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森で迷子
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「どういうことだ?」
俺とフレイは確かに元来た道を同じように戻ったはずだ。
そのはずなのに広場に着かないどころか、ますます森の奥地へと入り込んでしまったような気がする。
「これはおかしいな、チコは何かわからないかい?」
チコは首を動かして答える。
「フレイ様、私の肌に悪影響を及ぼしているマナがだんだんと強くなってきたことから、どうやら何かの結界のような物が貼られているようです」
「結界!?一体誰が...」
2人で何やら盛り上がっているので完全に置いてけぼりの俺。
「俺にもわかるように話してくれ、結界ってなんだ?」
「結界っていうのは、簡単に言えば簡易的な檻みたいな物で、魔力で辺りを囲んで逃げられないようにする技法だとこの前授業で言ってたよ」
「うっ!」
俺は思わず変な声が出た。
授業のことなどほとんど聞いていないので知ったかぶりを通す。
「ああ、結界ね、分かってる今の話を聞いて思い出した」
「ちなみに授業で言ってたっていうのは嘘だけど、トウマは自分で勉強してるのか、偉いな」
(こいつ、こんな時にまでカマかけてんじゃねぇよ...)
少し意地悪をしてきたあいつを見ながらの警戒を怠らない。
何者か知らないが、俺を閉じ込めるとはいい度胸だ。
さっさとぶちのめしてやろうと一歩を踏み出した時。
「危ない!」
フレイの叫び声が聞こえたと思うと、俺は押し倒されていた。
「痛って~...、おいフレイ何しや...がんだ...」
俺が次に目を開いた時、目に移ったのはフレイの腕から血が流れている光景だった。
血の流れている部分を見てみると、矢尻のような何かが刺さっている。
「お前...なんで俺なんかを庇った!」
「なんでって...友達だろ?」
その答えを聞いた時、やっぱりこいつは頭はいいけど馬鹿だと思った。
だが、そんなこいつが俺は大好きなんだと思う。
「フレイ様!、おのれ!」
チコが矢尻の飛んできた方向に炎を飛ばすが手応えが無さそうな表情をしている。
俺は彼の腕を見てどれくらいの怪我なのか考えた。
腕に矢を受けた事など無いので大体でしか答えを出せないが、恐らく剣を握れない程度だと思う。
敵の影すら見えないので身を伏せて俺たちは敵の正体掴もうとする。
「フレイは敵の姿を見たか?」
「いや、見ていない、気がついたら矢尻が飛んできていたから君を庇ったんだ」
「なるほど、どんなやつかわからないなら逃げたほうがいいんだが、結界ってやつのせいで逃げられないんだよな?」
俺はフレイに情報を求める。
「ああ、結界内で僕たちはあいつらに束縛されているようなものだ、さっきから広場に戻れないのはそのせいだと思う」
「くそっ!、フレイの怪我が心配だってぇのに何もしてやれなくてすまんな、俺がカリンだったらそんな怪我くらい治してやるんだが...」
彼の腕の傷口を見てチッと舌打ちをする。
いや、今は目の前の見えない敵について考えろ!。
とにかく考えを巡らせて頭を使え!。
俺は何か対抗策はないかと頭を動かし始めた。
俺とフレイは確かに元来た道を同じように戻ったはずだ。
そのはずなのに広場に着かないどころか、ますます森の奥地へと入り込んでしまったような気がする。
「これはおかしいな、チコは何かわからないかい?」
チコは首を動かして答える。
「フレイ様、私の肌に悪影響を及ぼしているマナがだんだんと強くなってきたことから、どうやら何かの結界のような物が貼られているようです」
「結界!?一体誰が...」
2人で何やら盛り上がっているので完全に置いてけぼりの俺。
「俺にもわかるように話してくれ、結界ってなんだ?」
「結界っていうのは、簡単に言えば簡易的な檻みたいな物で、魔力で辺りを囲んで逃げられないようにする技法だとこの前授業で言ってたよ」
「うっ!」
俺は思わず変な声が出た。
授業のことなどほとんど聞いていないので知ったかぶりを通す。
「ああ、結界ね、分かってる今の話を聞いて思い出した」
「ちなみに授業で言ってたっていうのは嘘だけど、トウマは自分で勉強してるのか、偉いな」
(こいつ、こんな時にまでカマかけてんじゃねぇよ...)
少し意地悪をしてきたあいつを見ながらの警戒を怠らない。
何者か知らないが、俺を閉じ込めるとはいい度胸だ。
さっさとぶちのめしてやろうと一歩を踏み出した時。
「危ない!」
フレイの叫び声が聞こえたと思うと、俺は押し倒されていた。
「痛って~...、おいフレイ何しや...がんだ...」
俺が次に目を開いた時、目に移ったのはフレイの腕から血が流れている光景だった。
血の流れている部分を見てみると、矢尻のような何かが刺さっている。
「お前...なんで俺なんかを庇った!」
「なんでって...友達だろ?」
その答えを聞いた時、やっぱりこいつは頭はいいけど馬鹿だと思った。
だが、そんなこいつが俺は大好きなんだと思う。
「フレイ様!、おのれ!」
チコが矢尻の飛んできた方向に炎を飛ばすが手応えが無さそうな表情をしている。
俺は彼の腕を見てどれくらいの怪我なのか考えた。
腕に矢を受けた事など無いので大体でしか答えを出せないが、恐らく剣を握れない程度だと思う。
敵の影すら見えないので身を伏せて俺たちは敵の正体掴もうとする。
「フレイは敵の姿を見たか?」
「いや、見ていない、気がついたら矢尻が飛んできていたから君を庇ったんだ」
「なるほど、どんなやつかわからないなら逃げたほうがいいんだが、結界ってやつのせいで逃げられないんだよな?」
俺はフレイに情報を求める。
「ああ、結界内で僕たちはあいつらに束縛されているようなものだ、さっきから広場に戻れないのはそのせいだと思う」
「くそっ!、フレイの怪我が心配だってぇのに何もしてやれなくてすまんな、俺がカリンだったらそんな怪我くらい治してやるんだが...」
彼の腕の傷口を見てチッと舌打ちをする。
いや、今は目の前の見えない敵について考えろ!。
とにかく考えを巡らせて頭を使え!。
俺は何か対抗策はないかと頭を動かし始めた。
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