオフ》

ひより のどか
ファンタジー
目が覚めたら知らない世界に。しかもここはこの世界の神様達がいる天界らしい。そこで驚くべき話を聞かされる。 私は前の世界で孫を守って死に、この世界に転生したが、ある事情で長いこと眠っていたこと。 そして、可愛い孫も、なんと隣人までもがこの世界に転生し、今は地上で暮らしていること。 早く孫たちの元へ行きたいが、そうもいかない事情が⋯ 私は孫を守るため、孫に会うまでに強くなることを決意する。 『待っていて私のかわいい子⋯必ず、強くなって会いに行くから』 そのために私は⋯ 『地上に降りて冒険者になる!』 これは転生して若返ったおばあちゃんが、可愛い孫を今度こそ守るため、冒険者になって活躍するお話⋯ ☆。.:*・゜☆。.:*・゜ こちらは『転生初日に妖精さんと双子のドラゴンと家族になりました。もふもふとも家族になります!』の可愛いくまの編みぐるみ、おばあちゃんこと凛さんの、天界にいる本体が主人公! が、こちらだけでも楽しんでいただけるように頑張ります。『転生初日に~』共々、よろしくお願いいたします。 また、全くの別のお話『小さな小さな花うさぎさん達に誘われて』というお話も始めました。 こちらも、よろしくお願いします。 *8/11より、なろう様、カクヨム様、ノベルアップ、ツギクルさんでも投稿始めました。アルファポリスさんが先行です。

猫と聖女と、異世界カフェと~誤召喚されたけど、美味しい生活始めます!~

タライ和治
ファンタジー
勘違いから異世界に召喚された白雪透(しらゆき とおる)は、趣味である料理の腕前を生かし、カフェ『妖精の止まり木』を経営していた。 しかしながら、透の料理は食に保守的な異世界の人々に受け入れらない。来客ゼロという不名誉な記録が続く中、透は相棒である黒猫のラテを前に『閉店』を考え始める。 そんな中、カフェを訪ねる若い女性が現れるのだが……。 これは異世界カフェと、それを取り巻く人々の美味しいスローライフな物語。

神獣転生のはずが半神半人になれたので世界を歩き回って第二人生を楽しみます~

御峰。
ファンタジー
不遇な職場で働いていた神楽湊はリフレッシュのため山に登ったのだが、石に躓いてしまい転げ落ちて異世界転生を果たす事となった。 異世界転生を果たした神楽湊だったが…………朱雀の卵!? どうやら神獣に生まれ変わったようだ……。 前世で人だった記憶があり、新しい人生も人として行きたいと願った湊は、進化の選択肢から『半神半人(デミゴット)』を選択する。 神獣朱雀エインフェリアの息子として生まれた湊は、名前アルマを与えられ、妹クレアと弟ルークとともに育つ事となる。 朱雀との生活を楽しんでいたアルマだったが、母エインフェリアの死と「世界を見て回ってほしい」という頼みにより、妹弟と共に旅に出る事を決意する。 そうしてアルマは新しい第二の人生を歩き始めたのである。 究極スキル『道しるべ』を使い、地図を埋めつつ、色んな種族の街に行っては美味しいモノを食べたり、時には自然から採れたての素材で料理をしたりと自由を満喫しながらも、色んな事件に巻き込まれていくのであった。

異世界着ぐるみ転生

こまちゃも
ファンタジー
旧題:着ぐるみ転生 どこにでもいる、普通のOLだった。 会社と部屋を往復する毎日。趣味と言えば、十年以上続けているRPGオンラインゲーム。 ある日気が付くと、森の中だった。 誘拐?ちょっと待て、何この全身モフモフ! 自分の姿が、ゲームで使っていたアバター・・・二足歩行の巨大猫になっていた。 幸い、ゲームで培ったスキルや能力はそのまま。使っていたアイテムバッグも中身入り! 冒険者?そんな怖い事はしません! 目指せ、自給自足! *小説家になろう様でも掲載中です

追放された荷物持ちですが、実は滅んだ竜族の末裔でした~のんびり暮らしたいのに、なぜかそうならない~

ソラリアル
ファンタジー
目が覚めたら、俺は孤児だった。 家族も、家も、居場所もない。 そんな俺を拾ってくれたのは、優しいSランク冒険者のパーティだった。 「荷物持ちでもいい、仲間になれ」 その言葉を信じて、俺は必死についていった。 だけど、自分には何もできないと思っていた。 それでも少しでも役に立ちたくて、夜な夜な一人で力を磨いた。 だけどある日、彼らは言った。 『ここからは危険だ。荷物持ちは、もう必要ない』 それは、俺の身を案じた「優しさ」からの判断だった。 俺も分かっていた。 だから、黙ってそれを受け入れ、静かにパーティを離れた。 「もう誰にも必要とされなくてもいい。一人で、穏やかに生きていこう」 そう思っていた。そのはずだった。 ――だけど。 ダンジョンの地下で出会った古代竜の魂と、 “様々な縁”が重なり、騒がしくなった。 「最強を目指すべくして生まれた存在」 「君と一緒に行かせてくれ。」 「……オリオンを辞めさせた、本当の理由を知っている」 穏やかなスローライフ生活を望んだはずなのに、 世界はまた、勝手に動き出してしまったらしい―― ◇小説家になろう・カクヨムでも同時連載中です◇

元・神獣の世話係 ~神獣さえいればいいと解雇されたけど、心優しいもふもふ神獣は私についてくるようです!~

草乃葉オウル ◆ 書籍発売中
ファンタジー
黒き狼の神獣ガルーと契約を交わし、魔人との戦争を勝利に導いた勇者が天寿をまっとうした。 勇者の養女セフィラは悲しみに暮れつつも、婚約者である王国の王子と幸せに生きていくことを誓う。 だが、王子にとってセフィラは勇者に取り入るための道具でしかなかった。 勇者亡き今、王子はセフィラとの婚約を破棄し、新たな神獣の契約者となって力による国民の支配を目論む。 しかし、ガルーと契約を交わしていたのは最初から勇者ではなくセフィラだったのだ! 真実を知って今さら媚びてくる王子に別れを告げ、セフィラはガルーの背に乗ってお城を飛び出す。 これは少女と世話焼き神獣の癒しに満ちた気ままな旅の物語!

処理中です...